演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」in 池袋 サンシャイン劇場

EAST→WESTの順に観てきました〜以下感想とか(ヘロヘロ+東西ゴチャマゼ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・浜ちゃんイベント予約のためハロショに寄ってから東池袋経由でサンシャインシティは文化会館へ。着いた時にはすでにロビー開場してたので中に入りパンフとDマガ購入して少し待って場内に。
・EASTは1ケタ台の席だったので表情がよく見て取れ、一方WESTはやや後方ながらも通路席で会場内を彩る照明も全体的に堪能できました。
・東西共通の印象としては、脇役のちょっとした所がちゃんと持ち味活かされてるなと。伯爵の正義感とかドゥマーや総議長の疑念や罪悪感とか。あと橋本さん高瀬さんの級友ズもいいっすね。
・もちろんメインキャストもインパクト大きい。あゆみんさん少年役お似合いじゃないすか!シャイボーイっぷりが実際のイメージと相似してるようにも思える。おださくさんも男役お似合い。低めの声が利くからより効果大ですね。
・くどぅーさん、フロルの時の両性としての位置づけにあるキャラクターハマってたなぁ。自らの思うところが通じない時の地団太を踏むような悔しさを現す演技、とても上手かった。一方の少年役はというと、これはもうお家芸(!?)ですね。ファルスみたいなズルく危ういイケメンも、アサダのような不器用で誠実な青年も、此度のタダのような相手を想う余り傷つけてしまいそうになる少年もいずれもナチュラルに存在感持って務め上げる。努力と才能の両輪あってのことだろうなぁ。
・今回一番びっくりしたのは優樹ちゃんのバセスカ。なんか、あの、すごいしっかりしたキャラクター造形だし発声に深みがあるし男性としての有り様が地に足ついてて、観応え聴き応えありました。彼女の演技についての印象は今作で完全に変わった。
・開演前の石井杏奈さん高瀬くるみさん橋本渚さん小野田暖優さんのストーリー説明、物語の雰囲気掴みやすくなって助かった。石井さん高瀬さんの掛け合い愉快でした。
・羽賀ちゃん、葛藤するドゥマーもよかったけど石頭役がよりいいなと思いました。ここぞという時の芯の強さが表れてた感じで。
・尾形ちゃん、酔いどれ役上手いな。その内ナンパな王子様キャラ的な姿も見てみたいな。
・野中ちゃん、兄を失った妹の悲愴さも、筋を通す側近としての姿もいいなと。様々な役柄において着実さを出せる方だと思いました。
・小片さん、一癖ある役柄ハマりますよね。一方でサンクユーのような単細胞も演じられるとこがさすがだなと。
・きしもんさん、レッド頑張ってた。ただ持ち味的な部分ではも少し融通利かない正義漢的なキャラクターがよりお似合いな印象持ちました。サンクユーの葉子がすごいよかったからなぁ。但しあの役はお姉さん的な余裕もあったりしてその意味でもきしもんさんの存在感十分に生かされてた。
・存在感的な意味ではえりぽんさんのレッドハマり役っすね。自由で独立独歩で皮肉屋で達観しつつ一本芯が通っている。殺陣もお見事でしたし。
・牧野ちゃん、オナが切ない。バセスカが婚約するまでの間のアナザーストーリーとかあったらなぁ。どちらにせよ叶わぬ恋になってしまうけども。。
・譜久村さんは王役がより印象的でした。民を大切にする志、王としての威厳が感じられて。おださくさん演じるフォースとの友情切なかったな。。
・フォースはおださくさんだーいしさんちょっとした印象の違いがあってそれがそれぞれの役柄を自然に感じさせてた。おださくさんからは苦悩、だーいしさんからは煩悶をより感じられたような。
そんな具合で、EAST、WEST共に各キャラクター異なる印象を受けて興趣深く観劇しました。モーニング娘。'16、香音ちゃん卒業してもやっぱり気になり続ける存在。つばきファクトリーからの4人の演じる姿ももっと見たいと思ったし、研修生・演劇女子部の面々も同じ。今後もハロプロにおける演劇機会は続いて欲しいと感じたひとときでした。