人狼ザ・ライブプレイングシアターX 吸血鬼〜渇愛の宴〜 in 吉祥寺シアター(6/16)

ミッツィーさんこと光井愛佳さん出演のこちらの舞台に行ってきてたんでしたー。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&一応ネタばれ注意)。
・お久しぶりの吉祥寺、こちらの会場には何回か来たことがある。開場まで少し時間あったので、会場近くのコンビニで買い物してから建物の中に入ったら既にかなりの列が。そうか、S席は指定だけどA席は自由席だからなーと思いつつ列に並んでるうち時間になり入場開始。なんとか席に余裕のある内に座れてほっと一安心。結構後ろの方になってしまったけど全体見渡せたんでよかったです。
・舞台の内容は、妹の心臓を食べて(ってサラッと書いたけどコワいな)吸血鬼になった男が妹を復活させるために世界の美女達を甘言をもって呼び寄せ競わせて蟲毒の方式で最後の勝利者を妹の体に用いようとする儀式を行ってるんだけども、その大事な儀式になんと自分の血を引いた3人の人狼が紛れ込んじゃってることがわかったのでなんとか彼らを炙り出して殺し儀式を成功させようーとする、みたいな。で、競う立場の女性たちも色んな背景があって、永遠の美が欲しいだけで別に殺し合いに参加したくて来たんじゃないんだけどーという状態の中、でも人狼を探さないと自分も殺されちゃう、てことでやむを得ずこれと思った人物を投票で選んでいく。てことでそういう物語背景と共に人狼ゲーム(人狼と人間と特別な能力ある人間≪狩人、預言者、霊媒師≫あと人間なのに人狼の味方する≪狂人≫によるゲーム)が行われる訳で。
・この“人狼”というゲーム、以前まこっちゃんが出演した『バレルナキケン』チャリティーイベントで観てその存在を知ったんですが(んでもって今ではTVでも放送されてるそうで)これ舞台として演じつつゲームするの相当タイヘンそうだなーと思うと共に、やはり何度かこうしたスタイルの舞台に慣れてる方の存在が肝だなーと感じました。人の発言をまとめたり誰を犠牲者とするかの議論を進めたりといった役割を上手いこと果たしてらしたのは教祖キャサリン役の都倉伶奈さんや大富豪の娘ドリス役の森本未来さんといった方々だったような。
・数々の個性豊かな美女達の中、ミッツィーさんはシンガーのリバティ役として出演されてて、どうしても生来の気ぃ遣いかつ遠慮しぃな性格でもってああ、どうしようかな、みたいな表情浮かべてる時あったのだけど、共演の方の、こちらも気遣いやうまい振り、あとちょっとした時に思い切って喋ろう、という頑張りでもって発言したり行動したりして、最終日のこの日は人狼として生き残るのに成功しててよかったーと思いました。“カワイイから疑えない”とか言われてて、その妹っぽい扱われ方になんかほのぼの。
・他に出演されてた方の中で特に印象残ったのは童話作家フローラを演じてた稲村優奈さんやアスリート・サラ役の真下玲奈さんかなー。稲村さんはほんわかかわいらしい雰囲気、真下さんはキリッとした佇まいがそれぞれいいなーと思いました。
・千秋楽ということで、影の主役?吸血鬼ユーリをこの日演じてた谷口賢志さんが客席からのダブルコールに応えて美女達にせっかくだから一言ずつ感想言って、と促したところ、皆様それぞれゲーム・演技で大変だったところや溢れる感慨を次々に語りだし、ラストに口開いた谷口さんが「一言って言ったのにだれも守ってくれないっていうね」とシミジミ述べてらしたのがツボでした。12人(妹エヴァ役のTORICOさん含めたら13人)の女性キャストに囲まれての1人男性役って結構な圧がありそうだなー。おつかれさまです!
追記:そういや舞台『さよなら また逢う日まで』のトークショーで行われた“スパイゲーム”も、ちょいと人狼ゲームと相似点感じるよなーなんて。そして上記作品に出演してらした佐藤美貴さんが今回の作品で美女の1人として登場したらスゴいことなりそう、彼女がついた側(人間なら人間が、人狼なら人狼)が勝ちそうだなぁということもちょっと脳裏に浮かんだりする今日この頃。関係ないけど佐藤さんの出演舞台もまた観たいなー。