ザ・ベストハウス123 on Stage!〜おかしなおかしな探偵物語!・・・は、コレだ!!

〜in 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(6/20)
観てきましたー。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)
・本日も会社を定時から10数分後あたりに退社さしてもらいましてバスに乗ってワカモノの街SHIBUYAへ。そして歩道橋渡ってファミマ横の坂道登って伝承ホール着いたのが大体18時40分頃。パンフレットを購入し中へ。
・開演前、放送でも御馴染みのあの独特なナレーションの方(篠原まさのりさん)から観劇にあたっての注意事項のアナウンスが流れる。
・時間になりいよいよ開演。此度のお芝居、ストーリーはこんな感じ。

今にも潰れそうな探偵事務所に現れた、ひとりの美女。
依頼を受け、探偵たちが調査に訪れたのは、
「ベストハウス」と呼ばれる不思議な屋敷だった。
そこで探偵たちを待ち受ける数々の謎とは・・・!?

仕事の無い2人組の探偵たち(崎本大海・清水良太郎)に、ひとりの美女(緑友利恵)が奇妙な仕事を依頼してきた。
それは、『失踪した妹(小池里奈)を捜し出し、救出して欲しい』というもの。妹は、謎の屋敷を訪ねたまま、消息を絶ったという。
その屋敷の名は、「ベストハウス」……。

屋敷に潜入した探偵たちが目にしたのは、何の目的か分からない怪しい会議。どうやら、映像図鑑の編さん風景を収録しているらしい。
奇妙な住民たち(和田正人鎌苅健太)、ちぐはぐな司会役(本上まなみ山根良顕)、管理人(松井絵里奈)、バンド(ピストルバルブ)までが参加して、森羅万象の“ベスト3”を決めようとしているようだ。

果たして、この屋敷で、失踪した妹を見つけられるのか?
彼女の失踪の原因は何だったのか?この屋敷に、その原因は関係あるのか?
依頼者の姉につきまとう刑事たち(穴吹一朗・魚建)の影… 何やらデカい事件の香りもする。
屋敷を探れば探るほど、生まれてくる新たな謎。
そして、いまだに姿を現さない屋敷のオーナーの正体とは?!
〜おかしなおかしな探偵物語!…はこれだ!!〜

・まだ上演中で、物語の後半については知らない方が楽しめる舞台とも思いますので簡易感想。まず上で言うところの“奇妙な住民たち”の和田さん・鎌苅さん上手いなーと。左記の役の他に再現映像?とかある人物達の過去の姿とか演じてたりするんですが、存在感あってキャラクターの輪郭がはっきりしてていいなと思いました。
ピストルバルブさんはちょくちょく音楽でも、そして映像収録の場面でも登場されてたんですが、3人でもインパクト大なパフォーマンスだなー。演技も中々に自然。テーマ曲いい感じっすね。
・こちらの舞台、この日のチケットを購入したのはハーモニーのガツドル後継者こと松井絵里奈さんとアップフロントの秘密兵器な印象ある吉川友さんが共に登場し、しかもアフタートークまで行うからだったんですが、お2人の活躍は期待以上でした。松井さんは初出演時の映像を皮切りに、いいとこを共演者に持ってかれたりプレゼンを親交のある福井アナと平井アナにお任せしようとしたりといった過去の模様を次々に突っ込まれた挙句、当時の怖かったこととしてマネージャー(社長)に2時間説教された上「ギャラ泥棒帰りまーす!」とか言わされてスタジオ退出させられたというエピソードを披露(楽屋片付けられなくてスタッフさん困ったらしい)。一方吉川さんは上述の“映像図鑑の編さん風景”にて実際にプレゼンを行うもそのお題が“好きなブツブツベスト3”とかで会場をどよめかせ(また出してくる例が鳥肌とかすり傷で出来るブツブツとかカットスイカを日にかざした時とかイチゴの種(ホントは種じゃなくて実だけどと自ら注釈)とかだったのもビミョウな空気を増幅)、その後のお芝居パートでは松井さん演じる管理人が崎本さん・清水さん演じる探偵及びその助手とモメて「警察と“歌”、どっちがいい?」とナゾの振りをしたところで登場してオンステージを披露してました。おおー思わぬところで7/11発売の新曲『ここから始まるんだ!』を聴けた〜。
・続いて松井さんは清水さんといわゆる“歌うま”テイストで勝負、清水さんは尾崎豊、松井さんはayuを熱唱。すげぇ、これまた間近で歌うま世界を味わえるとは思わなんだ。
・そんな具合で登場してたお2人、後半にはほぼ登場しないのですが、この日はアフタートークでも肩並べて談笑してて貴重な光景だーと思いながら見てました。
・和田さん(としっかり名前読み上げられてた)エピソードの際に番組と同様のテーブルで隣同士に着席してた松井さんと吉川さんが頷きながら苦笑し合っててきっかさんもW社長についての知識あるのかーとか。
・初出演した頃とかカメラの横にそのW社長の顔があって怖かったという松井さん。でも2時間説教とかスタジオでの様子を見守った上でのダメ出しとかある意味その存在をかってないとやらないことだとも思う。そう考えると松井さんは彼女自身の努力に加えてW社長のお膝元であるハーモニーに所属してるというのは意義あることと言えるのだろうなぁと改めて考えたりしました。
・話戻して、お芝居パートでもアフタートークでもしばしば肩並べて立ってた松井さんと吉川さん。ぱっと見カワイイ・キレイな娘さん2人が佇んでる光景なのに何故シュールに感じてしまうのだろうか。まあ、基本笑顔保ってるお2人だけど松井さんが演技する際に割かしコテッコテなナゾの関西風キャラクターになってたり一方相手の話聞き入ったり客席に目を向けたりしてる時のきっかさんの真顔と眼差しが超鋭くてドキドキ。くの一役とかやれそうだよきっかさん。
・アフタートークには上演中の質問コーナーでも思いっ切り挙手してたサーターアンダギーの山田親太郎さんと森さんという方も登場してました。関係者席にいたのにステージ上に出てきたものだからファンの方たちはじめ会場中盛り上がりまくり。何故かぐしけんよーこーさんのベスト3とか披露する山田さん。
そんな具合で、TV上のバラエティを間近で味わうような、でもお芝居パートはそれはそれで見応えあるという風な、そんなステージでございました。何より“スタジオはこんな空気”“本領発揮”“収録ならカットされてる”と言われ放題な所謂“スベリーナ”としての・更には歌うま等で歌唱力という部門でもじょじょにジツリキ評価されつつある松井さんの姿や自らのホーム以外の土地でも必要に応じてパッと斬り込める胆力ある吉川さんのあり様を間近で堪能できた点でもうシアワセ。楽しかったり脳裏に残ったりする場面幾つもあって、行けてよかったです。