モーニング娘。9期10期「BS-TBSサマーパーティ2012」 in 赤坂BLITZ(8/22)

1公演目の『女子落語』と3公演目の『赤坂 Shall we ダンス?』行ってきましたー。以下感想とか(毎度ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)
・会社を早退して地下鉄乗って赤坂へ。数分待ったら開場時間になり入場。
○8/22 1公演目『女子落語』
・正面に大きなモニターがあって開演前は客席が映し出されてる。平面な開場だから確かに後方の席だとああいう画面必要だよなー。
・時間になり、まずは指導役?の立川志ら乃さんが出てきて「こんな昼間から…」みたく客席をイジりつつ趣旨説明。「自分は今二つ目で、12月に真打ちになる記念の会があるのだけどそのチケットの値段が4千いくらか、で今回は5千円というこの差」「自分も可愛い女の子ならよかった」「料金の元を取るにはとにかく両脇に座るメンバーの姿を眺めること!」などなど、さすが落語家というトーク力。
・そんな志ら乃さんの、メンバーは「今回はぶっつけ本番」との言葉に盛り上がる会場。但し続けて、「事前に話していてもダメそうな娘が何人かいる」なんてセリフも。
・説明が終わって、いよいよ出囃子にのってメンバー登場。まずは自己紹介して、という志ら乃さん。「若い子は誰が誰だかわからない」とかいう志ら乃さんに「あれ、結構知ってましたよね?」とメンバーから不思議そうな声が。
・そのとおり、端に並んでた譜久村さんに「まずは、ハロヲタ!」と指したのを皮切りに、生田さんに「会長!」飯窪さんには「高尾山!」など 事前予習カンペキ過ぎかつ的確過ぎじゃないすか!更に生田さんにはガキさん生写真プレゼントしたり(これで会長のテンションはウナギのぼりに)。
志ら乃さんから“ひゃっほーい”と紹介された鞘師さん(ホント詳しいなぁ)、夏休みの宿題やったか尋ねられ、「ポスターはやりました!(ドヤ顔)」他のは、と重ねて問われ「ドリルが70ページくらい残ってます」会場「エエー」
・ポスターのくだりで、どの位の大きさの絵かという質問にこの位、と肩幅より狭いくらいの長方形を宙に描く鞘師さん。小さいと突っ込まれてた中でズッキさんが「四つ切くらい?」と聞いてて「うん、そう」と多分わかってないながらも頷く鞘師さん。「そういうの(大きさの単位)があるんですよ」と説明してたズッキさん。お父さんが写真撮ったりするんだろうか。
・続けて「小学生まではよかったけど、中学の勉強がわからない(ウロ覚え)、でも学校で小学生の部分のテスト?をやったら全問正解だった!」とまたも胸張る鞘師さんと、そんな同期の頭をポンポンするズッキさん。
・自分の挨拶の時、なんかよくわからなくなっちゃった優樹ちゃんの「ダー」という呟きを受けてイノキの1,2,3ダー!の動きをしてみせるズッキさん。それがツボで笑いがとまらなくなっちゃう優樹ちゃん。
・くどぅーさんはエッグ時代のマネージャーさんから始まり略してどぅーと呼ばれることが多いけれど、、まぁちゃんのみ“DO(ディーオー)どぅー”と呼んだりするらしい。

志ら乃:“ドゥー”2回言ってますね

・そして、2人からお知らせ、と松葉杖ついただーいしさんと左膝にサポーターつけたくどぅーさんが前に。「卒業!?」との声に「違います!!!」と全力で否定しつつ、まず石田さんが足を捻挫したため基本座っての参加となること、くどぅーさんも暴れすぎて左膝痛めたので大人しくしてると報告。但し「動けない分口出してく」とやるきマンマンなくどぅーさん。何でも、志ら乃さんが毒舌と聴いて、「よし、対抗してやろう!」と思ったらしい。喋りで身を立ててる人にも全力でかかっていく直進精神さすが。
・自己紹介後、まずは落語とはこんな感じ、と志ら乃さんが短めの一席を演じる。続いていよいよ娘。さんの番ですが、流れとしてはメンバーを2チームに分け、両組から1人ずつ出て志ら乃さんが選んだ噺をアレンジして演じさせ、対決させるという感じでした。ここであまり動けないペアをリーダーにし、各リーダーがメンバーを指名していくことになり。全身でイヤがる10期負けずぎらいペア。「うらまれるじゃん、やだこれ(工藤)」
・一方、選ばれるメンバー側もドキドキ。怖がって抱き合う飯窪さん・佐藤ちゃんや鞘師さんの後ろに隠れるズッキさんという光景が。
・まずは、石田さんが譜久村さんを指名。と、飯窪さんが選ばれると思ったとの声が上がる。「私もそう思った!!(飯窪)」)。その声を受けて、「じゃあ、飯窪さん」とくどぅーさん。
・続けて石田さんチームにズッキさん、くどぅーさん側に生田さん、そしてあと2人となったところで、佐藤ちゃんを選んだだーいしさん。おおー大胆チョイス!一人残ってええーという鞘師さんにやーいと囃し立てるズッキさん。そんなん言ってもーさっきからラブラブだったクセにー!てかある意味ラブラブだからこの空気和まそうとしての言葉か?
・チームが決まって、それぞれ左右に分かれる際、さっと「どぅーチームあっちに行こう!」と下手側に集合かけた工藤さん。それまで自分と石田さんが座っていたのが上手側で、だーいしさんの足の具合を慮ってと思われますが、周囲の状況を見て決断し行動に移す一連の動きの素早ささり気なさに感歎しました。
・そして演じる順番決めとなり、リーダーからチームの1番手を言い渡された飯窪さん。「あなた、何の権限があって!」とくってかかる。「リーダーですよ!あなたこそ何の権限があって!(志ら乃)」
・一方のだーいしさんチームからはズッキさんが。まずお手本を演じる志ら乃さんの高座を真剣な面持ちで眺める2人。完全に観客気分で笑い転げるメンバー達を「ちょっと黙っておいてくれ!」と手で押さえつつ、聞き入るも緊張の面持ちを隠せないズッキさん。そんな彼女に「見たものをやればいいんですよ♪」と笑顔で励ます?チームリーダー。いや、確かにそうですけど…さり気にちょくちょく大胆発言されますなだーいしさん。
・そんでもって、最初に高座を披露したズッキさん。トップバッターてことでどうしてもぎこちないとこはあったけども、生田さんとガキさんという黄金ペアを登場させ、オチまできっちり持っていってました。志ら乃さんからも「お父さんが笑いに厳しいだけあってよくやりますよ」「中々出来ることじゃないですよ」とお褒めの言葉が。あと「あんた、真面目だね」とも。おおーよかったすね、ズッキさん。
・続いての飯窪さん、こちらもまぁちゃんやくどぅーさん登場させて、しかもそのモノマネも上手。何でも親御さんの知り合いの落語家さんをご自宅に招いて一席やってもらったこととかもあるらしい。なんすかその古典芸能学習にうってつけの家庭環境は。そんな経験及び普段のお笑い好きの素養が相まって見事な一席でした。
・生田さんvs優樹ちゃんて、すごいとこ組み合わせるなぁ。
・展開に困ってどうする?と自チームを振り返る生田さん。「どうするって言われても困りますよ(工藤)」
・緊張してウロウロしてる優樹ちゃんに「人生のうちの数分間だよ」とズッキさん。1歳違いながらさすがセンパイな励まし!
・鞘師さんと譜久村さんは同期対決及び前の組の演目を自分たちもやりたい、とヤッシーさんがリクエストしたこともあって結構落ち着いた感じだったかな。
・そして迎えた負傷リーダー対決。2つ用意してあるから、マネージャーさんOKが出るかどうかで決めて、と言ってまず『目薬』という下ネタ落語(色っぽい方でなく小5男子系?)(あ、でも途中で多少タモリ倶楽部オープニング映像を見てる人的な演技できるところがあるか←何だそりゃ)を演じる志ら乃さん。この一席を見終えたあとのくどぅーさんだーいしさんのドン引きっぷりがすごかった。「あの、中学1年生いるんで(工藤)」
・しかし、全員が引いてるかと思いきや「お尻くらいいいじゃない」とか言い出すメンバーも。てかあの鞘師さん、何後輩に熱心に下ネタやらせたがってんすか。
・更にマネージャーさんのOKも出てしまい(袖でニヤニヤしてたらしい)、え、マジであれを演るのか!?と場内がざわつくもくどぅーさんの「ヤダヤダヤダヤダ!」という訴えにより結局無難な方の『強情灸』という噺をやることに。くどぅーさんの“生ヤダヤダ連呼”初めて聞けてなんかトクした感じだ(?)。
・ただ、この噺でもお灸の説明に志ら乃さんが苦労したり石川五右衛門のエピソードを入れる意味がわからない、とくどぅーさんが訴えたり、と色々あったけれど、何とか高座を開始。
・座布団に座れないので腰掛ける様子がキュートで“お茶屋さんの娘”と評されてた石田さん。
・やたら同期の特徴捉えるのが上手いくどぅーさん。特に対戦相手のだーいしさんのマネが秀逸。
・まぁちゃんを叱る自分自身の真似を見て、「こんな風にみられてたんだ…」と凹む石田さんと「違うよ?」と急いでフォローするくどぅーさん。
そんなこんなで他にも色んなエピソードあった中で対決終了。さて、勝敗は…と両チームの出来についてオーディエンスに向けて志ら乃さんが拍手で判定を求めるも、同じくらい、としてすばやく「引き分け!」を宣言してました。うん、全体で見たらそうだったと思う。
・そして、メンバーから落語を演じたことの感想等あって、志ら乃さんからのコメントあってイベント終了。
・2公演目はチケット取ってなかったので昼食&寝不足を補うためマンガ喫茶へ。TBS近くの というお店、色々行き届いていて居心地よかったです。休養取ったところで再びTBS前へ。
○8/22 3公演目『赤坂 Shall we ダンス?
・こちらの公演は発売時は1階が整理番号制の自由席で2階指定席だったので2階を購入してまして、2階の呼び込みは1階が一区切りついてからという風に案内うけたのでしばらく待ってたら、1階整理番号50番まで呼ばれたところでおもむろに2階指定席の方ー!という声が聞こえ慌てて入り口に。中に入って2階購入者が揃ったところで、スタッフさんから2階席を購入されていますが、よろしければ1階か2階どちらか選ぶように、との案内を受ける。椅子もあるようだし、まあせっかくだから、と1階をチョイスしたらば、1公演目よりさらに前の方、4列目に座れてしまいラッキーと思いつつややフクザツな気分にも。まあ平日公演で、しかも3日続けて赤坂でイベントとなれば仕方ないところあるよな…。
・でもいざイベント始まったら、こちらの回も相当盛り上がりました。2公演目とかなり同じ内容だったようで、どちらも参加してる人にはオトナの対応が求められていた。
・こちらの仕切りはパパイヤ鈴木さん。自らの開発したアプリを用いての4人メンバーを選出しての創作ダンスコーナーや、これまた2チームに分かれての対決で、チームごと2人ずつ組んで指定された楽曲に合わせた振り付けで勝負する企画、振り付け組が考えてる間に残ったメンバーで行うクイズコーナー、そしてオリジナル振り付けの対決、ラストはメンバーが客席に『元気ピカッピカッ!』の振りを教え、会場全体で踊って終了という流れでした。
・振り付け勝負は譜久村さんと鞘師さん、生田さんと佐藤ちゃんのペア。本当は9期・10期となる筈だけれど、2人がケガしてるからピンチヒッターです、と説明する鞘師さん。なるほどなー。
・こちらの対決では、前者のコンビの安定感はやはりさすがでした。ただ、後者についても予想してたとこより断然すごくて、まぁちゃん激しく動けてるし生田さん側転までかますし、ナニゴトだこの破天荒想定以上ペアは!?
・ということで、そのギャップもあってか客席からの拍手の多さから勝利は天然ペアが勝ち取ったのでした。もちろん鞘師さんと譜久村さんコンビもすごいクオリティ高かったんすけどもねぇ。
・罰ゲームで鞘師さんはキス顔、譜久村さんはヘン顔披露することに。頑張るもだんだん可愛くなってってる、と指摘される9期最年長と、頑張ってカメラに向けてキス顔するも終わった途端恥ずかしくてズッキさんに駆け寄るダンスマスター。
・締めの振り付け講座はワンフレーズごとにメンバーが歌いながら教えてくのでメンバーの生歌聞けるというおトク感もありました。くどぅーさんや佐藤ちゃんもしっかり歌えてるよなー。特に優樹ちゃんかなりしっかりした声でおおーと思った。
・サビの振りで隣のだーいしさんに手ぶつけて謝るくどぅーさん。
・締めの挨拶で“ダンスは授業では振り付けしたこともある。 ほとんど話したことない子ともよく話すようになって、ダンスを通じて仲良くなれた”といったことから今回のイベント・ダンスの効用についての話に繋げたズッキさん。きちんと考えてるんだなと。 

そんな具合に、落語、ダンス共にとても楽しいイベントでした。
個性溢れる9期、10期がライバル心を持ちながらも互いのことを認め合い思いやりを持ち励まし、気持ちのいい雰囲気が保たれていたといたのは、各回で仕切りを務めた立川志ら乃さん、パパイヤ鈴木さんのお2人とも、各メンバーを理解し、突っ込み入れたり適度に毒吐いたりしながらも根源のところでは彼女達にきちんと向き合いその基礎力を認めつつ教え導く気持ちで接しているというのも大きかったのではないかと感じました。
個人的に嬉しかったのは、香音ちゃんが生真面目さを認められていたこと。
各回の挨拶でもオチをつけまとめようという気持ち(ただし今回のようなイジりの上手な方がMC務める場合は、自分をその場の感覚で喋ってしまう方がという面もあるのかもしれないけれど、)、落語では状況がつかめない中トップバッターをやり切ったという度胸。柳原可奈子さんもだけど、“芸”を売りとして生きている人にその系統の感覚や心意気を評価されるというのはとてもすごいことだと思います。またハロプロ夏コンでも感じたけれど、笑顔や他のメンバーとのじゃれ合いが多々見られてよかったなとも感じました。
あー全然あの空間の持つ和みパワーや充足力を書ききれてないな〜。
でもとにかく、今の娘。ティーンズチームのそれぞれの持ち味が見えるイベントで、彼女達が喋って何かに挑戦して笑いあったり悔しがったり楽しげだったりする姿から場内に幸せな空気が満たされているといった催しでした。行くことが出来て、あの場でハッピー感を味わえてよかったです。
追記:2公演目では鞘師さんとズッキさんがダンスバトルでコンビ組んだそうで。見たかったー!
追記2:3公演目の時にQ太郎さんとお話させて頂きました。色々情報もお聞きしたりハロー関係のお話出来て楽しかったです。 ありがとうございました。