ファミリーミュージカル『リボーン〜命のオーディション〜』in 新宿 スペース・ゼロ(10/12)

行ってきました。以下感想とか(まったくもってヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)
・会社を早退したところでM-line clubからの留守電にてドリムストークイベントの中止を知る。しかし引き返すのもなんだからそのまま新宿へ。当初の予定どおりだとこちらの舞台は途中入場やむなしとなっていたところだけど、上記イベント中止により当初から観劇することになった。こんなムチャな日程になってしまったのは元々ファンクラブチケット先行受付でリボーンに申し込んだ後にドリムストークイベが発表となったことによるもので、マコラッチョとヤグッチョリーナの出演回はなんとか押さえておきたいと思った結果なんだけども、今回のように片方のイベントの開催が無くなったことでそのまま次のイベントを開始時から観ることが可能となったというような事態になって、なんかほんと複雑な気持ちになったというか反省しました。
・会場前で、この日がちょうど森咲樹さんのお誕生日ということで彼女のカラーだという緑のサイリウムを配ってる方がいました。企画詳細か記載されたペーパーも一緒に巻かれていてすごい計画的だなぁと感心。
・開場10分位前に着いた頃には既に入場列が出来てて、そのまま並んで時間になり入場。ロビーでパンフ及びテーマ曲のリボーンイレブン『リボーン〜命のオーディション〜』CDを購入し、席へ。
・そして懐かしめなアニメソング等流れる中、いよいよ開演。ステージ後方のセットの上に生演奏のセットが組まれていてうぉっすげぇと思う。
・以下ほんとメモ的な上ウロオボエかつ順不同でスミマセン
コウノトリ結構美味しい?
・バンドの方が手拍子促してくれるのいいな。
・パンフレット買った方がよいです。後半の娘。出演陣による“リボーン座談会”の読み応えかなりのもん。これ字ぃ細かくしても出来るだけ掲載したかったんだろうなー編集の方。
・兵藤さん演じる閻魔大王程よい存在感。あとやっぱ声通るなぁ。
・くどぅーさん演じるレオナルド・ダ・ヴィンチ、最初の方で生まれ変わるので早めに前面の舞台からは離れてしまうけれど印象に残るキャラクターだな。
・新たな命を授かったメンバーは舞台後方のセット上、バンドセットが組まれてる手前にしゃがんでオーディション光景を眺めてるんですが、これまた早めに転生することとなったモーツァルトを演じてる三好さんが工藤さんと並んでる様子が微笑ましかった。
・集まった一同から一人またひとりと新たな命をうけ生まれ変わる扉のむこうへ向かう際にさり気にズッキさん演じる楊貴妃や生田さん演じる小野小町らが小さく手を振ってたりするのがいいなと。
・森さきさんと仙石みなみさんナイスコンビネーション。そんでもって対立する場面とか後のトークショーで触れられてたとおりチューしそうな距離ですね。
・それにしてもリボーンのテーマ曲でハローメンバーと共に歌いパフォーマンスする三好さんの姿みるとかつてのハロー合同コンサートとか思い出して懐かしくなるなぁ。みーよさんは結構年下メンバーとの交流をナチュラルに行ってるイメージがあるのでこういう舞台とかその意味でも合ってるかも。
・鞘師ちゃん、シェイクスピアとして物語中に一歩踏み込んだ感じの役どころ。事務所やスタッフさん達からの期待値高いんだろうなというのが伝わると共にそのことに頷ける実力・雰囲気の持ち主だよなぁと改めて思う。
・おお、『ヘンリー六世』の話題だしてきますか。なるほどね。
・そんでもって、田中さん、ガキさんのダブル主演なお2人についてなんですが、すごいわーすごいわー。田中さん演じるベベは、当初あまりのあどけなさ物知らなさに他のオーディション挑戦者が呆れたり反感持ったりする位だったけれど同時にその純真さ人を好きになる温かい心でそこにいる面々の気持ちも溶かしていくような存在。そして彼女に物事に対する知識が無い理由が語られてからの展開がねぇ、切ないのよもう。そんな純粋ででも愉快だったりもするキャラクターを田中さんピタッと演じてるんだよなぁ。ソロ歌唱における表現力もさすが。
・そしてガキさんジャンヌ・ダルクという圧倒的な背景を持つ役柄を演じるにあたっての彼女は、厳しい眼差しと人を寄せ付けない雰囲気を持つ。世に知られたあまりにも凄惨な末路を語る際の悲痛な叫び、それゆえの次の命に対する強い執着、想い。加えて、やがて判明するベベとの関係、そのことから選び取った行動…。すごいな。すごい女優さんになってるんだなガキさん。涙ながらの激しい気持ちの吐露も、大切な存在にかける愛情溢れる表情で歌われる深い想いも、会場の隅々まで伝わり客席の胸に心に沁みてくる。
・両者が歌う場面における、舞台両脇のモニターに映し出されるセピアの画像がまた効果大なんだ。
・今回1階の最後列から2番目で観たんですがぜんぜん舞台遠く感じなかった。それだけ出演陣の存在感あったんだなぁと。
・そうして、ステージ終了。そして、アフタートークですがまず森さきさんのバースデーがつげられほぼ同じタイミングで客席からも多くの緑のサイリウムが点灯され、感動する森さきさんの姿が見られました。本当嬉しそうだったなぁ。あれだけ喜んでくれたら企画した方々も冥利に尽きるってもんでしょうね。
・ハッピーバースデーが歌われた後、年少メンバーは9時過ぎるってことで先に帰されることに。兵藤さんは引き止められるも息子の弁当の買い物しなきゃ、と袖に。三好さんも娘。ティーンズやエッグ陣と共にはけようとしてるところを「ちょっとー27歳!」「違うでしょ!」と連れ戻される。
・てことで、本来トークメンバーだった森さん仙石さんに加えて田中さん、三好さんもトークに参加することに。(三好さんは当初から参加予定だったのかな?あとで確認します)「予定の人じゃないけどいいじゃん(田中)」こういうフリーダムさいいっすねぇ。
・アフタートークになった途端にジャンヌの峻厳さから一気にザ・司会ガールに変身してシャキシャキ進行するガキさんステキ。
三好ちゃんいいキャラしてるわ〜とガキさん田中さんから評価?される最年長みーよさん。
・そんなみーよさんは今工藤ちゃんを「本当は何歳ですか?」みたく聞いたりしてイジるのがマイブームらしい。そのことを受けてガキさんや田中さんからも「生田とかに“すいません、あそこはああ変わったんでよろしくお願いします”」などの発言をハスキーボイスの真似含めて再現されたり、楽屋が一緒になったことでふとした時に咳払いしてることから「オッサンがいるよ!」と言われたりしてるというのも判明したりしてました。うーむ工藤さんまだまだ奥深そうな存在だな〜。
・しばしば天然さを発揮する仙石さんに「ぽけぽけぷ〜」の形容詞用いるガキさん。ああ、確かにあのお方とも共通のノーンビリ系な雰囲気あるかも。
ということでアフタートークも相当面白かったし、何より本編が予想を遥かに上回って観応えある作品でした。前半のコメディ箇所もテンポつかみやすいし中ほどに入れてある自由走行的な区間も程よいし、後半からラストにかけての展開における演者から派生する表現の波動にも心揺さぶられるし、本当観る事ができてよかった。流れを知った上であと一度観る機会があるので楽しみです。