プロペラ犬第7回公演『珍渦虫』in 下北沢 ザ・スズナリ(11/7)

行ってきました〜以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
以前ソニンも出演したことある水野美紀さん演出の舞台に数年前℃-uteと共演していた福永マリカさんが出演されるということで観たいなと思ったこちらの作品。書けなくなった作家と編集者、冒頭の幼い日の遠景、登場人物が深く沈めていた記憶や胸の奥に抱える想いが物語の進行と共に明らかになっていく。ティーンズノベルの登場人物達によるコミカルな一幕があるかと思えば彼らが生みだされた背景にあった余りにも非情な過去が描かれる。ただし、ラストに主人公があることを思い出した、その語られ方に救われた気がした。観れてよかったです。
そうそう、お目当てで行った福永マリカさんも作家が書いてきて完結させようとしている物語の登場人物及び作家の幼い記憶の中の母親役、あと幼馴染みと様々な役柄を見事に演じ分けてらして流石だなと感じました。あと『さくらの花束』の時も思ったけど声が魅力的だなと。全体的な佇まい含めてまた演じる姿観たい役者さんだなと感じました。