仮想生活実験ドキュメント もしも(2/20深夜)

奈良県のガツドル代表松井絵里奈さんがゲストだってことで初めて見た番組、今回は『もしも、美貌でオトコを操ったら…』『もしも、絵以外でのコミュニケーションを禁止したら…海外編』の2つの実験が行われてました。
・松井さんは実験模様をVTRで見て感想を述べるメインゲストてことで、ああ、松井さんももうこういう立場なんだなーとちょっと感慨(や、数年前は『グラビアトークオーディション』とかで結構ムチャなことやってたし。あ、でもポストマンは結構ハードか)。
・MCが中野美奈子アナと椿原慶子アナでさりげに結構力入れられてる番組なんだろうかとか思ったりも。
・2つの実験のうち、絵の方も登場した芸人さんの素早い描きっぷりにおおーと思わされましたが、特に印象深かったのはやっぱ前半。登場したアイドルのお2人の奮闘がインパクト大で。
・まずスタジオで松井さんに“アナタは恋にオクテ?強気?もしも流『恋愛感Check』”が実施される。“レストランで魚をお好みの調理法に出来る際に何を選ぶか”みたいな問いで松井さんが選んだのはムニエル。ちなみにこのテストは恋愛のアプローチがわかってしまうてことでえーっと顔を見合わせる松井さんと椿原アナ。
・中野アナから強気度一番上です!と告げられてエエーッ!と叫びながらも肯定する松井さん。

松井:好きだよって言うのを、こう、体で表現しちゃう、で、こう、向こう(男性)の方から告白してもらう様にうながす…
中野:完全にA(ムニエル=強気度MAX)ですね!
松井:あー、そうですか?

・ここで前半の実験に参加するアイドルの紹介。オーディション?の風景が放送される。強気側は吉木りささん、オクテ側は湯本美咲さん。2人がチャレンジするのは、お姫様だっこで目的地を目指すこと。横浜ワールドポーターズから赤レンガ倉庫など名所をめぐって海の見える丘公園まで5kmのコースを男性に声かけて抱き上げてもらわなければならない。さて、勝つのはどっち?てことで早速スタート。
・“深夜番組+だっこ”てことでちょっとだけ昔『やるヌキッ祭』で加藤明日美さんが立会人務めてた10時間だっこvs100キロおんぶの企画思い出したのはナイショです。
・ワイプ画面で眺める松井さんと中野さん・椿原さんのMCコンビのコメントや表情も見所の一つで。
・スタートからしばらくは、上手く男性グループに声かけてトークやオプション(1.なでなで、2.ほっぺにチュー、3.ハグ←!)などもつけたりして順調に距離かせぐ吉木さんと、面接時から自嘲的な発言目立ち、現地に来ても「どうしたらいいんだ〜」と悩み、勇気だして声かけてもあっさり通り過ぎられて「私が悪いんだよね……」と呟いたりしてる湯本さんという展開が続く。
・男性の名前を聞き出して、運んでもらってる最中その名を呼んで距離をおねだりする吉木さんに感嘆する一同。
・そんなこんなで吉木さんが1km進んだ一方、「スイマセンスイマセン、ごめんなさい、ちょっとだけでいいんで、ありがとうございます」とひたすら低姿勢で少しずつ進む湯本さん。しかし、ようやく中華街に着いたあたりから変化が見え始める。

椿原:ちょっと積極的になってますね
中野:頑張り始めたよ

というMCの視点の通り、元気な声で積極的に声をかけはじめる湯本さん。車道の反対側走るジョギング中の人にも声張り上げて頼んだりする位に。
・一方で、人通り少なくカップルだらけの大さん橋で苦戦する吉木さん。途中から声かけもやめてただ座り込むだけだった彼女がある姿に気付いて呟く。「美咲ちゃんだ…」
・ジョギング男性に抱えられてきて吉木さんと出合った湯本さん。ここで吉木さんも手振っててちょっとホッとしたり。
・「お疲れ」「お疲れ〜」と声掛け合う両者。2人が出会った場所はコースのほぼ中間地点。「すごい、あたし全然進んでないのに」といいつつ、また通りかかった男性に声をかけ、「バイバイ!頑張るんだよ!」と去っていく湯本さんを見送る吉木さんの眼差し。
・そうして吉木さんが3時間立ち往生していた大さん橋を1時間でクリアした湯本さん。「ムリしなくても〜」「いや、ムリするのが男です!」なんて微笑ましいやり取りありつつ、スタートから9時間でオクテ湯本さんがゴール。協力者は38人。「美貌で男を操ったら」実験終了。その笑顔にはスタート前に比べて自信を身につけた様子が感じられた。
・湯本さんと別れた辺りで座り込んでいた吉木さんに実験終了が告げられる。しかしその場を離れない吉木さん。「このままでは終われない」と初めて声を張り上げ、初めて頼む相手に頭を下げるその姿にはスタート時の強気な印象は無い。応じてくれた男性に「罰ゲームですか」と尋ねられ、涙混じりの笑顔で「いえ、罰ゲームではないです」と答える吉木さん。
・そして午前6時、あと30mの地点、ちゃんとスタッフが待つ中で、最後の1人に運んでくれるよう頼み、OKを貰ってゴールテープを切る。

吉木:人に対しての謙虚さとか、ほんと、ありがたさとか、思いやりとかが、全然、あたし、無かったんだなと思って

と語る吉木さん。チャレンジ前とは明らかに一皮剥けた笑顔を手に入れ、開始から20時間、協力者42人で実験終了。
・てな具合で終わった1つ目の実験。あーこういうの弱いわー。編集の上手さあるにしても出演したアイドルそれぞれの変わってく様子をきっちり押さえてるのに加えてお2人の持ち味ちゃんと出していい具合に着地させる力量に唸らされる。かなりな見応えある内容を惜しげなくあっさり10数分にまとめるってのがすげーってか、深夜番組ってこういうのあるからあなどれないんだよなー。
・後編の実験では、VTR後に話フラれた松井さんとMC陣の攻防が見所で。

中野:松井さんは、絵は…
松井:私は、実は、上手いんですよ
中野:えっ
松井:絵心あるタイプの、感じです
中野:フーン、じゃちょっと描いて貰いましょうか。得意の、絵を
松井:えぇっ!も、何ですかー!
中野:出身は?
松井:奈良ですね
中野:奈良と言えば
椿原:奈良と言えばもう、せんとくんしかないですよね
松井:アハハ!
中野:それしかないですよね
松井:むちゃブリですね、これ〜
中野:『もしも』はこういう番組ですから
松井:すごいコワい
椿原:絵を描いたら、こう、
松井:せんとくんですね、ハイ、わかりました

・松井さんが床に置こうとしたマジック入れを「持ってますよ(椿原)」「あ、ありがとうございます(松井)」といったやり取りの後

松井:これ、(VTRのように)一瞬のうちに描かなきゃいけないですもんね
椿原:そうですよ、伝わるように。“せんとくんに会いたい!”って言った時に伝わるように
松井:そうですよね
中野:そうそうそうそう

・そうやって松井さんが描いた力作の評価はというと

中野:ハイ、ビミョーですね、これは

ああー。頑張れ平城還都1300年祭 応援団代表!