題名のある音楽会・・・(笑)ギター始めました。 in 赤羽橋パシフィックヘブン(10/28)

更新順序がいれこべになっててスンマセン、奈良の元気っ娘(ロンハー)にしてハリキリスベリーナな松井絵里奈さんの単独イベント、行ってきてました〜。以下感想とか(ヘロヘロ記述申し訳&結構順不同ウロ覚えです注意)。
・松井さんinパシヘブと言えば、2011年3月末に同事務所の松嶋初音さん達と落語会を開催予定だったのが震災で中止になってしまってたけど、今回ソロイベ、しかも歌メインで弾き語りもありという何だか豪勢な企画となって実現してメデタイ。
・13時15分頃赤羽橋に着いてパシヘブ前をちらっと眺めるとまだ準備中の模様だったので近くの公園へ。開場時間の数分前に再度会場前に来ると、既に入場列が。スタッフさんに声かけてもらって整理番号を告げて列に並ぶ。
・開場時刻の13時半を過ぎるも、最終チェック中とのことで待ち。その間にスタッフさんによる当選メールのチェックが行われる。数分経っていよいよ入場。何か普段慣れてる場所の筈なのにドキドキするのが不思議。
・中に入るとステージ上には弾き語りの準備がされてる。まず事前申込者、続いて当日券購入者が入って、それでも席数は余裕ある感じだったでしょうか。
・座席の上には表裏に○×が書かれた紙とアンケート用紙が置かれている。そっかー○×クイズやるのかーなんて思いながらしばし待つ。参加者の中には結構色々ハロプロ系参加してるらしき人達とかいて、イベント時にも適度な掛け声や率先しての拍手等で客席にいた者としてなんか助かったと言うか、やっぱ盛り上げ系の方々ってこうしたイベントには不可欠だなと思ったんでした。
・開演まであと数分というところになって、会場前方に司会の女性が登場。挨拶、諸注意などが告げられた後、いよいよ松井さん登場!
・笑顔でステージに上がった松井さん。近っ!と客席との距離の近さに驚く様子。ブログでも触れられてたように喉の調子がよくないとのことで、多少ハスキーボイス気味ながらも笑顔で挨拶。そして弾き語りの先生、リー先生も登場。ちなみに中国の方ではなく、“おさむ”と書いて“リー”と読めるのでニックネームという感じらしい。“中国の整体師みたい”とご本人は本意ではないとのこと。
・楽器セッティング等準備の間、司会の女性は松井さんによりマネージャーのメグちゃん、と紹介される。出川ガールの企画でも出川さんのお気に入りだそうです。
・さっきリハした時のままなので、と楽譜等を並べなおす松井さん。準備終わって歌のステージ開始。セットリストは下記のとおり。

『TOMORROW』岡本真夜
『つつみ込むように』MISIA
『Good-bye days』YUI
『First Love』宇多田ヒカル
やさしさに包まれたなら松任谷由実
『優しい光』EXILE
『secret base〜君がくれたもの〜』ZONE

・1曲目。すごい、こんなにあゆっぽい『TOMORROW』初めて聴いたよ!ってのは半分冗談として、うわーやっぱ上手いーと思った。テレビ画面や舞台からでも歌声の確かさと声量と伸びやかな聴き心地が伝わってくるんだから、パシヘブみたいな至近距離の空間ではもう圧巻としか。
・更にそこに歌うまで“入り込む”と評された目を閉じての感情こもった表情やこちらを見る時の眼差しや柔らかい笑顔が加わるんですから、その威力は否応にも増すというもの。
・歌う前や曲の合間には、やはり喉は相当辛そうで。調子が悪いことをしきりにすまながってました。歌手を目指してるならコンディション整えとけって話ですよね、とか自嘲されてて、やーでもこればかりは季節の変わり目だしタイミングでしょうし…。
・リハーサルでは高音で声が出なくなってマネージャー一同がシーンとする場面もあったとのこと。そこで台湾の漢方薬を直前に飲んだりもしたそうで、あとハチミツを配合したっぽい薬をマネージャーさんから手渡されて曲間に飲んで(食べて?)ました。けして美味しくはないけど後味はいいらしい。でも一旦歌い始めると時折苦しそうな箇所あるものの基本的に歌いきってて本当すごい。11月放送のハモネプの稽古と今回のイベントの練習が重なってしまい、双方ともに歌い出すと入り込んでしまうのでより喉が大変なことになったらしいです。
・ついには「ノドの調子がわるくて…許してにゃん♪」と客席にポーズする松井さん。ちょ、同じグループの千奈美ちゃんがすごい渋ってどうしてもやるはめになったらビジネスライクにすませようとするあのポーズを積極的に!しかも続けて「許してにゃんと言えばアップフロントですよね。いつもお世話になってます」と。今はグループ会社では無いのかなと勝手に考えてたんすけど繋がりは着実に保たれてるんすね。ってか和田さんが社長な時点でそこら辺の繋がりはそんな簡単にきれたりしないのかな。
・その社長ネタ、どこかで出てくるかなと思ってたらありました。今回のタイトルにもある“ギター”、そもそも松井さんは最初はピアノがやりたくて、社長に話したら「芸能人でピアノ弾けるの多いからギターにしろ」と社長命が下り、今回のような展開になったとのこと。

松井さん「うちの会社は社長の命令にノーとは言えないんです…」

…(涙)
・ってか、何かあの、個人的に応援してるってかいわゆる推し的な方々がギター始める率高いような。某ヤグッチョリーナとか某マコラッチョとか。某ソニンもギター弾いてたし…。ガツドルやバラエティ巧者の系統に属する女性陣はギターを始める確率が高いなんて傾向があるんだろうか。あ、まあ上記のうち前者2名は既にアレですけど…特にヤグッチョリーナ。
・上記のような話の他、曲の間でその歌にちなんだエピソード等のトークもあり。『TOMRROW』は小学2年の時TV番組で歌った曲で、その番組ににはおじいちゃんの応募で出場した、そして将来の夢は?と聞かれたら歌手と答えるように言われて、でもその時はまだ意味がわからなくて調べたら歌をうたう人ということで、純粋に「じゃあ歌手になる!」とその時から思い定めたまま15歳になっても夢は変わらず。
・そして『やさしさに包まれたなら』の時には、宮崎アニメの中でも魔女の宅急便が好きで、キキが13歳で独立しているのを観て、自分も15歳になったら夢に向かって上京しよう!と思い立ち東京へ。まず大阪へ、という選択肢もあったけれどキラキラしてる東京に行きたかったと。でもお父さんは猛反対(そりゃカワイイ娘が危ない街へ単身、となったら無理ないよなぁ)、そしてそういう時「大抵お母さんがダンボール箱に封筒忍ばせて、とかなるでしょう?それが無いんです!(松井さん)」松井さん曰く、お母さんは松井家3兄妹(兄・松井さん・妹)の構成の中で自身を3姉妹の次女または3女的な気分でいるとのことで、松井さんは「お姉ちゃん」と頼られてる立場だったらしく、なので仕送りとか一切ないまま、そして原宿に行けば簡単にスカウトされるだろう、と思っていたけれど…という高校時代は一日中バイト漬け、まずはサイゼリア、時給が高校生で950円というのに奈良とは違うなーと思いつつ、当時目白に住んでたので新大久保の店舗で働いてたらしい。そしてブラジルの人に電話番号渡されてEnglish、リトル!、も、ムリーみたいな感じで対応したり、といったエピソードが語られてました。
・ご家族の話から思い出した、「妹が来てくれてるんです」と嬉しげに話す松井さん。仲良しで何よりですなぁ。そして上の話で話題に出てたお母さんもおばあちゃんの法事がなければ来たがってたとのことでした。
MISIAの『つつみ込むように』、直前まで転調入れるか迷ってたとのことですが、見事に音階上がった後も歌いきってておおーと。
YUIさんの曲、それ自体がいい感じだなーというのに加えてこの曲から松井さんのギターが入って、ややぎこちない所はあれど練習の成果を感じさせる腕前と思った。
・そういう腕前になるまでのギター特訓はタイヘンで、帰省した際にもギター抱えて地元の駅に降り立ってエレベーター乗ったら居合わせたおじさんに『禁じられた遊び』弾ける?と尋ねられたり(←最初『危険な遊び』と言い違えてた。問われた際にも「セクハラ?!」と思ったらしい。その後Youtubeで調べて「あー知ってる知ってる!」となったらしい)、石原さとみさんところに遊び行くときもギター持ってくるよう言われたりと、とにかく頑張って練習したそうです。
・ちなみにギターはアコースティックタイプで、ただしアンプにはつないでてチューニングモード?みたいな時の切り替えボタンを押すの忘れてしばしば音が出ない状態になってて慌てる松井さんの姿が見られました。
・『優しい光』もいい曲だなー。松井さんはこの曲をその前のまっとーやさんのと合わせて“優しいシリーズ”と呼んでました。
・『secret base〜君がくれたもの〜』ZONE
・曲の間に限界が来てスタッフさんの促しで「鼻かんできます!」と松井さんが中座した時には司会の女性が再び出てきて場つなぎトークを。メグちゃんと呼ばれていたその女性、「私は絵里奈のマネージャーでは無いんですよ」と語りだす。なんでも同じ事務所である安めぐみさんのマネージャーで、実は数ヶ月前に結婚していたのを松井さんには教えてなかった→番組スタッフさんを通じて松井さん知る→松井さん怒る→「今日のイベントの司会やって!」「場つなぎもやって!」という流れで今日のようなことになったらしい。なんか和むエピソードっすね。
・そんなメグちゃんさんは、今の事務所で初期の頃から松井さんを見ていて、この日のようなイベントが出来たことが感慨深いと語られてました。イベント場所到着してから受付でも場内でもそしてイベント始まってからの進行時にも、こちらのメグちゃんさんや現在の担当でよく名前の出るトウゴウさんはじめスタッフさん達のあたたかさや真摯な取り組み方みたいのが伝わってきて、そういう所からも今回の催しのよさというのを感じたり。
・話飛びますが、この日の松井さんの衣装はワインレッドのワンピースに黒の短めパンツ(ぜったいに何かファッション上の言い方あるんだろうなーきっと。ご本人ブログとかに掲載してくれたらなー)、今の季節に合った感じ。マニッシュさとシックさを同時に感じさせるような装いでお似合いでした。
・んでもって間近で見る松井さんの細さってか華奢さったら。鎖骨も折れそうだし(←折れません)でも心配になるような風に痩せてるとかでなくて腕にはバラエティの体育系企画もこなせるだけのパワー感じさせるしなやかな筋肉纏ってる感じ。それになんといっても話してる時とかの目がご本人持ち前の明るさで輝いてて表情もキラッキラしててすごい存在感あるなーと思った。
・『secret base〜君がくれたもの〜』、“10年目の”という歌詞にちなんで、中学卒業時に選んだこの世界への道を歩んで今に至るまでの気持ちも語られる。
・ここまでで歌のステージはおしまい。メグちゃんさんが登場して○×クイズに。ここで個人ごとですが勝ち残ってありがたくも商品頂きまして、しかもちょうど持ってない品で松井さんにサイン入れて貰い(しかも「いつもありがとうございます」との言葉まで頂いて)やばい、この日の運遣いきったんじゃないかと思いました。クイズ自体も人が中々減らないのに業を煮やしたメグちゃんさんが突如「“松井絵里奈が早口言葉「隣の客はよく柿食う客だ」を3回言えるか」とか出題し出したりするユカイな展開になってました。(てか多分この早口言葉で正解(“成功する=○”に賭けたので)したから勝ち残れた気がする)。
・そして、挨拶をして終了…かと思いきや、なんとearthmindの皆さんが登場!松井さん=Erinaさんも衣装チェンジし(こちらの姿はブログUPされてる)、メンバーのOmmyさん(ギター)、JUN TAKAIさん(ベース)あとカホンを担当される助っ人の方?(名前失念申し訳です)もステージに現れ、デビューシングルの『B-Bird』を披露。うわー武道館で聴いたあの曲のステージまで再びここで味わえるとは思わなんだー。ラッキー。
・関係ないけどマコラッチョイベントで興味持ったカホンという楽器のパフォーマンスを至近で目に出来たのも個人的におおーと思ったです。
・そうして、もう一つの姿としてのパフォーマンスも終了、第2回があったらまた来てくれますか、との問いかけに拍手で沸く会場。多分この日訪れた人はみんなそう思ったんじゃないだろうか。本当充実してたし、てかコスパ的にダイジョブなのかちょとふあn(ry
・何か企画・要望がありましたらブログのコメント欄まで、なんて案内もあったりして、そして締めの企画、ツーショットポラロイド撮影へ。前方の列の人から一人ずつステージに上がり、松井さんと並んでポーズ、そしてポラが出来るまで少し話せるという流れ。プレゼント(一応先日行った屋久島で買ってきた品)をスタッフさんにお渡しして、『いつもありがとうございます』と再び言ってもらって恐縮しつつポーズ取って撮影、そして『遠いんじゃないですか、どこですか』「いや、八王子なんでそんなには」『遠いですよ!でもいいところですよね、私も好きです』との言葉に嬉しく思いつつ(高尾山行ったりしたのかなー)と考えたりしつつ、改めて「イベント開催おめでとうございます」「歌声聴けて嬉しかったです」とお伝えして。『ありがとうございます!気をつけて帰ってくださいね』「はい、風邪お大事にしてください」『(拳握るポーズで)頑張って治します!』といった感じで、柔らかい笑顔とほのかな関西なまりとで見送ってくれる姿にフワっとした気持ちになりつつ次のイベント場所に向かったのでありました。
そんな具合で、歌+弾き語り+トーク全て併せて2時間強だったこちらのイベント。彼女のことを知ったきっかけはその頃同じW社長の事務所に所属してたソニン出演の『竹山先生。』で、その頃からスベリーナとしての才能(?)の片鱗見せつつ共演の小さな子達とも仲良しで一方深夜バラエティー『グラビアトークオーディション』ではガツドル後継者としての根性発揮する姿に注目するようになって。最初の事務所に所属して、ユニットの一員として山本リンダさん曲をカバーして、和田社長のところの所属に変わって、色んな番組に出演して、そして今に至るまで、きっとこちらが想像してるよりはるかに辛く大変な道のりだったろう。それらの辿ってきた道筋について、ご本人が語らないところまで積極的に知りたいとは思わない。ただ、自らの“歌手になりたい”という夢を持ち続け、ユニットとして改めてデビューし、更に今回のようなイベントを実現するに至った松井絵里奈さんという明るさと根性と優しさとユカイさとスベリ属性と(だんだんアヤしくなってきた)を兼ね備えた文字通りの“タレント”として、これからも彼女を応援していきたいと強く思った、そういうイベントでした。あーもーほんと贅沢な経験させて頂いて、元気まで貰って感謝です!楽しかったー!!ぜひまた2回目開催して欲しいっす。