演劇女子部『アラビヨーンズナイト』in スペース・ゼロ(10/14)

2回目の鑑賞してきました~以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

・職場から足早に向かったらそこそこ余裕持って到着出来た会場に入り待つことしばし、西田ちゃん岡村ちゃんが演じる美鈴としとねによる上演前アナウンスを聴いて少しして開演。2度目という事で話の流れ頭に入った上で、この時の夢羽ちゃん演じるシェヘラザードは前ここさんのシャハリヤールがこの台詞言ってる時にこんな表情していたのか、とか高瀬ちゃん演じるジラ様は王に向けて語られる多くのお話しにケチをお付けになるけれどもこのタイプの物語は意外と好みっぽい?みたいのをしっかり表情とかで表してるんだなぁ、とか色々ほぉ~となる部分ありました。
・シャハリヤールの語りに沿って物語を表現する登場人物団員?達の役柄に応じて一気に立ち振る舞い変えて見せながらもアラビヨーンズナイトというお芝居の中にいるキャラクターとしては一貫した雰囲気を保っているというバランスの良さがほんとBEYOOOOONDSだなーとも。
・美鈴が見失いかけていた物語を作る上での大切な事を思い出す所とシェヘラザードの呼び掛けでシャハリヤールが共に過ごした時間を記憶に蘇らせかける場面、そして美鈴が紡いだ物語にかつての互いの姿を映し出すようなシェヘラザードとシャハリヤールの対話、本当素敵だ…。
・一方で江口ちゃん清野ちゃん平井ちゃん里吉ちゃんによる某ラブコメパロディみたいなキャラクター4名のイケメン台詞とかその様子に文句つけつつ一人の時にちょっとマネてみるジラ様のシーンとか磨きがかかってたというか前者のシーン、王やジラさまが完全に“笑ってはいけない”系の表情でガマンしてるのがまたツボでした。
・ツボといえば、終演後挨拶担当だった高瀬ちゃんが全体的にすらすらとお話しするも途中ちょっとだけ噛んでしまった際すかさずウケてしまった西田ちゃんに「すぐツボに入らない!」とプンスカする高瀬ちゃんの構図がユカイでした。
・但しその高瀬ちゃんは前半で以前言っていたBYOOOOONDSの母になる、というのが本当にこういう役柄することになるとは、みたいなお話しから途中のイケメン台詞は今回は小林ちゃん清野ちゃんが考案者である事を紹介し、(上記の西田ちゃんとのやり取り挟みつつも)ここからは真面目な話と前置きして、この作品は色んな愛がある、シェヘラザードやシャハリヤールのような男女の愛、(西田ちゃん岡村ちゃん示して)友情、(劇団員達ぐるりと目を巡らせて)団結、(王と自らを指して)親子、と。そしてスタッフさん、皆さんからの愛がある、この舞台が気に入ったらぜひ大切な人とまた観にきてください、というような(相当ウロ覚えかつ不正確申し訳!)事を述べてらして、その想いの在り方の真っ直ぐさに改めて心つかまれました。
という具合で、今回もメンバー達の織りなす物語世界に惹き込まれました。いい時間過ごさせていただきました。また観たいぞ!