演劇女子部 S/mileage's JUKEBOX MUSICAL『SMILE FANTASY!』in 新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ(10/5)

11時半の回観てきました!以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・初日の3期メンバー発表をツイッタで見ておおー佐々木莉佳子ちゃん入ったのか!とここ数か月研修生ステージ目にする度気になってた子が加入することへの感慨とこれからのスマイレージが(名前も含め)どうなるかドキドキを持ちながら新宿へ。ちょうど入口で℃太郎さんに声かけて頂いたりしてそのまま場内に。オリジナル曲のサントラとパンフレットとDVDマガジン購入して座席へ。
・上演前、メンバーがスマイレージ曲を元にパフォーマンスしてる際、台詞とか入ってるので普段のライブのノリで叫んだりサイリウムとかはやめてくださいね〜みたいな諸注意が。そのお言葉を守り客席は歌い終わりの拍手とかメンバーがクラップ促したりした時以外は基本静かに見守る態勢だったかと。
・そんな感じでいよいよ開演。ネタばれ避けて抽象的に書いてみます。まず、かななんさんのとあるシーン。基本メンバー一人につき1回はスマイレージナンバーをほぼソロで歌う場面があるんですが、かななんさんと来ればこれでしょ!という関西弁セリフが印象的なあの曲を力強くうたい上げてておおーと。その発声はまるで前回舞台のキャメリアを彷彿とさせていてジャンヌ、リリウムとミュージカルを経験する中で着実に声の強さ安定感を増してる感じがしてほんとインパクトありました。
・今回は誰かが(※あくまでも架空の物語における)スマイレージの一員として恋の妄想(!)を繰り広げる間、その相手役としてメンバーのうち1人が男装とかしたりするんですが、あやちょさんを相手どった時の田村くんことめいめいさんがイケメンでおおっと思った。なんちゅーか立ち居振る舞いが決まってるんすよね。同じ2人で前作でのマリーゴールドとスノウを演じてたってのがこれまたすごいよなぁ、全然違うキャラだもんなぁ。
・勝田さんはあの独自な雰囲気を保ちつつ、曲世界に沿って積極的な行動に出る男子を演じてるのが一周回ってハマッてるといいますか。
・女役の時の(いや最初から女子ですって)タケちゃんの乙女力、パないっすね。こりゃ多くのメンバーがアンケートで写真集とかで女の子らしいカッコさせたいとか回答する訳だ。
・でも恒例(!?)のおでんくんキャラはそれはもちろんお似合いな訳で。
・そう、そのタケちゃんと、あとめいめいさんについては物語世界を生きる上でのナチュラルさもすごいなと。お2人ともこれまでの作品で割かし個性強いキャラだったから、今回のような日常的な風景の中でのさりげない存在感や佇まいが新鮮であると同時に、演じる力の高さも感じました。
・福田さんの舞台センターを占める力というのも今回実感させられたことの一つ。ポテンシャルの高さといいますか。今の福田さんがヒロインとか務める外部舞台、観てみたいな。
・なお、終演後のアフタートークで1期ペアが明かしたところによると、ゲネプロを鑑賞した3期は観劇中ずっと笑ってたそうです。
・あとあやちょさんもかにょんさんも基本的に今回のメンバーの男役でかっこいい人はいないらしい。すかさず前回は、とツッコまれるリーダー。
・研修生と舞台オーディション合格メンバーについては(物語に乗り遅れないようするのに精一杯で)まだそこまで観れてないので次の鑑賞機会の際に着目してきたいと思います。今回の印象としては、斎藤夏奈さんはなんかナチュラルな空気感がいいなと感じました。
・女子お泊り会を垣間見て、各メンバーの歌声や表情を堪能できるというこちらの舞台。あくまでも架空のお話しの中と言いつつもその足跡から伝わるものを示し、この先へのメッセージを手向ける、作り手さん達、関わる方々のスマイレージというグループへの愛情が感じられる、素敵な物語だったと思います。そしてその中を生きるメンバー達、込められた想いを受け止め、劇中歌の中で前を見て進んでいく6人の姿、新たな道を歩む彼女達をこれからも応援していきたいと、改めて感じたひとときでした。