ブロードウェイ・ミュージカルライブ2012CD

5月に開催されたこちらのライブのCDが週はじめに到着してたんですが何かとバタバタしててようやっと落ち着いた状況で聴けました。

まずはお目当てのこの方、ソニンについて。
石井一孝さんと組んだミス・サイゴンからの『世界が終わる夜のように』、ソロでの『自由を求めて』(Wicked)、『オン・マイ・オウン』(レ・ミゼラブル)、いずれも聴き応えあり。会場で圧倒された歌声に包まれるあの感覚が蘇る。たたみかけるメロディの所ではステージ上の彼女の身振りや表情が浮かんでくるようで、クライマックスの激しく訴えるところで迫力を覚え、歌う世界を役柄を活きてその人物として表現しているという風に感じた。つか、単純にソニンの歌声好きだなやっぱり。
あと大塚千弘さんの表現力つくづく見事だーとか笹本玲奈さんの声聴きやすいなーとか岡田浩暉さんの歌い方心地いいですねとかクレジットの中に森実友紀さんの名前見かけておおっと思ったりといった感じでした。特に岡田さんについては以前ミュージカル観劇して佇まいもすっとしていつつ確固たる存在感ある印象持ってて、今回こちらのCDで歌声聴いたことでまたステージ上での姿拝見したい気持ちが増した感じ。てかTo Be Continuedのボーカルだったんですよね。その頃からファンな方とかいらっしゃるんでしょうね、すごいや(と一応EE JUMPの頃からのソニンファンが呟いてみる)。
とにかく、全体的に充実した内容の一枚だと思いました。さり気なく一部の演目が都合によりナッシングなのは残念ではありますけども、ミュージカルライブの時のとても大きな空間で演者の豊かな表現に溢れる歌声に包まれるような気持ちを味わえたです。なので早いとこAmazonさんの在庫が復活しますようにー。
追記:個人的に女優として、またミュージカルや今回のようなステージで歌い手として、着実に認められていくのが心強くあるけれどほんの少しサミシサ(って言っちゃうと語弊あるかもだけども)覚える身としてはMCとして石井一孝さんとのトークの中で、かつてお馴染みだったバラエティガールというかちょい素な感じのソニンの様子が収められてる(所謂マシューに「ソニーン!」と叫ばれよしよしされそうなエピソードを嬉しげに語っている)のもさり気にポイント高いです。や〜いいっすわ〜(ってどういう視点だ)。