こぶしファクトリー ライブ2020~The Final Ring!~ライブビューイング in 新宿バルト9(3/30)の感想+α

行ってきました。以下感想とか(ほんとヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 

・年度末でバタバタしてる職場をすみませんーと内心へこへこしながら定時ダッシュして会場へ。着いて間もなく開場したので着席するとしばしば最新シングルのMVが流れる。
・開演に先駆けて笑顔で登場した5人からLV会場における今のご時世に則した諸注意が述べられる。ライブハウスにおける開演前アナウンスを思い出して懐かしくなる。
・開演。初っ端から圧倒される。MCでは観客いない会場を前にしたメンバーが広い!と言ってましたが、客席からスクリーンとおした向こう側のステージに立つ5人は堂々たる存在感放ってました。
・アカペラメドレーすっごいな!スムーズな合間の繋ぎに聴き応えあるメロディー、ボーカル・ハモリ・ベース・ボイパ、充実した個々のパートと互いに聴き合う姿勢、あーこのアカペラ部分だけでももっと多くの人に知られて欲しい。
・青春の花MVをベースにメンバー一人ひとりの幼児期ショットブレンドして更に走ってゆくそれぞれの後ろ姿を映していたかと思えばやがて笑顔で合流していくメンバー達、という映像に目の奥が熱くなっている所にその彼女達が入っていった暖簾のお店は…という流れでラーメン大好き小泉さんの歌入れるのがもー、やるじゃないか!って感じ。
・しばしば会場から視聴するファンに向かって「もっと念送って!!!」等呼び掛けるメンバー。合間のMCにおいてはれいれいさんの手にする最新機器によりTwitter?でのライブの感想をメンバーが読み、尚且つそれを元に更なる要求を述べる(みなみなさんがCS経由の視聴を“お茶の間”と称したことで“茶の間”で溢れかえったらしいTLについて「もっと感想呟いて!」と叫んだりとか)という間接的双方向な状況が生じたりも。
・通常のライブだとどうしても推しメインでの鑑賞になるのですがLVだと各メンバーが均等に映し出されそれぞれの歌声や表情を感じ取れる機会が増えるため、必然的に一人ひとりの好き度が上昇してしまうという効果がありますね。ちょっとー今になって更にグループとしての思い入れが増してしまうじゃないかー。
・広瀬ちゃんの歌い方、笑顔、やっぱ好きだなぁ。
・無観客というステージにおいても皆一層力いっぱいに互いの歌唱に対する掛け声(パート終わりの“〇〇ちゃん!”とか)や見ている側へのアオリが入り、それがナチュラルでこちらのテンションも相当に引き上げてくれて。ほんと凄いなぁ。
・そうやってモニターの向こうのファンへ向けての全力でのパフォーマンスに、今の状況になってからブログやSNS、動画等で心の内や想いを記し、更にこちらを楽しませようと様々な工夫をや企画・実施してくれる姿勢が重なって、あーもう皆どれだけ想いが深いんだ。
・そうやって感慨を覚えながらもニコーッとした笑顔でメンバーと抱き合うみなみなさんとかイタズラっぽい表情で向き合うはまちゃんれいれいさんとかいった光景も同時に目に入って心和んだりも。
・そんな具合に、集大成に相応しい充実度で繰り広げられてきたライブ、無観客である事を感じさせないような活き活きしたパフォーマンスだったからこそ、アンコールでの挨拶時に広瀬ちゃんがメンバーの不機嫌なおはようが聞けないのがさみしい、という流れから“こんな晴れの舞台なのにどうしてファンの人がいないの”と涙する姿がより印象的で。本当にこぶしの皆はこぶし組を大切に思ってくれていたんだなと。
・あと挨拶において、れいれいさんの声を詰まらせながらの頼もしい言葉も胸に沁みました。ハロプロに残ってくれる事、改めて感謝します。
辛夷の花を歌い終えたあたりだったか、メンバーの「スタッフさんも(サイリウム)振ってくれてるよ」という言葉にもジンときてしまって。元々相当に趣向凝らされてたのだろうけど、そこに無観客という想定外の事態が起きたにも関わらず最大限に彼女達の魅力を引き出し、自由に動けるように支えるスタッフさん達の心意気やこぶしの皆へ向けた餞の気持ちが伝わってくるようで。

そんな具合で、スクリーン越しながら5人の歌声、パフォーマンスを堪能できるライブでした。輝く姿を目に焼き付けた。多分明日からの喪失感は半端ないだろうけれど、観ている間はその事を忘れる位の楽しさを味わわせてくれたこぶしのラストライブでした。観ることができてよかったです。

 

追記:こぶしファクトリー、そしてリーダー広瀬彩海さんへ。

こぶしファクトリーというグループについて、結成時の矢島さんとのワチャワチャ具合とキャラの濃さにまずインパクト感じ、そして2015年の正月ハロコンで初めて実際のパフォーマンス目にしておぉーとなりました。そしてその中で広瀬ちゃんの真っ直ぐな眼差しと満開の笑顔とに惹きつけられて。それから、イベントやライブMCでのしっかりした進行、徐々に判明していくプリンセスあやかっぷり(?)、わださこさん相手の(ツン多めな)ツンデレ具合、はまちゃんを主としたイジられっぷりといった存在面と力強いながら繊細さや緩急の妙も感じる声と歌唱、勢いと切れ味備えたダンスetc.様々な側面で魅了されていきました。
グループとしても、初期~中期の全力でおフザケ系なナンバーや根底が揺らぐような事態を越えて自分達の在り方を見返しながら一歩を踏み出すような曲、そしてこれはかつても今も根底に流れ続けている、人を力づけるような勢いと確かさを兼ね備えた歌といった様々な楽曲を自らのものとして表現し続ける在り方を頼もしく感じ、魅力を覚えてきました。
2015年からの5年間、こぶしというグループ、そして広瀬ちゃんという存在にずっと勇気づけられエネルギーを貰ってきたのだと思います。
そんな大きな存在がそれぞれへの道という形で活動を終えてしまうのはとても寂しいけれど、メンバー一人ひとりが歩み始める新たな道を、これからも応援したいと思います。
そして広瀬彩海さんというすっごいパフォーマンス力持つ方がご自分の希望とする歌の世界での夢を叶えられますように願ってます(と同時に、個人的に舞台方面の活動もしてほしいなーなんてちょと期待もしてみたり)。

んでもってスカパー!ドラマで描かれてた未来のように、いつか、1日だけでも再結成してくれたら、とほのかに期待したりしつつ、
とにかく、みんな幸せになりますように!!ということで!

ありがとう、こぶしファクトリー!ありがとう広瀬彩海さん!