TWEEDEES PREMIUM SHOW in 表参道 Future SEVEN(2/27)

行ってきておりました。以下感想とか(ヘロヘロ簡易申し訳です)。
・しばらく音楽活動を休止していた清浦夏実さん。ラジオパーソナリティはずっと継続されていたのだけど自分のいる区域では聴くことができなくて、近況はツイッターオフィシャルブログにて垣間見れる位。そして、そのブログにてしばらく“清浦夏実クロニクル”としてこれまで発表してきた曲を振り返ってらして。その企画のラスト記事で綴られた言葉を当初取り違えて、所謂ハローでよくある“大切なお知らせ”系なのか、と考えてしまって。でも、新しくバンドのボーカルとしての活動をスタートする、という話で。そうなったら、その第一歩にはぜひ行きたいじゃないですか。そうしてタイトルのイベントにもいち早く申し込んでありがたくもチケット取れて。浮かれてた訳ですよ。しかし、今回進歩的な手法でそのチケットが販売されてましてですね、スマホによる電子チケットみたいな。で、当方スマホ持ってないのにPCでムリクリ購入してしまい。当日までに金策(ていうと生生しいな)も間に合わず。あああヤバイやっぱムリかな入れて貰えないかな…とダメ元で会場向かいましたら。ありがたくプリントアウトした画面と身分証確認で入れていただき大変助かりました。あの時のスタッフの皆様大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。そしてありがとうございました。次回同形式でライブを開催される際にはスマホ購入してからチケット入手するように努力します。
・という経緯で入場したのもあり、開場してからも隅っこ後方で大人しくしてまして(や、他のライブでもスタンディングの場合は大抵そんな感じですが)。しかし、バンドの方々、そしてTWEEDEESのお二人がステージに登場して挨拶する姿を目にして、本当ゲンキンだと自省しつつも気持ちが一気に浮上しました。
・場内には清浦さんと組むお相手の沖井礼二さんの以前のバンドのファンの方々、清浦さんのファンの方々それぞれがいらしたようで。全体的に場内は再びお二人の音楽に触れられる喜びに満ちていると感じました。
・それにしても沖井さんおシャベリ好きっすね!ご本人もおっしゃってたと思いますが確かにさだまさしさん系かも。「皆お医者さんの家系の中で一人だけ音楽の道に進んだ」「頭頂部はまだダイジョウブ」とかコミカルな話交えつつも、結成に至るまでの道筋を説明してくださったりもして。何でも清浦さんのラスト、2012年4月の渋谷のライブに沖井さんもいらしていたそうで、「ステージを見つめるみんなの背中がさみしそうなこと…」と胸を痛めたと。そして、予想外に時間がかかってしまったのは、これは清浦さんも「続き(という言葉じゃなかったと思うのですが、そういう風な)になってしまうのかな」と感じたことも一時期あったらしい、沖井さんの活動の延長になるのか、という流れが、「それではうまくいかなかった」という事らしく。そして沖井さんは「大人になるのをやめた」と表現し、そして今回のバンドの歌の方向で、新たなスタートを切るところまで進んできたと。そういう風に、互いを保ちつつ、バンドとしての在り方を作り出していこうというその幕開けの一つの場にいることが出来たのは本当貴重でありがたいと思いました。
・再び聴くことができた清浦さんの歌。勝手な感傷とわかりながらも涙腺にくるものがあって。明るいナンバーでリズム取りながらも顔に手を当てている人、隣にいたノリノリだった方も度々すすり上げていて。透る音色、温かく柔らかく、でも確かに芯がある歌声、心に響きました。
・バンドという形態になったからか、中音域の硬質な表現も聴けて新鮮に感じたりも。
・アンコールは、それぞれお2人が互いを知るきっかけとなったという、かつての自分たちの曲を一曲ずつ披露。清浦さんは『アノネデモネ』を。この時間は、沖井さんがおっしゃっていた“ご褒美”という表現がまさにぴったりだったなと感じました。幕開けのステージである中、こちら側の記憶と想いを反映させてくれるナンバーだったと。
そういう具合で、心に残るイベントでした。清浦さんの歌う姿、声を再び目に耳にすることが出来る喜びを感じられた。あの場所にいることが出来て幸せでした。インストアイベントとかは残念ながら行けそうにはありませんが、新譜(アルバム)、そして今後の活動も楽しみにしています。