『小川麻琴のドラマチック・イングリッシュ』特典勉強会 in 飯田橋(3/8)

1回目行ってきました〜。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳)。
小川麻琴さんが手がけた英語教材『小川麻琴のドラマチック・イングリッシュ』。ちょとフトコロイタタとなりつつも小川さん演じる英語シチュエーション映像見たいし解説聴きたいし、てことで見ごたえ読み応えありなDVDとテキストからなるその学習セットを購入したところ、ありがたくも特典勉強会のご案内をいただいたので赴きました飯田橋
・会場は教材発行元のフォレスト出版7Fセミナールーム。コンビニ横にある入口にあった案内表示を頼りにエレベーターで上階に上がり、スタッフさんの確認を受けて室内へ。長机3×数列、自分が参加した11:00〜12:30の回の参加者は一つの机に2人ずつ並んでしめて12名でした。
・しばらく待ち、スタッフさんの注意事項(撮影・録音の禁止等)を聞いたあと、いよいよ本日の講師が登場。小川さんとアシストしてくださる中尾享子先生。
・今回の教材作成において、ドラマ部分の収録が大変だったと振り返る小川さん。何でも最初は1回分撮り終えるのに5時間とかかかったらしい。その内段々慣れてきて最終的には2時間とかになったけれど、全て収録完了した時はまるで映画1本作り上げたような達成感を覚えたとのこと。苦労の結晶だったんすね…。
・そうしてできたまこっちゃん教材の勉強会の流れとしては、まずリスニングにおけるシャドウイングという手法の説明からスタート。なんでも、英語教材の音源をICレコーダーやなければ携帯に録音し、直接耳に当てて電話のように聴きながら同じ速さでついていくように話す、みたいな(上手く説明できなくて申し訳)。とにかく、ラジカセとかPCで離れて聴いたりイヤホンはめたりとかでなく、直接音源を当てるのがポイントだそうで。いわゆる骨伝導で英語がクリアに脳に入ってきて覚える効果が3倍にも上がる、とこれは中尾先生の説明。
・このお話しを聴いて、そういや以前観た舞台のアフタートークにて台詞の覚え方で予め相手方の台詞を携帯に録音して公園とかで会話してる風な感じで台本を再現してる、みたいな役者さんがいたなーと思い出しました。成程、その方もこういう効果見込んでの手法だったりしたのかなーとか考えたり
・で、まこっちゃんは普通にCDから流れてくる音声と共に、配付された資料の英文を読んでみせてくれたんですが、やーこれが流暢ですごい。
・ただし親しみやすさはそれこそ普段のイベント時のままで、教室の前を左右に移動しながら大きくリアクションしつつ教えてくれるまこっちゃん。ちょうど自分は室内に入った際にスタッフさんから受けた前から座ってくださ〜いという呼びかけに素直に従ったところ端の机ながら一番前に位置してまして、配付されたテキストを紹介するため小川さんが間近にいらしたりしてドキドキしたりしました。でも講義中に小川センセイのくるくる変わる表情や笑顔を堪能できてよかったです。
・そんな具合で講義を受けてるんですが、参加者の面々は少人数での授業というのと英語という要素で緊張気味で、小川さんから「みんな、いつもそうじゃないでしょ!?」とツッコミが入る一幕も。その後積極的に話してくれる方とか登場してくれて参加側の一人としてホッとしたりしました。
・そして前半で教わったシャドウイングのメリットの説明。

1.英語らしいリズムが身につく(日本語はすべて語尾に母音がつくけど英語はリズムがあって、英語らしいリズムに慣れることが大切)。
2.正しいイントネーションで話せるようになる
3.ネイティブに近い発音ができるようになる
4.リスニング力がUPする!

↑もっとちゃんとした風に小川さんも中尾先生も説明してくれてたんですがノート取り切れなくて申し訳です。。

・あと、最初の内はテキストを読みながらでいい、カタカナで読み方を書いてもよい、全文読もうとしないで最初は決めた所まで読み、徐々に増やしていく、音源をマネした方が簡単、歌手とかタレントさん向きの方法だ、というような解説も。まこっちゃん曰く“ジャパニッシュ”と呼ばれる状態は語末のtdを言ってしまうことが原因、ということでお次に発音に関する3つのポイントの説明がありました。

・語末のtdは発音しない
・td+母音となっている部分はつなげて発音する(リンキング)
・1つの単語にそれぞれあるアクセントを意識する

こういった内容を小川先生がホワイトボードに書いて中尾先生が細かい解説をしてくれるという流れでした。
・小川さんからは娘。時代のレコーディングの短時間で音を覚える感覚についての話があって、「あの時骨伝導使ってたらもっと早く覚えたかもしんないね!」なんて言葉も。
・そんな風にふむふむ、と授業受けてたんですがここで登場したのがスキットと書かれたペーパー2枚。それぞれまこっちゃんとディズニーランド、レストランデートに向かうというシチュエーションでの対話文が記されてまして、これを最初は小川さんパートをご本人、相手役を先生がお手本として読み、お次に先生に続いて参加者全員で、次に小川さんと参加者全員、ラストにはまこっちゃんと参加者が1対1で会話するという展開。ある意味小川さんと寸劇みたいなの行える貴重な機会とも言えるんですがみんな超ためらっててまたも小川さんからツッコミが。ただ、先生について何度か文章を読むと確かにイントネーションとかある程度耳に残ってなんとかまこっちゃんとのやり取りもできましたがやっぱ胸バクバクもんでした。結構スムーズに全員言えたので2つ目のスキットも実践することになって中尾先生から2枚目に行けると思わなかった、やっぱ音楽のファンの方だからか耳で覚えたりリズム感がいい、みたいなお褒めの言葉いただいたりも。
・そして、このスキットについては一人2役で家とかでなら恥ずかしくないだろうから練習して、同じ例題を何度も繰り返して覚えてそれを応用する、頭で組み立てるよりそのまま覚えて、上記の発音のポイントの箇所に印をつけたりするといい、という解説が。
・あと小川さんからTOEICのコツのお話しもあって、時間配分が重要でリーディングの出来がかわってくる、一つの問題で終わってしまわないよう、一定の時間が過ぎたら次の問題に移るようにする、とにかく何度も模擬テストをやって慣れることが大切とのことでした。
という具合だった今回の勉強会、イベントとしての楽しさと共に、授業としても聞きやすく、愉快な先生によるわかりやすい講義を受けたという充足感を覚えました。独学で英語やり直そうとするとどうしても初っ端の文法に囚われたり単語述語の知識不足でヤになったりという事ばかりだったんですが、音源を真似したりしながら少しずつ馴染んでいく手法ならついていきやすそうとも思えたし、あと個人的に合唱やってて英語曲歌う時とかどうしても日本語読みになってそこら辺解消しようとすると発音記号とかに悩まされがちだったんですがそこら辺にも今回の講義の手法は効果ありそうだなーと感じたりも。とにかく、ためにもなりつつまこっちゃんのユカイさ持ち味も大いに感じられたステキイベントでした。参加できてよかったです。