清水佐紀 DanceLive ～I wish I could～ in COTTON CLUB（10/29）

行ってきました～以下感想とか（ネタばれ注意＆念のためネタばれ注意）。

・“I wish I could”というタイトル。強い希望というより、できたらいいな、というような気持ちを表したというこちらの公演。慣れない派遣社員として働き実家の母から帰るよう言われるもダンスをやりたいと希望する“佐紀”という女性のストーリーに絡めつつ進行、後輩の一岡・高瀬（！）という2人の子を指導したり、日本舞踊を披露したり、ピアノ（技巧曲、と思いきやまだそれは弾けません、とオチャメに述べてディズニーの“星に願いを”。）弾いたり。劇を取り入れることで演じる姿も久しぶりに観れて佐紀ちゃんの演技好きな者としてはやったぁ、と思ったり。

・主題のダンス！しなやかで艶やか、色っぽくありつつも涼やかで真っ直ぐという多々の要素満載、見応え増し増しでとにかく魅せるダンス、Berryz曲中心に全力なパフォーマンスを堪能させて頂きました。
・色っぽさ方面（？）で一番ヤバかったのは『ROCKエロティック』に合わせて椅子を使用したダンス。Berryz時代、実は佐紀ちゃんてセクスィ～？という疑念（？）を抱かせるに至る幾多の曲があったと思いますが、それらのステージにおける色気を数割増しにした勢いで、もう…！
・でも同時に射抜かれるようなストイックさと指先まで使って曲を表現する繊細さ、技量も感じ取れて、やー本当、佐紀ちゃんすごい。。

・物語や演目の合間にはレッスン模様や指導した方のコメントの映像。コレオグラファーや日舞の先生から佐紀ちゃんの実力の確かさが語られる都度嬉しさ感じました。
・昼はA席でフロアから一段上がった長椅子だったんですが十分ステージ見えたし、夜はS席奮発したらやや端ながらも佐紀ちゃんの姿がすぐそこに。しかも度々端にも来てくれるから2m足らずの近距離で繰り広げられる切れ味鋭くしなやかなダンスに幾度もクラクラさせられました。
・数曲でバックダンス務めた一岡ちゃん高瀬ちゃんは前述の物語パートにおいてアンジュの『出過ぎた～』を課題に“清水センパイに教わる初心者役”を演じきってて（高瀬ちゃんとかコケる演技までつけてた）、佐紀ちゃんの着替えタイムには“上手くなった後輩”として一岡ちゃん高瀬ちゃんによる同曲1コーラス分のダンスを見れるというオトクな時間もあり。2人を指導する場面の様子から、きっと研修生に教える時もこんな感じだったんだろうなと想像できたりも。
・ラストの挨拶やアンコール時には思わず涙込み上げて「あーヤバい！」「泣き虫は健在！」と泣き笑いで述べる様子に観てるこちらもまたグッときました。
ということで、Berryz活動停止から972日（になるんすね、もう！）を経て、清水佐紀さんが再び表舞台に立つことを希望してくれ、それが実現したこと。そのパフォーマンスを目の当たりにできたこと。つくづく幸せなひとときでした。行けてよかったです。