Be Withプロデュース★Premiere≪ダブルフェイスシアター≫「灰とダイヤモンド◆Rouge◆in 八幡山 ワーサルシアター(2/1)

夜公演に行ってまいりましたー。以下感想的な(ヘロヘロ申し訳&一応ネタばれ注意)。
・仕事終えて少しして少し離れた駅まで歩いてそこから電車で一本。快速・各停しか止まらない駅が最寄だけど改札口から1分余りで到着するという中々に便利な位置にある会場に到着。なんだか名前に見覚えがあるなーと思ったら以前三好絵梨香さんや村上東奈さん、仙石みなみさんが出演して坪田文さんが脚本だったつぶやくGirl's が上演された劇場だったんすねーどおりで覚えがあった筈だ。何かー懐かしいなぁ。
・最初現地に到着したのは開場10分前だったんで一度駅前のスーパーに時間つぶしに行って再び戻ってきたらちょうどスタッフさんがこれから開場しますーと出てこられたところだったのでそのまま中へ。持ってたのが指定席引換券だったので受付で引き換えて貰い、場内に入ると最後列だったですが段差もありまたかなりこぢんまりした会場だったのでステージの様子も見渡せてよかったです。
・場内には関係者らしき方々のおはよーございます!とかいう挨拶も飛び交ったりする内、暗くなって開演。こちらの舞台はいわゆるワンシチュエーションというタイプだそうで、闇サイトで募集されたメンツで宝石強盗をおかして逃げてきた5人の女性たち、集合場所の地下室に初めてきちんと顔を合わせたのだが、やがて一人が言い出す『一人多くない?!』さて、果たして誰が裏切り者なのか…という内容。5人の演者さんはそれぞれ女子大生、主婦、銀行員、、といった具合に様々な職種で各々が金が必要な事情を抱えていて、そんな女性達による切羽詰ったりちょいギャグ風味だったりするやり取りや思いがけない闖入者が来たことで巻き起こる波乱、そして驚きの結末という具合でテンポよく進むストーリーにラストまで見入らされました。
・お目当てだったのはやはりDISACODEのAKIRAさん、今回のステージでもスラッとした体勢と強い目力、凛々しい立ち振る舞いがハマってました。今メインでやってらっしゃる音楽やモデル関係の現場は敷居が超高いんでこれからもこういう風に舞台に出てくれたら嬉しいっすねー。
・銀行員役の渡辺瞳さん、おどおどビクビクと怯える小動物的佇まいがデフォながらハジけとんじゃうとヤバいみたいなキャラクターをナチュラルに演じてらして、しかし上演後のトークショーでは結構しっかりした印象で、他のタイプのキャラクターならどのように演じられるのかなーと観てみたくなりました。
・ギャンブル好きな主婦、美津乃あわさん、もう貫禄の演技といいますか。なるほどーNHKテレビ小説とかにも出演されてるんすね。
池田夏希さん、背が高くスタイルが良く高飛車なキャラがお似合いな美人さん。ただしトークショーにおいてセリフを覚えるのに苦労して台本外せたのが数日前だったけど何とかなるもんだなーと思いました、みたいに語る姿はいい感じに親しみやすい雰囲気でした。
・キャピキャピミーハーで某アイドルのショーくんを愛してやたら彼が所属するグループの歌を歌いだす女子大生を演じた中西悠綺さん、美津乃さんと共にこちらの物語内のギャグパートをほぼ独占。この方の存在でストーリーが大分軽さを保ってたと思います。基本的にキュートでぴょこぴょこあちこち駆け回ってる感じながらふとした時の眼差しに見逃せない光が閃いたりしていて、中西さんについても他の舞台での姿を観てみたいなぁと感じさせられました。
・終演後には上でもちょい触れましたがトークショーがあって、1日3回はタイヘンとか中西さんが楽屋でいつもヘンなテンションでオトナチームは時間が経つにつれて疲れてくるのに朝はハイな年長組を冷たい目で見てたくせに夜が近づくごとに元気になっていって美津乃さんとかもう“育児放棄”してたとか、そういうことが語られてました。
という具合で、トークショーも含めて全体的に出演者の個性が感じられて観応えある舞台でした。ここに出てらした方々、繰り返しになるけど他の作品でもどんな風に演じるのか観てみたくなった。物語自体も他の回には違う結末があったりするらしく、また同シチュエーションの男性版も同期間に上演されてるそうで様々にチャレンジしてる姿勢が感じられる作品でした。AKIRAさんが出てることで急遽決めた観劇だったけど観れてよかったです。