ミュージカル『RENT』in 日比谷 シアタークリエ(11/29)

会社帰りに観てまいりましたー。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&ネタばれ念のため注意)。
・2012版2度目の鑑賞。実はこの日の公演、間違って購入してしまったんです。というのもそもそもミーハーなもんでお目当てのソニンが出演する回しかこの作品を観劇したことがありませんで今年もその積もりだったんですが、蓋を開けたらおおっともうお一人の方出演の回だったー!と。でもWキャストの方がどういう風に演じてらっしゃるのか観てみたいからちょうどいっか、ということで興味津々で日比谷の駅から会場へ。
・結果、もう一公演観れたのはいい機会だったと。ソニンが演じていたモーリーンという役をこの日担当していたのは上木彩矢さんという方。髪型もだけど話し方がソニンの演じるキャラと比べるとちょっとマニッシュな印象で声がハスキーボイスなのも加わってどちらかというとさっぱりした印象を持ちました。どちらかどうとかいうんでなくて、ソニンソニンで愛嬌あるその時々によって甘え上手だったり奔放だったりする役柄の持ち味を濃く感じさせてたし、両者の演ずるキャラクターを目にすることが出来てよかったっす。
・Wキャストの中では、ロジャー役、エンジェル役の方も前回と違って、24日夜はそれぞれジュリアンさん、田中ロウマさん、今回は中村倫也さん、ヨウスケ・クロフォードさんでした。キャストが異なるとその相手方も演じ方を合わせて変えてる感じなのが興味深かったです。
中村倫也さんの歌い方とか佇まい結構いいなーと思いました。他の舞台で演じる姿観たくなった。
・その中村さん演じるロジャーとミミ役のJenniferさんがユニゾンで始めてハモリになって全体に広がっていく歌、圧巻だったなぁ。
・あと今回の席、やや端ながらも2列目というかなりの近さで、何せキャストの唱うシーンではスピーカーを通した歌の他に生で発している声も聴こえたり、ステージ上に組まれたセットを無尽に激しく動き回るキャストの巻き起こした風が感じられたりするという中々に貴重な体験させてもらいました。アンサンブルの方々の早着替えの模様も見て取れたし。色んな役柄に数瞬で変化しててすごいっすね。
ということで作品全体の流れとかも色々観れた気がした今回の鑑賞(普段どうしてもお目当てのメンバーに集中しちゃうんで)、中々に新鮮でよかったです。ただ、今回もうお一人のキャストによる演技・パフォーマンスを目にした後で、もう一度モーリーンという女性を演じるソニンを観たくなったのも事実で。一旦異なる物語世界を味わった後はどんな発見があるだろう、と思ったりしまして。ただ、個人的には先日の公演でソニンの舞台上の姿はしばしお預けになっちゃうんですよね。何せ一年の留学が控えているのだから。でも、それこそ広い世界で様々な学びを得て帰ってきた彼女の演技を味わえるというのはとても楽しみなことだし、ほんと応援したいと思っています。
そこは置いといて、とにかく新たな感覚で鑑賞することが出来ていい経験させてもらいました。