ミュージカル『1789〜バスティーユの恋人たち〜』 in 日比谷 帝国劇場(4/22)

昼の部観てきました〜以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・有休取らしてもらって上京。東京駅から乗り換えようと思った山手線の予測以上の混雑っぷりに歩きに変更して20分弱位で劇場到着。駅間が近くて徒歩という手段取れるってありがたいなぁ。。と現在群馬に住んでる身としてはしみじみ。
・会場前で少し待つうち開場時間に。今回A席で1階後ろから2列目という位置だったんですが十分に歌声届いたし全体も見渡せました。
・やがて開演。音楽、ミュージカル素人にも親しみやすいっすね。全体歌唱でのダンスもメリハリきいた振り付けだったりノリのいい曲調も用いられてて、物語の担い手となる市民達の熱さを強く感じさせられました。
・ストーリー展開もテンポよく、それでありつつ心に響く箇所も押さえられてて。登場人物も敵方にあたる存在含めそれぞれの個性が感じられてよかったです。
・演者さん。主役のロナン・マズリエ演じてらした加藤和樹さん、高いキーの歌声も響いてて聴きやすかった。シャルロット役の子役の子も印象的だったなーチャキチャキしてて、舞台度胸もあって今後が楽しみな感じ。
・オランプという女性はもう素直に好感度高い女性だなと思うキャラクターで、この回で演じてらした夢咲ねねさんいい感じでした。
・そして、この舞台鑑賞のお目当てであるソニン。役柄的にもハマッてて(主人公の妹で、兄を追ってパリへ→一時は生活のため娼婦にもなるが兄の仲間でもある革命児の坊ちゃんの紹介でカフェ勤め出来て→考え方も影響受けてパン騒動の先頭切るまでになったりも)、歌い方がまた、本格ミュージカルの場でも堂々と映える声量・強さを持ちつつ、個人的にかつての歌手時代でいいなと感じてた個性も両立されてると思えて、ますます魅力的になってました。
・その時代に生きたからこそ出会った恋人たちと、彼らが求めたもの、また逐われる人々。得たものの輝きを、そのために喪われた仲間への想いを込めて歌い上げるラスト、胸に痛さを残しつつも、熱さを感じる物語でした。観ることができてよかったです。