劇団東少2014年三越夏休みファミリー劇場 ミュージカル『シンデレラ』in 三越劇場(7/26)

まこっちゃんこと小川麻琴さん主演のこちらの舞台、14時半の回観てきましたー。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)
・暑い最中、宿直明けから飲み会を経て終電で実家に帰省(という程の距離ではないけど)した翌朝、渋谷経由でメトロにて三越前に到着。ムリして前日のうちに上京して酒抜いといてよかったーと思う三越デパートのハイソーな空気、そして会場について家族連れの多さを目にして増々その思いは強まったのでした。
・とは言いつつ以前原幹恵さん本田有花さんが東少さんでヒロイン務めた際にも来た会場ではあるんですけども。しかも原さんについては今回と同じ『シンデレラ』で。
・で、パンフレットにて上記お2人の出演した公演の写真が“三越ファミリー劇場 名場面の数々”として挙げられてておおーとか思ったりしたんでした。
・話戻しまして、時間になり開場したので中に入り、席へ。ファンクラブ経由だったので結構な前方席の割り当てでありがたくあったんですけど真後ろがお子様で、別に何言われた訳でないけどやはし気が引けて心なし首縮め気味での観劇となりました。なんちゅーか、こういう家族向けな舞台にハローメンバー出る時は全然端っこでいいっすよほんと…。
・や、でも実際に幕が開きシンデレラとしての小川さんが登場し、歌い踊り笑い涙する姿を目にすると、やはり細かな表情が見て取れる席はありがたいなとも実感もしまして。やー勝手なもんです。
・物語自体は以前観た原さんバージョンの時も感じたとおり極めて正統派なシンデレラで。但し冒頭の台所の仲間達?とのダンスや王子とのデュエット等では活き活きした姿堪能出来て、また、亡き父母を想ったり少しでも舞踏会に参加したいと泣くシーンでの迫真の涙等、演者としてのまこっちゃんの力量をまざまざと感じたし、そして歌声も王子とのユニゾンやしみじみと気持ちを響かせるソロナンバーなど堪能することが出来ました。
・他にはマリオム&ピエールや継母の呼びかけに会場の子供たちがスナオに応える辺りファミリー劇場の面目躍如っすねぇ、とかテンプレシーンとわかってても継母姉にイジめられな場面は精神的にああーときちゃうんだよなーTwitterでのまこっちゃんと継母役の神野さんとのほのぼのやり取りとか脳裏に置いて見れたらよかったなーとか(それもどうかと)とか台所のネズミさんさり気にオイしい役どころですよねとか。
・そんでもって舞台が終わり外に出るとスタッフさんからもうすぐキャストが出てきて握手ができるので、とのアナウンス。そう、このファミリー劇場シリーズではそういう観客サービスがあるんすよね。これまではやっぱちびっこ向けのサービスだろうしな、と通り過ぎてしまうことが多かったんですが、今回はまこっちゃんにやっぱ少しでも感想言いたい、と列に並ぶことに。そして魔法使いのお2方や王子様とも握手してアクションよかったですーとかお話ししつつ列のラストで『ありがとうございます』と明るく笑うまこっちゃんに「シンデレラ素敵でした」と話すと『ありがとう、いつも』と更に柔らかく笑顔向けてくれて、簡単ながら感想お伝え出来てよかったーというのと恐縮する気持ちとでほんわかとドキドキさを共存させながら三越エスカレーターを下って帰途についたのでした。
ということで小川さんのしなやかなダンスと多彩な表情と伸びやかな歌声を味わえたひとときでした。観ることが出来てよかったです。