ウチくる!?(10/26)

オスカーのシマ(違)こと表参道近辺において、福田沙紀さんのおススメ店中心に巡りながら彼女のセンパイ、共演者、家族といったゲストを迎え、これまでの活動にまつわるエピソードなどが披露されていたこちらの放送、前日の知っとこ、メレンゲ同様中々に見応えありました。以下パラパラと感想とか。
・表参道のおシャレ系なお店かー(とんかつの『まい泉』とかもありましたが)、これまでの『恋愛百景』とかで登場した所もありそうだ。
・自分の受けた国民的美少女コンテストについて久保純子さんから「10万人応募」の言葉聞いて「それ、スゴイですね…」「今気付きました」と天然系な福田さん。
・「元々グランプリを取りたかったんじゃなくって、音楽部門賞が欲しかったんですよ」と前日の番組に続いてこちらでも話す福田さん。

福田:演技部門賞を呼ばれてー、出る時に、15番だったんですけど、エントリーナンバーが、『15番』って言われて、「え、私だ!」と思って。「あれ、間違ってんのかな〜」と思って、だからその時の映像見ると、無表情なんですよね、笑ってないんですよ

ここにきて音楽に対する想いを述べる場面が増えたというのは、先日18歳の誕生日を迎えてのことかなーとかちょっと考えてみたりした。個人的にはこれまでに発表された彼女の楽曲はいいものだと思うし(特にアルバム曲)歌声に魅力感じてるから音楽方面の活動も続けて欲しいんでその気持ちが彼女自身から語られるのは嬉しかったりもするのですが、勿論彼女の演技やバラエティ面でのパフォーマンスも好ましいので、という感じで。
・まあ美少女コンの各賞てのはこれまでも本田有花さんが演技でなく音楽部門賞だったり(彼女の場合は歌も演技もどちらもやりたいということでミュージカル女優を志望という位だったから納得ではありますが)木村朱美さんがモデル部門でなく演技部門賞だったりということもありましたし、そこら辺は審査委員の方々がコンテスト中にどんな資質を見出したかってとこなんでしょうけども。難しいもんっすよね。
・上記のこと確かめるため開いてたwikiで第8回音楽部門賞受賞の喜納由梨菜さんや第10回の山添葵さんの名前とか目にしてだんだんしんみりしてきたので話元に戻して、お店移ってとんかつのまい泉に到着した一行は青木さやかさんのお出迎えを受けることに。福田さんが大根おろし用いたおすすめの食べ方とか紹介したりした後、背後から事務所のセンパイ菊川怜さんがこっそり登場。何食わぬ顔で「菊川さんどんな人?」と訊ねる中山秀征さんに「菊川さんはあのー、面白い方です」と正直?に答えるふくさきさん。

菊川:(笑)
中山:クイズ出来そうで出来ないんですよね
菊川:(指差して「コラ!」というようなポーズ)
福田:そ、そこは…
中山:東大ですよ、東大
福田:はい。や、でも、以前、そのー、クイズ番組でご一緒させていただいた時は、あの、リーダーで、引っ張っていってくださったんですけどー
中山:(菊川さんに向かって)お願いしますよ
菊川:(進み出て福田さんの隣に座りながら)はい、お願いされましたー
福田:(振り向いてセンパイに気付いて)アハハハハ!

・映画で共演してることなど紹介されてから、「沙紀ちゃんの方が全然大人っぽくて」と嘆息する菊川さん。

中山:動きがあの、怜ちゃんの方がバタバタしてる
菊川:なるべく、自分を、見えないロープで縛ってる

でもそのバタバタっぷりが持ち味でもあると思いますし。ダイジョブですよ菊川さん。
・そんな菊川センパイはどんな話の流れだったか、卒論で取り上げた位大好きなコンクリートについて熱く語ってました。「配合のバランスと、加えた手のかけ方によって、色んな性格の子供が生まれてくる」ところが魅力だそうです。すげぇ…。
・そんな菊川さんは帰る時も「泥棒ダンス」なる怪しげな忍び足の踊り?で去ってゆきました。途中間違って物置のドア開けてしまうあたりがご愛嬌。
・菊川さんの他にオスカー先輩、米倉涼子さんや上戸彩さんからもビデオメッセージが届いてました。
ウエッティが語る福田さんの最初の印象「目が大きい子だな〜と思いましたね。もう何か、何ていうんだろ、何だろうね、あれ、金魚が2匹みたい」金魚?!
・同じく上戸さんからの「ほんとに忙しいと思うけど、今を乗り越えて下さい。頑張れ!」というのはまさしく同様の多忙さを経験したならではのメッセージという感じだなと思いました。
・上記の映像内で触れられてたオスカーの決まり事について、「青田(典子)さんに聞いたような気がするんですけど、“恋愛しちゃいけない”っていうのもそれに入ってます?」という青木さんからの質問に「入ってますね、確か“5年以内は男女交際禁止”というのが、こう、もう、高々と掲げられて」と答える菊川さん。ただしクボジュンさんの「25歳位でデビューで、5年恋愛しないとちょっと…」という素朴な疑問には「それは、多分、免除だと思う(福田)」とのことでした。まあそりゃそうだよなぁ。全員に適用とかいったら宝塚退団組の皆さんとか大変だろうし。
・途中の青木さんのコーナー『青木さやかの青春プレイバックSHOW』で三つ編み中学生時代の写真パネルを掲げられ、「うーわ何で!」と叫びながら奪い取ろうとする福田さんと「私が一生懸命用意したんだよ!!」ともぎ取る青木さん。
・動揺しながら「どっから入手したんですか〜?」と訊ねる福田さん。

中山:それはもう、ライブラリがすごいですから
福田:え〜…、ネットですか?
中山:ネットじゃない!ちゃんと正規、正規!
青木:ハッハッハ!

・その後青木さんと分かれて新たに着いたお店ではドラマやココリコミラクルで共演した八嶋智人さんが登場。収録時の話の中で印象強かったものがこちら。福田さんのしっかり者っぷりが紹介されるうち、

中山:人前で涙なんか見せない?
福田:ん〜…や、でもー、泣かされました。
八嶋:ハッハッハッハッハッハ!違う違う違う、それはー!
福田:ココリコミラクルでトーク中に、ちょうど『ライフ』をやってる時期に、私がコメントしたらー、別にそのコメントと関係ないのにー、八嶋さんがー、「まぁ沙紀ちゃんは普段からああいう感じだもんね」みたいなこと言い出したんですよ
中山::ああ、「『ライフ』みたいな感じだもんね」って
福田:「ああいう感じだよね」ってことをいい出したんですよ。でもそれを私は、笑って過ごせる程、精神的に追い詰められてやってたのでー、「もう普段からあんな感じだもんね」とか言われてー、初めはー、一生懸命笑ってー
八嶋:(隣でワザとらしくジュースをストローで飲み出す)
福田:(笑いながら八嶋さんをどついて)笑って、こう、受け流そうと思ったんです。「そんなことないですよー」って。でもどんどん何か、涙が出てきちゃって、ま、思いっきりそこはカットされて、オンエアにはならなかったんですけど。私が下向いてる所から始まってて
八嶋:俺も何かちょっと落ち込んでる。みんなに怒られて落ち込んでる。
福田:落ち込んでないですよ!その後もガハガハ喋ってました
八嶋:違うよそれは、ちょっと沙紀ちゃん!

うーむ、何気ないイジリがその時々によってキツい言葉となってしまうこともあるよなー。あのドラマでは演技力を評価される一方で役柄に向けたような厳しい反応受けてしまうこともあったそうだし。
・上記の状況の際、八嶋さんが怖かったこと。

八嶋:や、みんなその、ギャアギャア「八嶋何やってんだ」っていうのはいいんですけど、その陰で、松下(由樹)さんが、無言で「……」(叱責するように唇動かす)ってやったんです。マジだと思って、俺マジで怒られてると思って

松下さん、さすがだ。
・その後の八嶋さんと福田さん

八嶋:それで、収録終わって、謝りに行ったんですよね、一応ね
福田:謝りに来て下さって
八嶋:「本当何か変な、ちょっと変なタイミングで変な感じなっちゃってごめんね」って言ったら、「私こそごめんなさい」って言われて、何てこの子は大人なんだろうって

・その後は、この時埋め合わせのため「何欲しい?」連発してた割に何も買ってもらっていない、という福田さんの指摘と、それに合わせてつい先日誕生日だった彼女のために(小遣い制の中をやりくりして)八嶋さんが色々プレゼント贈る、という流れになってました。
・そんなこんなで八嶋さんとも分かれて着いた次のお店では、福田さんの活動の一番の理解者であるお母さんが登場。これまで番組で明かされてきたエピソードや映像、写真の出所がわかった!と叫ぶ福田さん。
・ここの場面は笑いあり涙ありのエピソードの中、自らも芸能界を目指したことがあっただけに、コンテスト受ける際も受賞後も協力してくれたお母さんの存在は福田さんにとってとても大きいんだなと改めて思った時間でした。
といった具合に充実した約1時間の放送でありました。これからも映画公開に向けての番組出演はまだまだ続くってことで福田さんの姿を見られる機会も更に増えそうだし今後も期待です。
追記:お母さん登場時の模様をも少し詳しく書いてみました。
・渋谷スペイン坂にある、レトロ居酒屋風のご飯屋さん『其のニ』というお店に移った一行。渋谷来た時ここでよくランチするという福田さんにまたもさり気なく、誰と来るのか訊ねる中山さん。そしてここら辺でそろそろと福田さんの後ろにお母さんが登場。

福田:母親とか友達とかきますね。夜は居酒屋やってるので、大人の人は
中山:結構お母さん飲むの?
福田:(頷く)
中山:晩酌してるの?お母さん一人で?
福田:(頷いて)だから付き合えないからちょっと寂しい
中山:あと2年ぐらい
久保:もうちょっとねー、したらねー
福田:「ゴメンネ」っていう
中山:「ゴメンネ」って
福田:一緒に付き合ってあげられないのが可哀想だなっていう
中山:でもねー、それはいずれー、時が来ますからそれはー
久保:お母さんもうちょっと、楽しみにしてるんでしょう、やっぱり
中山:(お母さんに)お子さんも一緒に飲むっていうのは、いずれは
福田:(後ろ向いて飛び退る)アォ!びっくりした!!

・オドロキが治まらない福田さん。

福田:どっから、どっから、どっから?えっ!?
中山:(ちょうど後方にあった小箱指して)お母さんは、その箱に入っててもらった

・色々思い当たる福田さん。

福田:や、この前、なんかこう、昔意の映像を、色々、なんか整理してたんですよ、やっと繋がったんですよね、あの映像。青木さんの時に観た時に

・それからかつて芸能界に挑戦したというお母さんの経歴が語られる。第6回のホリプロスカウトキャラバンに応募して九州地区大会までは行ったけれども、残念ながらそこまでだった、とか。
・まだオドロキが続いてる福田さん。

福田:あのー、今ちょっと、ビックリして ホント放心状態。ホントにいると思わなかったんで

・そして娘が歌手になるとか芸能界に行くということについて、「少しはあったのかなー、女の子だったから」と元々行って欲しい気持ちもあったと語るお母さん。それだけにいざ行くことになった時も

福田母:ま、私のばあいはそんなに、反対はしなかったんですけどー
福田:(すかさず)父が

・でも結局のところ「説得というかもう、そうせざるを得ない感じで、もう決まってるしそんな断れないし、みたいな(福田)」と言う具合だったらしい。そりゃなー天下のオスカーですしなぁ。
・ここでお母さんの宝物だという、福田さんから中学生の頃母の日にお母さんに送られた手紙が中山さんにより読み上げられる事に。「えー全然覚えてない。ホント恥ずかしい!!」と叫ぶ福田さん。

えー今日は 母の日デス。ハイ。。。
で、(手紙マーク)書いてみたよ。
さいきん、おこめ洗ってナイけど、いつでもすっけん。。。
あとはねー拓(=弟)さぁ 調子のってるからさあー
ちょっと一発、やっちゃったほうがイイですよ。。。ね??
まあ、沙紀のグチを聞いてね!!
よろしく〜(ToT)
H/K 今までThank you!これからもSay hello☆
いろいろめんどうかけると思うから。。。よろしくね
あとさぁー ケイタイの料金を少しずつ下げよっけん
こづかいUPして下さい。。。中2で1000円はちょっと
きつかです。これからもよろしくです。
でわでわ、これからも頑張ってねん
I LOVE YOU

・自らの書いた手紙手にして「私、恥ずかしい!何か」と改めて照れるふくさきさん。
・そして娘を支え続けるお母さんからの手紙も

沙紀へ。沙紀が芸能界の道を歩きはじめて5年が経とうとしているね。
すごくあっという間だったような気がします。
演技部門賞の受賞から思いもよらず
すぐにドラマ出演が決まって生活は一変、
中学を卒業するまでの1年半は
熊本から東京を行ったり来たりで
慣れない事ばかりの中、よく頑張ったね。
そして上京して、これまでいろんなお仕事をさせていただけて
夢だった歌手デビューもできて、怖いくらい順調に
芸能生活を送ることができてるよね。
それは やっぱり自分自身の努力もあるだろうけど
ファンの皆様 スタッフの皆様 沙紀の目に見えないところでも
たくさんの方々が沙紀の事を支えて下さっているおかげです。
常に感謝する心、そして優しさを忘れないでいてね。
高校を卒業したら 本当の意味で社会人としての自覚を持って
やっていかなければなりません。
いつでも家族みんな沙紀の事を見守っているからね。
これからも沙紀の成長を楽しみにしています。

・お母さんの言葉にハンカチで涙を拭いながら頷く福田さん。
その後「どうですか、自分のイメージした芸能界と」という中山さんの質問に、「ある意味、こう、本当に、大変なお仕事じゃないですか。でも、やりがいがあるなって、本当に感じますね」と答えた福田さん。

中山:(感慨深げに)随分大人になったんだね
福田:揉まれましたね!(笑)

ということで、改めて彼女にとってのお母さんをはじめとする家族の存在の大きさや、絆の深さを感じる時間でした。