舞台遙かなる時空の中で3 in 大阪 サンケイホールブリーゼ(12/14)

観てきました、以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 

観たいなと思ってたものの東京公演の抽選に外れて諦めてたのですが、ついったTLにおけるあまりの評判の良さにたまらず大阪のチケット獲得してしまいました。

・ギリギリに取ったので2階席だったんですが、結構ステージ見渡せてよかった。
・数々の作品で活躍していてハロプロ舞台にも携わっている坪田文さん脚本で演出が西森英行さんということで、期待値が相当上がっていたのですが、実際に目にしたらこちらの予測を軽々超過する素晴らしさで。ゲーム原作となると背景やストーリーを観る側に伝える事に難しさもあるのでしょうが、流石年数重ねるシリーズで導入からの展開や描き方における理解しやすさ流石だなと。そこからの物語のスピード感、激しいながらも呼吸の合ったアクションに魅せられると同時に、細やかに書き分けられた個性豊かなキャラクターがそれぞれの想いをきちんと感じさせる行動をもって物語世界を確かな輪郭で築いていく様子、ずっと目が離せませんでした。
・それぞれの登場人物が本当印象的で、加えてアンサンブルの方々も次々に衣装換えて縦横無尽の活躍具合が見事で。そして今回の観劇のお目当てだった吉川友さん。大切に思う存在を守りたい、その一心で未来を掴み取る春日望美という人物を説得力持って演じてました。殺陣の迫力と縦横に走る運動量を感じさせない台詞の声量、本当にすごかった。歌い手としてと同時に舞台人としての活動もぜひ今後も続けて欲しいと強く思いました。
・ゲーム的には恋愛要素でそれぞれの男性キャラクターが主人公を想う的な感じなんでしょうが、そういう視点をあまり持たないでも観れるのもありがたかったっす。。そこら辺のバランスも本当見事だったなー。
・登場人物の中では平敦盛が印象強かった…てか1幕2幕でそれぞれあんな展開されたらズルいよ~。
という具合で、本当観に行ってよかった舞台でした。カーテンコールに応えて登場した吉川さんから千穐楽の生中継とDVD発売の旨お知らせありましたが、本当更に多くの方に触れられるといいなと思うし、DVD絶対欲しいです。

追記:1幕の終わりの胸が痛くなる感覚、それを踏まえての2幕の展開がたまらなかった。本当見事な構成だよなぁ。

追記2:吉川さん、終演後の挨拶でもカテコでもごく普通の挙動でしたが、観終えてから開いたパンフ巻末の座談会では一転お馴染みのキャラクターを発揮していてニヤニヤしてしまいました。このギャップがまた魅力のひとつでありますね。