アンジュルム コンサートツアー 2016春 『九位一体』in 名古屋市公会堂(5/7)

夜公演行きました〜以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・連休最終の週末、こぶしに続いてGW中2度目の東海地方探訪は少しのんびり行こうってことで1日目は夜公演のみ、こだまで向かい、宿泊先にチェックインしてから身軽になって会場に赴きました。
名古屋市公会堂、この日は2階席前方ということでステージと1階席見渡せる位置。結果として、メンバーの表情もしっかり見えると同時に、彼女達の動きに合わせてサイリウムの光が一斉に掲げられ閃く様子がとても綺麗で、その意味でも見ごたえある空間を味わうことができました。
・セットリストがまぁまた、すっげぇすね、初っ端から疾走、勢いよく“さぁ、皆一緒に楽しもうぜ!”といった気持ちを全面に溢れさせつつ、合間ごとの柔らかだったり穏やかなナンバーでこの月の終わりには新しい道に進んでいくあの子のことを、奥底で見守り援じているというような。
・その彼女の歌声、パフォーマンスがまた、自らの目指す夢を実現しようと一歩を踏み出すことを決めたけれど、10代の多感な時期を過ごしてきたグループと仲間への愛情に満ちていて、聴くごとに見るごとに胸に染み込むようでした。
・まぁそんな彼女を含めた2期メンバー通称アメリカ(あかりめいみりなかな)のMCコーナーはこの回の進行務めたタケちゃんをあいうえお作文でひたすらオトしてショゲさせた挙句めいめいさんが締めの“チ”で「チュー!!!」と迫ったのを皮切りに3人でサブリーダーの片割れを追いかけるというハチャメチャっぷりでそれがまたステキだったんですけども。
・ちなみに上記のタケちゃんはその前のMCでも和田リーダーとかななんさんというワルい年上2人にそそのかされた純真なカミコちゃんにも「タケウチあーほ」とか言われて“マジかよ…”という呆然さを絵に描いたよな表情見せてくれてました。そんな表情みせてくれるのがタケちゃんのいいトコっすよきっと!
・話戻しましてセットリスト、『ドンデンガエシ』ホールだとサビの一層客席半々にしてきっかり掲げられるサイリウムが見事っすね。新曲3曲、あいあいさんが肝となる箇所でニヤリとさせられたり(従前曲でのバレエ披露といい彼女のやりきる力は普段がホンワカしてるだけにわぉ!と思わせる効果がある)佐々木ちゃんの鋭さ、むろたんさんの歌い上げと地力の確かさも感じました。
・かななんさん、確実に自パートでの魅せるぞ!という気持ちが増してる気がする。歌声前から好きですが、高めの声部での切なさは感じさせつつ着実さも同時に在ることでその魅力に浸れる安心感があるというか。もちろん低めパートでの独特な色気も健在っつかこれまた彼女の持ち味の大きなひとつであることは間違いなく、要するに今後ますますパワーUPしてアンジュルム楽曲での重要な一角を担っていくだろうと感じたんでした。
・あやちょさん、見守るリーダー。イタズラ心を保ちつつ温かさを感じさせる。りなぷーさん、アンコール後の挨拶では年齢順なんで思い入れたっぷりのめいめいさんの挨拶後に彼女の順番が来て「すみません、ここから空気変わりまーす」的なことをあの独特な淡々とした言いっぷりで場内の空気を湿度60%位に切り替えたりしてましたが、ライブ中は本当にアンジュルムのこと、またメンバーと共にパフォーマンスすることが大好きなんだなと感じさせる満開の笑顔で歌い踊ってました。リーダーとりなぷーさんの存在がある意味アンジュルムアンジュルムたらしめているような気もしなくもない、よう、な?
・かみこさん、すごいな。上記MCだけじゃなくて、だってぜんぜん違和感感じさせないんだもの、加入以前の楽曲においても。ひとつならず重要パート任されているのにそこをキッチリ仕上げるのみならず彼女の個性をも漂わせて見事に歌い上げ、先輩メンバーの中でグループを築く構成の一つになりきっている。ブログ等で垣間見える他グループとの交遊模様も含めて今後の更なる活躍が楽しみです。
そんな具合に、本当に素敵な時間だったアンジュルムコンサート。ホールツアーはこれまでライブハウスツアーには二の足を踏んでいた方達にも行ってみようと思わせる効果が絶対あると思うし、そういう人達も一度この空気を味わったらスタンディングでも勇気出してみようかなと感じる方も出てくるだろうに違いないので、ぜひ今後も続けて欲しいなとつよく感じました。爽快感と切なさとでもこの先もきっと彼女達は確かな存在感と明るさ楽しさを伝え続けてくれるだろうという確信とを覚えたひとときでした。いい時間過ごせましたわー!