江利奈×松岡里果ツーマンライブ『奈良の大仏の鼻の穴とおりました。vol.2』〜ならば赤坂グラフィティに行こう!!〜(6/22)

松井絵里奈さん改め江利奈さん出演のライブ、行ってきましたー!以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
赤坂見附の地に降り立ち、事前に調べた富士そばを右折した通りを真っ直ぐ進むと居酒屋横に地下に降りる階段がある会場前に無事辿り着きました。既に幾人かの人がいたのでちょとホッとしつつしばし待つ内、入場列が作られ、まずチケットを持つ方、次に予約済みの方、という風に並んで11時半になりドリンク代支払い中へ。食事しながらライブが楽しめるという店内は落ち着いた雰囲気で、前方よりも少し落ち着いて見れるとこがいいなーと思って一段上がったとこにあるテーブル席に荷物を置いてからドリンクを取りに。
・カウンター近くのフードメニューに掲げてあった“奈良の鹿のふんバーグ”興味あったのだけどドリンク・フードカウンターに財布を持ってくるのを忘れるという失態。しまったーと思ってたら自分の前の前の人位でどうやら終わりになってしまってたらしくどちらにしろ食べられない運命だったらしい。お2人作成の特製ランチョンマット含め欲しかったー食べれた方ウラヤマしい。しっかし大胆な命名っすね…。
・初っ端、ツーマン開催てことで松岡里果さんと江利奈さんが揃って登場。お互いの馴れ初め?を語る。なんでも上京したばかりの頃同じボーカル教室に通ってたのがきっかけだそうで、出会いは江利奈さんは中2の頃だったらしい。わ、若い。
・まずは江利奈さんのステージ、てことでバンドメンバーさん紹介あったりしてからスタート。セットリストはこのような感じ(抜けあったら申し訳)。

aiko『ボーイフレンド』
PRINCESS PRINCES『Diamonds』
徳永英明『Rainy Blue』
“みんなの歌”より『赤い屋根の家』
松岡里果『つながる空』
JUJU『奇跡を望むなら…』
Kiroro『ベストフレンド』
江利奈『Forever to you』

・『ボーイフレンド』はじめ元気な曲では、この日の衣装(オレンジのワンピース)と相まって客席にクラップ求める際の弾ける笑顔がハマッててこちらもニコニコできる感じ。一方の沁みる系(系?)ソングではあのものまねや以前のイベントでも披露されていたいわゆる“歌い上げ”が存分に味わえました。やや低音がきつそうかなと感じるとこもありましたがやっぱ江利奈さんの歌声好きだなぁ。
・さて、この日のステージでは最初2曲はギター・パーカッション、そして後のステージではギターの方が入っての生演奏だったのですがその内江利奈さん回でギター務めてらした男性が“ジャイアン”と呼ばれ、しかもそう呼ばれてながら明らかに江利奈さん松岡さんにイジられるというのが目に見えてる状態でこれは、オイしいのかタイヘンなのか、とハラハラ?!したり。ちなみにジャイアンさんは差し入れにスコーン焼いてきてくれるような女子力の高いお方だそうで如何にも体育会系な外見とのミスマッチがまたいい具合なナイスガイでした。
徳永英明さん曲、江利奈さんの男性ソングも聴きたかったのでおおーきた!と思いました。JUJUさんの沁みる系熱唱もよかった。
・『赤い屋根の家』、みんなのうたシリーズなのか〜。なんでも江利奈さんが3〜4歳の頃に聴いていて好きだったとのこと。ほのぼのしながら懐かしい気持ちにさせられるようなこちらの曲調をそんな幼い頃から覚えていて好ましく感じていたとは、やりますなぁ。んーでもいい曲でした。江利奈さんはいつかみんあんお歌を歌いたいとのこと。ぜひ実現して欲しいなー。
・ツーマンのお相手の松岡さんの曲、明るい爽やかな雰囲気が江利奈さんにハマってました。松岡さんご本人の歌唱バージョンも聴いてみたいっす。
・そして『ベストフレンド』。この曲の前のMCでは、元々自分のことを話すのが苦手で、人の話を聞くのが好きでついニコニコしながら聴くだけになってしまうという感じだったのを、もっと自分のことも話してよ、とぶつかってくれた人、上京して友達もいない状態から、親友になったその人、事務所を辞める時、引退!?と報じられてどうしよう、となった時も“Yahoo!トップニュースになるなんて今まで頑張ってきた証拠だね”という風に言ってくれたというその人のために歌いたい、と(↑細かいとこ自信ないですスミマセン)。
・そして歌う際想いが溢れたようになり声が詰まりそうになる瞬間もありながら、でも染み入る歌声を聴かせてくれた江利奈さん。涙を拭うためにジャイアンさんのタオル借りようとしたら汗がすごかったらしく返してました、ってちょっと!そして前方に座ってたお客さんがティッシュ提供してくれてたみたいでした。おおーナイスな行動。
・そして、個人ステージラストの曲、江利奈さんご本人が作詞作曲の『Forever to you』。A、Bメロからサビ、大サビと歌い上げ、間奏で目を閉じて立つ姿にシンガーとしての彼女の存在を痛い程感じて、そして彼女が上京して歌うことを諦めないでいてくれたこと、彼女の歌声を聴き歌手としての姿を見ることが出来ること、このステージに立つ光景を忘れないでいようと、そして歌い続けてくれてありがとうと心から思いました。
・約10数分位?の休憩の後、松岡さんステージに。松岡里果さんの曲、物静かなナンバーから晴れやか元気なクラップ入れるタイプまで幅広く、いずれも聴き心地よかったり楽しい気分になったりするもので、特にレオナルド・ダ・ヴィンチについての曲いいなーと。歌声も深くライブ中の客席の空気やテンポの掴み方もスムーズでさすが“いつでも会えるシンガーソングライター”を称する実績のある方なのだなと唸らされました。こちらも1時間少しでしたでしょうか。
・そして、アンコールがあり松岡さんと、江利奈さんとジャイアンさん含むバンドメンバーの方々再び登場。冒頭でテンションに違いにどうしようと思ったという松岡さん。キーボードのナオさんとのやり取りがどこに落ち着くかわからない状態になったところにツッコミ入れた江利奈さんに対しさすがバラエティ出てるだけあってトークが上手いとのホメるも「いい感じで喋れる感じちゃうで」と己の立ち位置を説明する江利奈さん。
・今の時期に合わせたのか、森高千里さんの『雨』と、そして奈良県出身てことで明石家さんまさんの『笑顔のまんま』で締め。『笑顔の〜』お2人がタイトル通り笑顔見交わす様子に和む。
・松岡さんからは今後幾つかライブがあるという告知があったのですがお2人からも大仏の〜vol.3の開催決定のお知らせ!しかし場所は奈良県!ああー遠い〜でも行きたい〜。但しかなりミニマムな会場ではあるそうです(35名?だったかな…)
・終演後、松岡さんのCD買いに行こうかなーと思ったのですが物販コーナーかなり並んでたのでまたの機会に。で、江利奈さんについてもし関係者の方とお話しとかされてるかも、でも会釈だけでも出来たらなープレゼントは受付の方にお渡ししようーと思ってたんですが、ちょうど出入り口近くに立ってらっしゃる所にお声かけすることが出来ました。
・『来てくれてありがとうございます』『またお会いできて嬉しいです』とあの笑顔で迎えてくれて、こちらも曲中に感じた気持ちがまた込み上げた風になってしまいながらもなんとか「活動続けてくれてありがとうございます」「最後の曲(『Forever〜』)聴けると思ってなかったので嬉しいです」といったことはお伝えして、そしてプレゼントも直接受け取ってくれて、「奈良は行けるかはわからないんですけど…」『奈良遠いですもんね。東京の時に、またぜひ来てください〜』「はい、ずっと応援してます」『ありがとうございます』と握手してくれ、送り出してくれた江利奈さん。外に出る階段を登りながらしんみりしたようなふんわりするような、でも着実に心にエネルギーを受け取ったような不思議な気分になっていました。
松井絵里奈さんが事務所を辞めると知った時とても衝撃で思わず泣き言並べたものですが、江利奈さんという形で再びファンの前に姿を現してくれて、心に響く歌声を聴かせてくれて、同郷の先輩と息のあったトークで楽しませてくれてそして、様々な曲折がある中でもこの世界での活動することを選び、こちらに楽しさ明るさエネルギーをくれる道を歩んでくれたことに感謝したいです。基本的に応援してる方たちにはみな同じ風に感じてますが、どうか、ご自分が思う人生を選び、幸せになって欲しいと心から願っています。
江利奈さん、素敵な時間を、心を充足してくれる歌声をありがとうございました。
そして関西のノリがかなり入っていつつもほのぼのするお2人のライブ今後もまた行きたいです!