鉄ロックフェスティバルEXTRA!!!!! vol.3 in 渋谷gee-ge(4/4)

行ってきました。以下感想とか(ほんっとヘッロヘロ申し訳です)
・まだ終わっていない作業を振り切って20時過ぎ、会社の門を出てバスに乗る。渋谷PARCOの角を曲がり、数十メートル。飲食店の入ったビルの4階の扉を開けるとちょうど後から3番目の方のMCの最中(多分黒川沙良さん?)。弾き語るピアノの音色と歌声が合わさっての伸びやかさと切なさが印象残りました。
・少し休憩タイムあって、次は千佐真里奈さん(おそらく)。こちらはギター一本で強く激しい、それでいてどこかキュートさも感じるような声色がインパクトあり。
・てかピアノにせよギターにせよ自ら楽器操りつつ歌う方ってすげぇなあ〜。あとギターのボディ弾く感じのリズムの打ち出し方カッケーっすよね。自分でリズムを作れる方というのもつくづく羨ましい。
・そして、再びの休憩タイム後、途中からのお客さんの入りがあったりする中、大トリというアナウンスあって清浦夏実さん登場。初っ端は心持ち緊張感高めに見えましたが、MCでフルートの演奏等について間違えちゃってすみません、みたく照れながら述べた際の笑顔はおなじみの佇まいで。数曲歌って、そこで、はじめましての方もいるのに申し訳ないですが、というような前置きの後、清浦さん自身の言葉で、これからのことが述べられました。
・本日のライブ、予約したものの間に合わないかも、とも思ってたんですが4月2日付けの清浦さんのブログを読んで、これは何とかして行きたいということで、事前に会場に電話して清浦さんの出演時間をお聞きしたりとかしてまあ作業全然残ったままだったんですが上司の許可を取り(スイヤセン…)駆けつけた。だから覚悟してたつもりだったけど、ご本人の口から聞かされると気持ちにくるものがある。
・でも、真っ直ぐな眼差しで、決意をこめた表情で語る姿は等身大でありつつ着実な芯の存在も感じられて。意志が綴られた文章を想起させずにおかない『ホログラム』、明るい気持ちで、ということで(だったかな、ウロ覚え申し訳)歌われた『花火』、それぞれの曲中の詞において彼女の意志を彷彿とさせるかのようなフレーズが幾つもあって、感情のこもったその歌唱に鼻をすする音もあちこちから聞こえた。
・でも、心に沁みる歌声と共に持ち味であるイキイキした表情、笑顔ってのももちろん健在で、彼女の場合その明るくスッとした心持の良さがまた歌唱における表現の説得力・波及力を増してるんだと思う。
・『僕らの合言葉』、“ほら”のフレーズでの会場とのレスポンス、常連さんの掛け声頼もしい!
・挨拶、ラストの曲が終わり、司会の方から紹介があって退場した後も拍手鳴りやまず規則正しくアンコールがかかる。再び登場した清浦さん、さきほどまでゲストミュージシャンの方が弾いていたピアノの前に自ら腰掛ける。歌われたのは『七色』。練習の様子とか綴られてたけど確かな腕前じゃあないっすか。声もある意味いっとうのってたように感じた。それにしてもやっぱいい曲だなぁ。
・そして、ホントの締めは『パレット』。再びのフルートの吹き語り(!)で軽やかな春を感じさせ、そして挨拶をして、ステージを降りる清浦さん。
・「相談なしにアンコール2曲」と冗談混じりに司会者さん。そうだったのか!でも、アンコール含めて一つの完成形のように思えた。本当充実した時間でした。
・トリということもあってご本人がはけてから物販ブースには中々表れず、もしかして今日は無しなのかなと思いながらも、これでもう“しばらくは”となるとこれまでや今回感じたことを少しでもお伝えしたくてしばし場内に残っていると、無事清浦さんが物販コーナーに登場。自動的になんとなく列が生成され、ああやっぱ皆さん待ってたんだ、と。
・なんとなしに(というのは特段スタッフさんが整理するというのでもないので)列に加わり、やがて自分の番に。ほんとうおぼろげながらも、『(ブログで)驚きましたよね』「ブログみてびっくりしてこれは来ないとと思って」『(こちらがCDを選ぼうとしてるのみて)いいよー、持ってるでしょ』「いえ、そういう訳には」『(横のスタッフさんに)いい人だ』なんて会話を。更にこちらが選んだCDの歌詞カードを引き抜き、当然のようにサインまで。うわーちょっと贅沢すぎじゃないか。
・『来てくれただけで嬉しいです』なんて、そんなこちらにしたら出演時間に間に合って歌声聴けただけでありがたいのにそんな過分な言葉まで!そして、商品を頂きつつ気になっていた「また、歌声聴けるんでしょうか」というこちらの問いに『はい』としっかりした表情で頷く清浦さん。続いて笑顔で『“(転んでも)ただでは起きない清浦夏実です』と笑顔で頼もしい発言もあったりして。
・最後に、MCでの自分のCDに励まされていた、という言葉思い浮かべつつ「いつも(清浦さんの)歌声に励まされてました」とお伝えすると『私も、いつも来てくれて励まされてました』と。うわ、もう感激しつつ恐縮、と思いつつ、そのくしゃっとした笑顔と温かい手がつくづく心に沁みて。「楽しみに待っています」となんとか言えたんだったかな、笑顔でまた、バイバイ、気をつけてという言葉に送られて会場を後にしたのでした。
・長い冬から、決意を持ったことで春を、という表現、“ワクワクしています”というご本人の発言、やり取りさせてもらった際の「はい」という確かな返答、そうした言葉を心に置いて、清浦さんのこの先の歌を、楽しみに待ちたいと思います。