松井絵里奈「春ですね♪2016年初ライブ〜上質な空間の隠れ家カフェにて〜 in 表参道 art cafe 禅(5/15)

夜の回行ってきました〜以下感想とか。
・オシャレな街並みを歩くと通常の倍HP及びMPを消費する心地がするのですが表参道ときたらその最たるものといいますか、赤羽とか板橋とか王子が懐かしいよ〜。
・そんな人波の間を通り抜けて何とか会場前に到着。しかし事前に調べたHPの表記に従い該当するビルの階段上ってもドアが開いてない、と思ったら気配を感じたのかお店の方が扉を開けてくれて、準備中なので少しだけお待ちください、とのことでちょいと待機。あー合ってたとホッとしてるうち間もなくどうぞ、という案内を受け中へ。
・室内はテーブル・ソファが適宜配置された落ち着いた空間。そのうちの一つを示され、座ろうとすると絵里奈さんの直筆メッセージが。しかも宛名入りでこれは嬉しい。
・というか中に入った際に絵里奈さんとライブでお馴染みのギタリストジャイアンさんが入口近くにいらして挨拶をさせて頂いたりもして。映像でもだけど、実際にお会いするとつくづく華奢でありつつキラキラした生命力を感じる方だなと改めて。
・1杯はサービスという飲み物を注文してしばし待つ。その間にいらした絵里奈さんのご友人というパティシエさんから試作品というフィナンシェ(だったかな?)を頂いて感想お伝えしたり、ライブを待つ緊張感もありつつほのぼのした空間でもありました。
・この回の観客が集まって、時間となり開演。セットリストは下記のとおり(一部表記とか順番とか違ったら申し訳。ご本人ブログに掲載されたらリンクします)。

1.ほんとはね。(より子。
2.(失念申し訳)
3.鱗(秦基博
4.日常喫茶
5.愛のカタチ
〜休憩〜
6.残像
7.B-Bird(earth mind)
8.トキノカゼ
9.(失念申し訳その2)
アンコール
(1)アイ(秦基博
(2)forever to you

・『ほんとはね。』この曲は中学生の時に上京を決めた際に皆の前で歌ったとのこと。そっか、ちょうど2002〜3年頃の曲か…てか、かつての松井さんの事務所のセンパイであるソニンもカバーしているし、何かと縁があるなぁ。久しぶりに聴きましたがやはりいい曲で、そのナンバーを絵里奈さんが歌うことでまた異なる魅力を感じるなと思いました。
・2曲目、恥ずかしながら失念してしまったんですが、明るくありながら淋しいという。この曲から登場した作曲者のジャイアンさん(思いの他早めに呼び込まれたため頼んだばかりの白ワイン片手に表れる)が述べてた、“歌詞の言葉がすべて過去形”なるほどなと思った。晴れ上がった青空を見ながら、かつての時間を思い起こしているような…素敵な曲だったんですよそれだけに本当題名覚えてなくてスミマセン。。
・3曲目とアンコール1曲目で披露された秦基博さんのナンバー、以前エグザイルさん曲歌唱された際も感じたけど、少し低めの箇所、男性目線の詞がまたちゃんとしっくりくるんですよね。やさしさ、静けさといった気持ちを覚えるというか、胸に沁みるというか。
・『日常喫茶』軽やかでハッピーで柔らかい、幸せな空間を感じさせてくれるナンバー、いいなぁ。
ジャイアンさんの旅の記憶から紡ぎあげられたという『残像』、飛び立つ機体の窓から遠ざかる地上を眺める眼差しが浮かぶような曲でした。
・『B-Bird』アースマインドさんの曲をここで聴けるとは!武道館で歌った思い出も語られたりしてまし
。絵里奈さんならではの歌い上げ、情感込めて掲げられる手・腕の動き、ジャイアンさんのギターもハマッててアコースティックバージョンもいいなと思いました。
・『forever to you』聴くごとに、松井さんの歌声の魅力を実感する。更には彼女がここまで歩んできた道のりも感じさせられる。歌詞を大切に、心を乗せて歌い上げられる。またこの曲を耳にすることができて、歌う姿を目にすることができて、よかった。
トーク、温かくユカイ。ただ、オモロイのだけど、歌いたいという志ひとつ抱いて上京し、でも歌は稼げない!脱げ!と前の事務所の社長(Wさんー!)に言われてグラビアしたりして、でもそこでミスマガジンというチャンスを掴んだりもして。様々な経験したけれど人間関係には恵まれた、と人との繋がりについて語る松井さん。番組で出会ったアゼルバイジャンの女の子と今でもメールのやり取りしている、とも。このエピソード覚えあるな、と思ったら2008年10月19日放送の『地球感動配達人 走れ!ポストマン』だ。(関連記事1関連記事2
多分、そういう関係を築けたのも、松井さんの持つ素直さ、優しさがあってこそだと思う。本当にキツい思いも沢山されてこられただろうに、それでも根底に保ち続けている真っ直ぐさ、すごいなぁもう。
・数曲歌い大体1時間位過ぎた所で「ここで休憩しましょうか!」「じゃあ18時5分から再開」みたいなアナウンスがご本人から。なんか職場の会議の合間の一休みみたいな…や、そこがまたアットホームでよいですが。
・この休憩の合間にジャイアンさんから5/20のライブイベントに松井さんも出演決定した、との告知が。が〜るずぽっぷ vol.4/北参道ストロボカフェ スケジュール
あれ、5/19宿直で翌日明けの定時で職場出れば行ける、か?てことで帰りがけチケット入手してしまいました。。だって松井さんの歌の魅力再認識させられた途端にライブのお知らせされたらそりゃあさぁー。
・曲の合間のトーク、ギタリストのジャイアンさんとの掛け合いも面白かった。急遽お願いしたとは思えない息の合い方、リハーサルは絵里奈さんがシークァーサーのお酒飲んでほろ酔い加減となり最終的には互いの思うところの語り合いがメインとなって終わったらしい。奈良で開催したライブの際に絵里奈さんファミリーと食事した際、なまじガタイが良いばかりに大食漢との誤解を受け、どんどん料理盛られて往生したとのお話し、親戚のようなエピソードに和みました。
・すべてのステージが終わり、挨拶があって、外に出る際には松井さんのお見送りが…とその際になんと写メ撮影まで!横の自分は置いといて2ショットできたのほんといい記念でした。緊張したけど!『いつも来てくれてありがとうございます』とのお言葉、ほんと勿体ないです。こちらこそ、今年もまた歌声聴けてうれしいです、本当に。
そんな具合だった松井絵里奈さんのライブ、爽やかで明るく、でもどこか切ない歌声、特に中音域の確かさと艶のある声に聴き惚れ、ほのぼの愉快なトークに元気とぬくもりを貰ったひとときでした。暖かいお店の雰囲気や聴き入りつつ楽しさを共有する心地の客席の空気感も含めて贅沢な時間だった。今後も絵里奈さんには(バラエティもだけど)音楽活動続けて、歌と共にあり続けて欲しい、ずっと応援したいと心から感じたライブでした。行けて良かった!