大人の麦茶×ゲキハロ『ごがくゆう』 in 紀伊國屋サザンシアター(6/13)

観てきました。以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・会社を早退して両毛線で高崎でてそっから湘南新宿ラインで一路新宿へ。新南口からちょい東急ハンズ覗いてお隣の紀伊國屋書店に。サザンシアターや本店の方のホールでで舞台やる時って本屋で時間つぶせるから助かるよなーってこと前も考えたっけ、とか思いつつ漫画と雑誌数冊を購入してから7階の劇場へ。既に列が作られていて並んで間もなく入場開始。
・ホール入り席着いてチラシを読んでおっ2冊目のカンフェティオトムギさん特集号だラッキーか考えてるうちに天気組ブログの飯窪さん記事でも触れられてたメンバーによる場内アナウンス。おおーこりゃワクワク感増してくれますねってなところでいよいよ開演。
・で、感想ですが、これから観る方多分ほんと少しでもネタばれない方がより観てる最中あちこちでおおっ!とかマジか!とか思えるとおもうんで物語に関係ないとことか。まず幕開けから少ししたとこでの白幕おろしてのオープニング映像。これ三億円少女とか戦国自衛隊死守セヨとか1974とかBBとかでも使われてた技だけどここで見事に心とらわれてしまう要因の一つなんですよね。ほんとカッコいいしこれから物語が始まっていくんだ、目前で繰り広げられる作品世界を味わえるんだという気持ちをより高めてくれる効果がある。
・和泉さんの役名、やーやーやーここであの方が。あとあのガラわるい兄ちゃんの名前、もしかして?
・クライマックスのある場面でシュガースポットやタイガーブリージングの1シーンを思い浮かべたんですがそういう方他にもいそうだな。
・娘。さんたちについて。鞘師さん、つくづくさすがだなと唸らされた。特に途中のあの一連のシーンは彼女ならではというか、ほんとすごいと思った。物語の主導権を握り、観客の感情も揺さぶり掴んでしまう力がある。
・飯窪さん、ああー清涼剤。いい子なんだけどもチラリと見せる一面がヒトクセあって、でも友人を想う心が温かくて。ご本人の在り様が作品内にも描かれてるのが脚本・演出の塩田さんの力だなって。
・譜久村さん、ストーリー内でのポジションと、しかし流されない佇まい、ほんわかさと飄々した様子が併存してるキャラクターがいいな、と。
・石田さん、ステーシーズの時もだけど、ダンスのすごさに普段魅了されるけど演技もとても人を惹きつける力がある方だと思いました。ハキハキしていて少しちゃっかり、現実派だけど人情味あり、な看板娘、見事にハマってた。だーいしさんの引き出しまだまだありそうだなぁ。今回みたいなゲキハロに加えて大人の麦茶さん本公演や外部舞台にも出演してる姿、ぜひ観たいです。
・そしてくどぅーさん。1974の時に当インパクト受けて、今回も期待値一段高く持ってて、それはもう満たされました。これまで生きてきた環境や経験から厳しさや撥ね付けるような態度が出てしまいがちだけれど、守ってきた者への想いの深さや、知り合ってまもない相手の境遇に対し感じたことを伝えずには居られない人情のあり方、これは今回参加した娘。さん達全員含めてだけど、宛書きみごとすぎる。くどぅーさんの魅力と彼女が演じる少女への魅力が混然となって目をそらせない輝きがありました。
・登場人物たちの中では並木さん演じる一筋縄ではいかない怪しい動きしてるけどでもどこかしらで筋も血も通っているかな、という人物や池田さん演じるオヤジさんが特に印象的でした。並木さんと幸田明音さん演じる教育係の女性とのやり取りとかさり気にツボだったです。
という感じで、とても面白かったし娘。さん達はじめとした登場人物たちも魅力的で惹きこまれた舞台でした。個人的にも一度観れる機会があるんで流れを掴んだ上で観れるのが楽しみっす。