散歩道楽特別公演Vol.2『ストロンガー』道楽バージョンin六本木 俳優座劇場(3/17)

11時半の公演観てまいりました。以下感想(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・舞ちゃんが握りこぶしでこちらを見据えるチラシが印象的なこちらの作品、観終えてつくづく、舞ちゃん大人になったなぁと。。や、これまでのライブとかイベントとか他の舞台でもそれは重々感じていたつもりではあったんですけど、こうして主演と言う形でより素を生かす役柄を見事に演じている姿を間近で目にすると、ひときわ感慨深くなりますわ。
・そう、間近っていや今回は端っことは言え最前列だったので後半のバトルシーンとかより臨場感もって鑑賞できました。ただ不思議とわーこんな近くにステージ上の方々が!みたいな緊張は覚えず。それだけ物語内に集中させられたのかも。
・登場する人物は弱かったり強かったり、ひねてたりまっすぐだったり、残酷だったり優しかったり、冷たかったり温かかったりと様々なタイプがいる中、描かれる作品世界・物語の進行はスムーズに進む訳ではない。でも迎えた終幕での兄妹の姿にジワッとくるものがあった。
℃-uteのあとの2人については、岡井ちゃんは主人公の悪友で舞ちゃん演じる育(いく)につきあってワルい言動あったりもするけど基本気のイイ子、中さきちゃんは欠席がちの主人公に反発しつつ気遣う学級委員というそれぞれの役柄がそれぞれハマッてました。
・アフタートークは道楽バージョンにてクセモノの強の旧友カップルを演じた上松コナンさんと川原万季さんが司会で舞ちゃん・田辺奈菜美ちゃん・兄妹の母を演じた小林さやかさんがトークゲストで登場。ここではマイクを持ってない川原さんに何度か舞ちゃんがマイク差し出して川原さんがいいよーみたいに笑顔で手を振って自分で持つよう促してたり、奈菜美ちゃんは自分がトークしてない時はすんごい真剣な表情で他の人の話を聴いていたり、締めの挨拶の時真ん中に座ってらした小林さんが両脇の舞ちゃん・奈菜美ちゃんからマイク差し出されてあらまあみたいに笑ってたりという風になんか全体的にほのぼのした雰囲気でした。
・舞ちゃんが上松さんのあの独特な喋り方のマネしたり奈菜美ちゃんが自己紹介で「育さんの妹の」と言いかけ、ちょっと戸惑ってから「昔の役の」と言い直したりなんて場面もあったり。
・妹と言ってしまいつつもそんな奈菜美ちゃんは実は舞ちゃんより背が高いらしい。そっかー、同時に並ぶシーンはないからわからんかった。1974でもくどぅーさん当初の公演予定時期より大分伸びたと言ってたし、あの位の年齢はかなり成長期なんだなぁ。
・その1974について、パンフレットのメッセージで舞ちゃんが岡井ちゃんと中さきちゃんの名前出すとこでチラリと触れてたりして、おおーと思ったり。
℃-uteの女子楽屋での話も川原さんから出て、その情報によるととてもにぎやかで、かつ“9割は太った、やせたの話”らしい。うわぁーなんともイメージしやすい。
という具合で、本編もアフタートークも充実した内容でした。舞ちゃんの舞台上での成長した姿、岡井ちゃん、中島ちゃんの充実した演技、いずれも観応えありました。これは散歩バージョンも観たかったなぁ。村上東奈さんがお母さんのアルバイト仲間をどう演じてたのかかなり気になる。とにかく、いい時間過ごさせていただきました。観れてよかったです。
追記:実はこちらの舞台、同日の夜公演他の用事が入ってしまい母に譲って代わりに行ってもらったんですが(ベリキューコンに続きありがとう母…)、「面白かった」と。ただ過去と現在が次々交差するから追ってくのがちょっとタイヘンみたいなことも話してました。あと、岡井ちゃん演じる矢花(ヤバナ)のことを“ヤマダ”だと思ってたとのことで、その岡井ちゃんについて「この子すごく上手いね」「すごく活き活きしていて」という言葉にそうだねーと頷きつつ岡井ちゃんほんといいもんなーとなんかニヤけてしまいました。応援してる人がよりいい評価受けるとそれだけで嬉しいもんっすねやっぱ。