北区つかこうへい劇団「飛龍伝」Bチーム in 北とぴあ・つつじホール(11/6)

小川さんの日記にも触れられてたこちらの舞台を観劇してきました。
Bチームで主演を務めていた高野愛さんは、普段マコラッチョやご本人のブログで垣間見る日常の姿と、こうして演劇の世界を生きている時に受ける印象のギャップに瞠目させられる方だと改めて思いました。ただ、その差というのは演じる人物の激しい感情を観ている側に伝える技量が優れているからで、笑っている時も、叫んでいる表情も、泣き顔も、相手を見つめる瞳の真っ直ぐさも高野さんの元々持つ魅力であり、尚且つそれらの要素を物語上のキャラクターに投影させるのに役者としての確かな素質と豊かな経験が活かされているのだろうというような事も感じたりしました。…って何言ってるか自分でもわかんないっすけど。とにかく目が離せない存在感のすごさでした。
物語としては…時代背景とかは他の本や作品でそれなりに学んでるつもりではあるんですが、こちらの作品が辿ってきた道筋及びストーリーの変化とかあったならそこら辺とかもっと知っておくとより入りやすいんだろうなと。
ただとにかく物語及び役者さん達の勢いと、劇中の言葉でいう“パッション”がハンパないので否応ナシにグイグイ惹き込まれて心もってかれるのは確かです。
ということで、とても心残る劇でした。舞台俳優ってすげぇわー。そして高野さんの出演する舞台この先あったらまたぜひ観たいとも改めて。