『恋するハローキティ』in 新宿 紀伊國屋サザンシアター(11/22)(11/23)

11/22は15時、11/23は11時半の公演観てきたんでした。今頃ですが感想(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・いやー自分基本ヘタレなんで学園モノとかでしばしば描かれる所謂責められシーンとか観るとウワワ〜と逃げ腰なりがちなんですが今回そういう場面でメイン張ってる高木さんの歌唱があまりに見事で密かにそっち系(イジ、じゃない学校のルールを教える)なシーンも楽しみになってました。選抜の小野田暖優さんと松下華菜さん、お2人との合わせもハモリも見事で聴き入りました。高木さんのやりきりっぷりと感情の押さえきれない心の動き、嫉妬に説得力を持たせる力、本当すごいと思います。
宮崎由加さん、神様と先生、茶目っけ閃かせつつキティを見守る大きさ温かさが伝わる存在感。歌声もしっかりしていて役柄の説得力ありました。ああいう感じでリーダーとしても皆を見守っているのかな、とも感じさせられたような。
・金澤さん、現在常態的に語られてる女王様的イメージも納得ではあるんですが、個人的にはカラオケコンテスト優勝でベリキューと共演した時の印象が強くて、どこか今も保つ客観性や冷静さといった印象をこの舞台では特に感じた。男性役を演じる自分と相手役を外側から見れる、自らを律する強さ。そういう所がまた今回のキャラクターの魅力にも繋がってたんじゃないか、とか。 宮崎さんと同系列で、上記の要素はサブリーダーとしての在り方にも共通するのかなーみたいな事も考えたり。
・ちょ、うえむーさん…!すげぇ良い意味で掴めなさすぎるよ…!何なんすかあの演じる少女の言葉の説得力も歌声も。ああいう役柄に抜擢されてそれに応えてらしたのが本当すごいし、くどぅーさんがブログに書いてたお2人の共演、観たい。
・そして宮本佳林さん。juiceになるまでゲキハロや外部舞台でおしゃま、しっかり者、儚さ凛々しさ色んな気持ちや存在を演じる姿を観て、そしてこの作品でまた一段と彼女に魅せられた。可憐で真っ直ぐで愛らしく優しく強い、複雑な感情を学びながらも大切な人達の為を想う。涙に笑顔に心うたれました。
ということで、2回の観賞、どの曲もどのシーンでもおのおのの持ち味が活かされ、登場する人物の想いが強く激しく暖かくやさしく伝わってきました。出演の7人全員個性あって物語を築く一員となっていて、制作陣からの信頼感と応えるメンバーの姿に胸が熱くなりました。この物語を作品を観ることができてよかったです。
追記:あ、金澤さんについてですが劇中ではほんと上記のように感じたんですけどアフタートークではやっぱ朋子様ですねさすがでした^^;