Berryz工房10周年記念舞台 演劇女子部『ミュージカル 戦国自衛隊』in 新宿 スペース・ゼロ(5/16、17)

16日夜と17日の15時開演分を観てきました。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・本日千秋楽を迎えたこちらの舞台、2回目、3回目の鑑賞に行ってきました。そうして感じたのは、梨沙子ちゃんの場内に対する歌の訴えかける強さが増してるー!特に千奈美ちゃん、熊井ちゃんと組んでの歌唱やソロで歌い上げる場面は圧巻でした。
佐紀ちゃん、カツラスゴイ気にしてるからついついそこ注目しちゃうんだけど、でも演じた信念を抱きつつ人を守ろうとする優しさを併せ持つ島田三曹という人物に彼女の持ち味はとてもしっくりはまっていたと思う。彼が最期まで貫き通した行動規範の元となった父親のエピソードを語る際の慟哭とも言えるセリフ、仲間達に対して語り掛けるシーン、今でも焼き付いています。
千奈美ちゃん、こういう誰かを支えるという立場も確実に彼女の中にあると感じる。
茉麻ちゃんは田中さん主演舞台での深窓の令嬢やB.Bにおける秘めた想いを持つ人物といった役回りも似合いつつ今回のようないい意味でのコメディエンヌもハマるからさすがっす。
熊井ちゃん梨沙子ちゃんとのあのシーン、優しさが伝わってきて胸に沁みた。
村上東奈さん、やー今後も出演舞台観たいです。村上さんの場合外部舞台も積極的に出演されてるからこれからもこまめに情報収集していきたいなー。出来れば主演でのご活躍も期待。『ドールハウス』ほんとよかったんすよ。
・アンサンブルの方々、つくづく動き見事だよなぁ。
・動きと言えば千奈美ちゃんの殺陣も見事だった!銃を使って敵の刀を食い止める辺りとか本当恰好よかった。そうだ、こんど舞美ちゃんと再び共演する機会あったら殺陣がある時代モノっていう手もアリかも。
・『君のいちばんに…』を歌い踊る青岩院さま毎回さりげに楽しみでした。あとこの曲における梨沙子ちゃんの笑顔がとても明るくて、それは主役を演じ終えた解放感と共に歌詞世界に対する人一倍の共感力もあるのかな、と勝手に思ったりも。
オープニングアクトの研修生ステージもよかったなー。熱帯男子や研修生ミュージカルで観たこともあって、山岸さんや浜浦ちゃんや佐々木ちゃんに何となく親近感覚えたりして。あと先日の娘。ツアーで印象的だったこともあって吉橋さんにも注目していました。
・5/16ではトークショーがあって、冒頭のケンカシーンで茉麻ちゃんが雅ちゃん羽交い絞めする際に稽古で本気出したら雅ちゃんが動けなくなったので本番では適度に力抜いてたそうで。力を控えるのが大変だったらしい。確かにそうかも…。
・そんな茉麻ちゃんは佐紀ちゃんが“チーン”するシーンの後暗闇の中ハケる際にぶつからないよう手を握ってたらしいのが、いつの間にかお尻を触るように変化してたそうで。曰く「手が察するんだよね」いやいやどういう特殊能力ですかそれ。
Berryz新曲、自衛官制服での振り付けがある意味ツボというか。あと佐紀ちゃんのしなやかで鋭い身ごなしがハマッてたと思う。
ということで、前回も書いたけど当初の予想よりぐんと充実した時間を過ごさせていただいたミュージカルでした。
ただ、やっぱ男性普通にいていいと思うんだーその点はカムバックゲキハロなんだー。あと劇ぷろブログが読みたいーその意味ではカムバック犬子さん!!
追記:こちらの舞台を鑑賞したという感想ツイートの中にて、フォローさせていただいている、かつてゲキハロで同じ題材を元に、個人的にこれまで観たすべての舞台の中で5本の指に入る心に残る作品を手がけられた方が他の方とやり取りをする中にて“いつかぜひ”という言葉を使っておられたことに胸が震えると共に期待がふつふつと。再びBerryzの、佐紀ちゃんの宛書きでの姿があの劇団さんのもとで観られるのか。ほのかな希望と共に待ちたいと思います。
追記2:そうだ、今後どうしても演劇女子部という形で男性出演させないなら梨沙子ちゃん男役・佐紀ちゃん女役でのラブラブストーリーやっちゃってくださいよ。かつて2008年頃のDVDマガジンにおける即興劇でもりさおくんとさきちゃんカップル相当なことになってましたし。んでもって千奈美ちゃんと雅ちゃんが一クセある男女役で登場というね。わー観たいわー。