舞台『TOKUGAWA15(フィフティーン)』 in 中野ザ・ポケット(3/21)

夜公演観てきましたー。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・平日、しかも一番業務が立て混む年度末ってことでやや諦め気味だったこの日の観劇、しかしずっと待ってた情報が今日中には来ないことが判明したため割り切って職場を飛び出し中野の地へ馳せ付けました。ああー明日の朝早出して少しでも片付けなきゃ(割り切れてない)。
・それはともかく、受付通ってパンフを購入して席へ。端の方ながら舞台にも結構近くて演者さん達の表情が良く見えました。
・物語は、女性首相とその秘書が支持率UPのために一般人を日光東照宮を望む会議室に集めたけど、実はその面々は、みたいな(全然説明になってない)。とりあえずまあ一人ひとりが徳川将軍家15代それぞれのメンツの特性をどっかしらで表わしてる訳ですよ。んでもって個人的な鑑賞目的であるマコラッチョさんはかの吉宗公にちなんだキャラで下着メーカー(つかピーチジョンって思っきしメーカー名言ってたような)の女社長役。持ち味にハマった明朗ハキハキ情もある女性を演じてました。やっぱ小川さんの笑顔やキッとした眼差しや真摯な表情、どれも魅力的だなぁ。
・そしてこの日の公演を選んだ理由であるところのゲストであるミッツィーさん。彼女の役は日替わりで色んな方が演じるらしいバイク便のお姉さん。実はまこっちゃん演じる女性経営者と繋がりがある、というキャラクターであり、今回も登場シーンではほぼセリフがアドリブらしいまこっちゃん・もとい社長に対しての印象とか問われてました。但し光井さんと小川さんは属するグループこそ同じだけど代はすれ違いなため実のとこ互いに詳しくないことを明かし、「メールアドレスも今日交換したんです」と話したりも。「でも私の同期の愛ちゃんとはよく食事言ってるよね」みたく追求するマコラッチョ。フォローするように社長の魅力として歌とダンスを挙げるミッツィーさん、しかしどの曲でカッコいいかがスムーズに出てこなかったためツッコまれる。でも「愛ちゃんも誘って3人で食事に行こう」「まずは3人から」みたく最終的には落ち着いてたので良かったよかった。なんちゅーか互いに人と親しみやすく配慮深くツッコミボケどちらもいける点で共通項がある気がするお2人の今後に注目です。(ただマコラッチョがより天然寄りでミッツィーさんがより気ぃ遣い寄りな感じはします)。
・他の将軍達(を元としたキャラクター陣)では独特だけどさり気に劇中でイイ仕事するニート(!)役な森本未来さん(将軍:家光)やキャバ嬢役の穐田和恵さん(将軍:家綱)が気になりました。あと総理大臣役の椎名亜音さん、佇まいがとても印象的だった。首相としてのやや気弱ながら如何にも女性政治家な話し方・人への接し方から中盤〜後半にかけて前歴であるとある職業を彷彿とさせる雰囲気、そしてクライマックス〜ラストの一連の態度、発言、すごいなあと思った。ただあの、アフタートーク仕切り時におけるあのすっごい早口な(劇場の撤収時間が迫ってるからってのもあったんだろうけど)進行っぷりも違う意味でインパクトありました。例えるなら3学期に入って教えるべき範囲に対する授業コマ数の少なさに気付いた教師的な(どういう例えだ)。でもトークショー、客席からの質問に答えるとかの企画楽しかったです。そうそう、中野風女シスターズ京本有加さんのあの手腕も見事だったよなぁー。
という具合で、全体的に楽しく観れた舞台でした。まこっちゃんの演技を堪能出来た点でもミッツィーさんがステージに立ち演じる姿を観れた意味でも行けてよかった。もう一度観るチャンスがあるのでお次は家にある徳川15代将軍の新書とか読み返して予習してから行こうかな。
追記:そうそう、穐田さん京本さんとまこっちゃんがトリオで歌い踊るシーンがあってそこも大きな見所っす!