舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』in 新宿 紀伊國屋ホール(12/19)

14時の回観てきました。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 ・中さきちゃんこと中島早貴ちゃんが出演されてるという事で観たこちらの作品、人気ラジオ番組の特番の日に看板DJがちょっと出てくると言ったきり行方不明、訪ねて来たDJの弟やプロデューサーの安請け合いにより見学を押し切られたスポンサーの社長に一般の参加者、更にはDJの借金取り立てに来襲したSMの女王様や演歌歌手も加わって…という流れの物語。混沌としていく状況で奮闘するディレクター始めとするスタッフ陣と好き放題に動きつつもいつしか番組を創ることに目覚め始める来訪者達、それぞれが個性と魅力ある人物達でした。

・お目当ての中さきちゃん、ハロプロ関係でも外部作品でも、物語世界の登場人物としてごく自然に溶け込めつつ、存在感出せるって凄いなと改めて思いました。情熱を持ってラジオ業界に飛び込み、憧れのDJへの尊敬と番組制作をする上での熱い気持ちが故にディレクターに熱弁する所や、電話相談者に向けての真情伝えようと言葉繰り出す際の声の震え等、此度もそのキャラクターは説得力ありました。

・以前小川のまこっちゃんとも共演されてた肘井美佳さん、お美しかった&迫力ありました。

・終演後の挨拶時、通常だと写真撮影は開演前アナウンスでも言ってたとおりご法度だけども、という注意の上で、10秒だけ撮影タイムが設けられてあちこちでスマホや一眼レフ(!)のシャッター音(中には連写音も)が鳴り響いてました。良い記念になって嬉しかったです。

という具合で、物語の始まりから自然に内容くみ取りやすく、クライマックスから終盤の結末に至るまで、ラジオという媒体の魅力とそれに関わる人達の熱さが伝わってきたこちらの作品、充実した内容でした。観ることが出来てよかったです。