仁淀川〜知られざる青の世界(8/20)

ソニンがナレーションを務め、7月にNHK四国4県ネット放送された番組がこの度全国放送されたので視聴。全長124km、水質、透明度と全国の河川でも群を抜いている四国の仁淀川について、流域の自然を中心に源流から河口まで、鳥や昆虫など水辺の生き物、花見や夏の水遊びなど人々の生活と共にある姿を季節の移ろいごとに丁寧に描きだされているこちらの放送にて、ソニンは落ち着いた大人の女性としてのトーンを基調としつつ、様々に形を変える水面にも似た艶めきも感じさせる語りで映像を彩っていました。まあひとことで言えばナレーション上手だったよソニーン!てことです(前段までのモードぶち壊しな表現)。
・それにしてもすーごいなーえらいキレイな川っすねーうらやましい。何しろ近所の川とか昭和40年代とか全国屈指の透明度&成分アレっぷりを誇る川だったらしいっすからね(今はだいぶんマシになってますけど。一応ウナギとかも居るっぽいし)。
・写真家さんがカワガラスという普段はすごい地味な姿の鳥の一瞬の輝く背中を撮影するために泊り込んだりもしてて、目指す姿を切り取るにあたってあれだけかける集中力と労力がハンパない。好天と清流の加減によって取れるかどうか決まるってのがまた。
・へー、カワラバッタってそんなに数減ってしまっていたとは。
・水の美しさもさることながら、水辺利用率一位ってのもさりげに注目どころっすよね。春の花見や夏の涼を求めにくる人々、昔からすぐ傍に川がある暮らしっていいよなぁとも。
という具合で、結構な見応えある放送でした。