Berryz工房10周年記念 日本武道館スッペシャルライブ2013〜やっぱりあなたなしでは生きてゆけない〜(11/29)

行ってきました。以下感想とか(ホントヘロヘロ申し訳(いろいろ抜けてます)&一応ネタばれ注意)。
・前日に引き続いて東京に泊まれたらよかったんですが、そうも行かず一旦群馬戻って職場に顔出して、昼過ぎに電車乗って再上京ー。夕方過ぎ会場着き、DVD購入して中へ。席は今回は南西スタンド2F。今回も割かし眺めよかった。つか昨日もですが何故か前の席の人が来なくて結果見晴らし良いという、勿体ないと思いつつラッキーでもある事象が生じてました。
・冒頭、わーぁそうきたか!そしてメンバー紹介映像、その曲当時の!こりゃヤラレるよーそう、ショート佐紀ちゃん!この髪型におっと思わされたんだよなー。もちろん今のヘアスタイルもダンスに映えるしハマッてると思いますよ!
・そして『ROCKエロティック』に『Loving to you Much』続けざまにここで2曲も!個人的ツボ曲が!佐紀ちゃんの切れ味としなやかさが並び立つダンスとラップがいきなり堪能できてしまうという豪華仕様!
・熊さんによるリリースCD解説。もちろん全部とは行かず熊井ちゃんにより幾つかチョイスされたものだったんですが、その説明っぷりが「あーこの辺は恥ずかしいシリーズね」とか「この衣装熱かった!」とか(後者は『愛の弾丸』)といった、ある意味期待違わぬトークでした。しかしその中で、「この頃は学校との両立大変だった」「ランドセルをコインロッカーに入れて仕事に行っていた」といったエピソードにじんわりすると共に、今も熊さんは大学通いながら活動してるんだもんなぁ、えらいよなあ…とシミジミしたりも。
千奈美ちゃんの笑顔ってほんっと満開で気持ちを明るくさせてくれるなぁ。
茉麻ちゃんのアオり好きっすわー。
・半ば以上期待してたサプライズとして、中盤に℃-ute登場。岡井ちゃんのスムーズな司会のもと、Berryzメンバーの『がんばっちゃえ!』時の衣装でこれまで未公開なショットが披露される。サキッチのボーイッシュ→フェミニン、菅谷さんの可憐→迫力もとい豪奢さ等それぞれの変貌が印象深かったけど、締めの茉麻ちゃんの半目ショットがインパクト大過ぎて…。千聖ちゃんによると、当時の写真、茉麻ちゃん分はそれしか見つからなかったらしい。ホントっすか!?
・そして、当初は青春劇場とか甘酸っぱい春に〜とか、もしくはあの合体したら、なナンバーかな?と予測してたのがその後披露されたのが何と上記衣装にちなんだ『がんばっちゃえ!』!これまたそうきたかー!だよ!当時ハロー!プロジェクト・キッズとして共に活動していた頃の、そして今はそれぞれ個性を持ち競い合う、でも互いに認め合い尊敬しているという関係性の2つのグループ、そのメンバー。様々なことを乗り越えてきたからこその間柄のメンバーが、並び立ち笑顔で歌う姿、ジンとくるでしょそりゃもう。
・なお、この共同ステージ模様については℃-uteブログで5人が書き表してた内容もステキでした。特に舞美ちゃん…沁みたわー。そして選んだ2ショットはやっぱ千奈美ちゃんというガチっぷりがまたナイス。
・もう一曲、こちらもタイトルからしてクるものがある『ライバル』を12人で歌って、℃-uteが新曲披露して、そしてチビッ子がわらわら登場してなるほどーここで研修生ステージなんだ、と思って恒例の『彼女になりたい!』が始まって、最初自分は気づかなかったんですよ。でもよくみたら、ん、菅谷?徳永?須藤?熊井?そして、清水!?
・そう、お馴染みの名字付きTシャツ、研修生ビギナーには親切仕様のあの衣装を着たお姉さんたちが紛れ込んでたっつーことで、最年長の筈の金子さんを巻き込んだ小芝居が繰り広げられ(千奈美ちゃんのこと“徳永!”て呼んでた!)、ついにはももちお姉さんが出てきて乗り気じゃない5人をも強引に納得させ、許してにゃん体操をみんなで踊ったんでありました。熊井ちゃん特にちっちゃく!と指示が飛んだり、キャプテンの“そこ、言わんのかい!”が聴けたしで面白かったっす。
・で、ユカイな感じに進行させたと思えば雅ちゃんの挨拶と涙…わーヤラれるよーこれまたー。
・そんな風にしんみりと楽しさが入り混じり、そして緩急ついたメドレー、勢いよく畳みかける後半経て、Berryzコールの後登場したメンバーによるMC。武道館について、一人ひとり想いを語る。あっさりさと熱さとストイックさとマイペースさと。そんな要素が不思議に共存し合ってるBerryzの良さを感じさせる言葉たち。そして、ラストはキャプテン。
・「私の力が足りなくて、皆の意見が分かれたこともあって」そんな風に彼女は言った。それは違う、と場内の多くの人は感じたと思う。元々、“武道館公演”ということがどこかしら“降ってわいた”という印象が拭いきれず、その齟齬、印象の言ってしまえば不自然さの余波を、キャプテンという立場ゆえにもっとも被ることになってしまったのが彼女だったのだと。いつもの彼女が書かないような内容をブログでも発表することになり、(しかしあの挨拶を始めとする彼女らしい表現は否定されたりするんだぜーこればっかしは普段ジムショ割とOK的立場にいる身としても言った人フザケンナと思ったよ(そしてそのことを佐紀ちゃんが話してたステージの雛壇でフクちゃんさんが目に見えて憤慨してたというエピソードですごいシンパシー感じたよって話ズレたけど)、そんな苦しさのようなものを佐紀ちゃんから感じ、メンバー間でもなんとなくもやもやする感じが伝わってきて、それがキツかった。
・あと、ハロー!プロジェクトの他のグループが結果を出す中でBerryzは出せてなくて…とも口にしていた。それもまた彼女達に向けて放たれてきた言葉なんだろう。言った側の叱咤激励的な感情はわからなくもないけど、でもさぁ…とこれについても思ってしまう。確かに順位とか団結力とか、色んな部分での課題(とされてる部分)はあるのかもしれないけど、そこを目指すあまり持ち味としての良さを消しかねないのはどうかって思うんすよホント(もちろん順位という結果を出したり、ずっと目指してきた武道館をそれこそメンバー一致の上で実現して喜び合えた娘。や℃-uteの活動を否定する感情は全くないですっていうかそちらも好きだしファンだし)。
・でも彼女たちは抱えてしまった気持ちを着実に消化して昇華していき、相談し合っていつものオモシロさユカイさもこれぞ!というパワフルさも大切な仲間たちとの時間も合わせた素敵な空間を武道館という会場に作り上げた。それは本当にすごいことだと思う。きっかけがなんであれ機会をチャンスに変えて、それを皆で進むエネルギーとする、Berryz工房の魅力を改めて感じた。そして、締めの『友情 純情 oh 青春』。武道館でこのナンバーを聴けたこと、すっごい楽しいのに切ない、でもここから先への気持ちを感じさせるこの曲で力いっぱい踊り笑顔を交わすメンバーに、全開のパフォーマンス見せる佐紀ちゃんの姿に胸がいっぱいになった。
・なんかもー色々書いてきましたけど、経緯はともあれ本当素敵なライブだった。ただし、今後の企画においては佐紀ちゃんはじめメンバーの感情を考慮して貰えたら、という気持ちもありますが。。(こちとらそれが甘いとか数字だけやたら挙げるような批評家的な立場に立つの心情的にムリーなんで…ハードルを与えるにしてもやり方ひとつで変わってくるところあるだろうし、彼女たちは一定水準以上にそれを超える実力あると思ってるし、アップフロント系列さんの手法も基本的には信頼してますんで)とにかく、Berryz工房というグループの持つ力はまだまだ大きくなっていくと思うし、彼女達がこれから更に進化してく過程を今後も見ていきたい、ずっと応援したいとそう心から感じたひとときでした。次回ツアーにおける7人のパフォーマンスが今から待ち遠しいです…ありますよね!?
追記:℃-uteブログに続けて福田さんブログもよかったっす。色んな意味でカンペキ!