劇団ゲキハロ第12回公演「キャッツ♥アイ」 in 池袋サンシャイン劇場(9/23)

Bパターン初日夜公演行ってきました〜。以下感想的な(ヘロッヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)
・本日はちょっと板橋で用事があったのでそれを済ませてそのまま明治通り沿いに池袋まで歩いてみたらちょうど開場数分前に劇場前に到着。そのまま中に入って少しして客席に。
・この回は、端っこながら結構前の方の列だったのでメンバーが近くにくることもしばしばあって結構おおーという感じでした。
・そして、感想としましてはー、“梨沙子ちゃん演技すごい!”“中さきさんの入り込み力がハンパない!”“熊さんは何故ここぞという時ああも凛々しくなるんだ”と。メイン張ってた探偵2人と元天才子役だったお嬢様のキャラクター、演じる3人にしっくりはまっていて、こういう時の脚本・演出務められてる塩田泰造さんの宛書きの利き方すごいなーと改めて思った。
大人の麦茶の皆様や死守セヨの八十重の印象も強い横山一敏さんといった役者さん達のさり気なく、でも味わい深く巧みな作品構築力もさすが。
・そうそう、大人の役者さん達の中では、散歩道楽の鉄炮塚雅よさんの演技も相当に心に残りました。ある意味物語のキーポイント占めてるんですもんね。そして鉄炮塚さん演じる人物に関わる重要な事柄が行われる際の中さきさんが、ああーもう、すごい。熊井さんが言ってたという場面、きっとあそこだな。
・キャッツの3姉妹、こちらのパターンでは“盗まれる側”から見た“盗む”立場としてまた異なる視点で登場してて、これまた興味深かった。特に矢島さん演じる瞳、こっちでのキャラクターも好きだな。
・浅谷刑事もちょうどAパターン登場当初のキツさも抜けてきて…あたりの雰囲気を出していて、更にちょっとしたオチャメさや、そして見せ場もあったりとこれまたよかった。
・そう、ラストに歌われる『キャッツアイ』のテーマ、こちらバージョンのナチュラル感も大いに好みでございますっつかウマいなーと唸らされた。あそこからあのままああいう風に入ってああいう感じで締めるとは、お見事!
という感じで、抽象的で申し訳であるのですが、観終えて色々思い起こす度に様々な新たな事柄や感情が浮かび上がってきては再び胸の奥に沁みこんでいくような、そんな作品だったと思う。いい時間を過ごさせていただきました。こちらのパターンも次に観れる機会があるのが楽しみです。