その人の存在。遺る想い。

Twitterにて、よーさん(@YO_sann)ことフリーライター石川洋さんがお亡くなりになっていることを知りました。
石川洋さんについては、当時は雑誌B.L.T.とコラボしての発刊だった『ハロプロまるわかりBOOK』について、面白そう!と思い購入、そして客観的で要点・ツボを突きつつメンバーへの愛情たっぷりな設問と手がける人への信頼を感じられるメンバーの回答のバランスの良さにはまり、気付けばVol.2から買い続けていました。発売される都度精度!?切れ味!?の増す設問、メンバー側も次第に競争ムードになっていったり(嗣永センパイ、生田さん)、感謝の気持ちを表していたり(ミッツィーさん)、更に誌上におけるコメントがきっかけで生まれたメンバー間のやり取りも垣間見れたりと、1冊でずっと美味しく楽しめる冊子でした。
また、B.L.Tにおける連載も要所を押さえつつ温かく的確な内容で、ページ数に関わらず読み応えがある内容でした。

心に残しておきたい、B.L.T.を旅立たれる際、その他の機会のTwitterの呟き、野暮・失礼を承知で転記させていただきます。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
17年携わったB.L.T.を卒業しました。大人ですがこれも立派な青春でした。ハローとは関わっていきますが違う形になるかと思います。長らくご愛顧くださった皆さん、本当にありがとうございます。これからもハローのページはありますしB.L.T.をよろしくお願いします。取り急ぎご挨拶。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
意外とも思えるほどの皆さんからのコメントに戸惑っております。そして、よーさんとっても嬉しいです。生涯編集者が目標ですし、ハローとお別れはしませんのでこれからもよろしくお願いします!

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
取材時間が極めて少なかったラブマ期以降。時は流れ取材が俺と近代さんだけだった時代。どんどん取材者が増えて復興の兆しが見えた最近。その全てに立ち会ってきた。娘。以外も注目されるようになった今だからハローには心配はない。これからはむしろ好きなやり方でいきたい。よりディープに。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
常々書いてますが雑誌なるものは雑たるもので、この世の事象を平たく取り上げるべきだと思っています。その中でなんとか誰かの目に留まれ、と力を注いできました。雑の中の密というか。その辺が伝わる人には伝わったのだとツイートやリプライを見て感じます。やっててよかったです。ありがとう。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
17年、その時々でページの作り方も変えてきました。載ってればOKな時代からB.L.T.だから聞けること、B.L.T.だからこそ読めること。よりリアルな彼女たちの声を届けることに常に腐心してきましま。文体とかもどこよりも生々しく、を心がけてたつもりです。楽しい思い出ありがとう。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
ご挨拶だけのつもりが長くなってすいません。もう少しお許しください。17年の間、何度も心折れそうになりました。会社からも毎月載せなくても、と言われたり。それでも続けられたのは、誌面で自分を知ってほしいというメンバーの思いと、ハローを見たいと熱望してくれるファンの皆さんの情熱てした。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
続きます。媒体へ対するメンバーたちの意識の変化はぼくに大きな影響をくれました。ぼくも彼女たちのリアルな魅力を伝えたい、と。それからは口調や口癖、息づかいまでも意識し文字にすることを考えました。モバイルで全文掲載したり。写真の楽しさも教えてもらいました。撮れば撮るほど見えてくる……

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
続き。パフォーマンスの素晴らしさ。写真の虜になりました。カメラ買い替えたり腕を磨いたり。なんとかしてステージの魅力を伝えたいと思いました。いい年して新しいことにたくさん挑戦できました。みんなハローのメンバーとファンのおかげです。写真集作りながらファンの希望のカット津野って入れたり

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
続き。募って入れたり。リレーションという言葉が業界でよく使われますがまさにそれだったと。いい時代ですね。イベントや物販で直接皆さんと話せたのもすごく仕事に役立ちました。これからはより深く、雑より密へ集中していきます。ぼくはこれからもハローを応援していきます。皆さんと一緒に。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
ともあれ17年間ありがとうございます。本当に感謝しかないです。これからも皆さんとメンバーの間を一番リアルに繋ぐ仕事をしていきたいと思います。あらためてよろしくお願いします!

“生涯編集者として”“ハローとお別れはしませんので”“好きなやり方で”“よりディープに”“誰かの目に留まれ”“雑の中の密”“よりリアルな彼女たちの声”“どこよりも生々しく”“媒体へ対するメンバーたちの意識の変化”“口調や口癖、息づかいまでも意識し文字にすること”“撮れば撮るほど見えてくる”
深く、但し節度を持ち、でも愛情溢れる、それでありつつ愉快な目線も忘れない。大人としての仕事人の立場と、制約ある中での強い伝える志と。
“これからはより深く、雑より密へ集中していきます”という、その世界、“ぼくはこれからもハローを応援していきます。皆さんと一緒に。”“これからも皆さんとメンバーの間を一番リアルに繋ぐ仕事をしていきたいと思います”そのお仕事をこれからも読み、見て、視聴していきたかった。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月22日
ハロステ四字熟語。やっぱりすっとんきょうな回答を見せる中西先生に笑いをこらえるので必死な広瀬生徒。正解発表後も気を遣い続ける広瀬生徒に涙(笑)。中西先生、ある意味グッジョブ。

個人的に、こぶし、つばきについても、まるわかりBOOKで取り上げていただいたのが本当に嬉しくて、だからこの先更に飛躍していく彼女達の様子をよーさんの筆致でもっと拝読したかった。ハロショトークイベントで上記ハロ!ステにおけるかななんさん広瀬彩海ちゃん2人の関係を“圧倒的に偏差値高い高校にきちゃった圧倒的に偏差値低い教育実習生みたい”と例えていらしたあの言い得て妙!感、ニヤリとさせつつメンバーの様子よく見ている感、忘れません。

臥薪よーたん ‏@YO_sann · 7月24日
@sankakusu ありがとうございます。こちらこそ情熱あふれるブログいつも楽しませていただきました。文章も的確で過不足なく感心するばかりでしたし。まるわかり毎回堪能してくれてほんと嬉しかったです。

様々な過分なお言葉、心に刻みます。

Hello! Projectに距離近く関係している方としてのシビアな観点もあったでしょうが、それ以上に彼女達の魅力を熟知し、事務所や周辺の方達ともよい間柄を築きつつ、愛情込めつつ冷静に、オモシロがりつつ隠せない優しさでハロプロに関する記事やアンケートを手掛けていらしたよーさん。まるわかりBOOKやB.L.T.そして近頃ではGREEN ROOMの脚本でも楽しく心温まり愉快になる記事を読ませて時間を過ごさせてくださり、ありがとうございました。
もっとその記事を、アンケートを読みたかった。一度しか行けなかったハロショイベントももっとお伺いして愉快なウラ話やエピソード、ヒネリ利きつつメンバーへの愛あるコメントお聴きしたかった。ハローのスタッフさん達との軽妙な呟き合戦に吹き出したりほっこりしたりしたかった。
志あり多くの方に影響を与えメンバーにも信頼されていた方が、突如去ってしまわれることは本当に悲しくてならないです。ましてや、直接お話しさせて頂いたり、やり取りさせて頂いたりしていた方というのが本当に。
Twitterでの言葉と被りますが、改めて、こちらの勝手な感想にご丁寧・過分なお言葉いただき本当に光栄でした。お話しできてとても嬉しかったです。頂いたお言葉、忘れません。本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。