夢と希望のプロジェクト~vol.1~ in 上野ストアハウス(11/14)

観てきました~以下感想とか(ほんっとヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 ・4つの物語の内2つ『ブライトアットナイト』『寂寞と夕焼け』を鑑賞。公式サイトさんの案内によると“様々な伏線が題目を超えて繋がり、全てを観劇したとき、あなたはきっと納得できるでしょう…”との事ですが、確かに観終えてあと2つの物語気になる…。
・ブライトアットナイト、軽音部の3人の女子高校生とその幼馴染みの生徒会長な男子高校生の何だかんだ気の置けない4人に関わる事となった文化祭実行委員長務める都会からの転校生、そっけなく冷たいように思えた彼の抱えていた事情…という具合に話は進み、そのクライマックスとも言えるシーンにおける登場人物2人の劇中歌が流れる中でのやり取りがほんと印象的でした。こちらのお話しには今回観劇のお目当てだった広瀬彩海さんが出ていて上記のシーンでの歌も、更にこちらの舞台は朗読劇でもあったので広瀬ちゃんの語る時の落ち着いたトーンや物語時の明るい声、そして流れる歌声も聴けたという贅沢な空間でした。

・あと幼馴染みズの人物像もよかったなぁ。大人しいようにみえた子が過去の自分について実行委員長にキツさ向けられてからの相手を見つめての確かな言葉、シニカルさ感じさせつつ気風良い感じのドラム担当が生徒会長をバシッと窘める場面、彼女達の着実な輪郭を感じられて心に残りました。
・寂寞と夕焼け、こちらは自分以外のメンバーによる恋愛沙汰でバンドが空中解散した大学生というどう考えてもカワイソウな人物が語り手という感じで、彼とある事情を抱えているような女性が引っ越しバイトで出会い、何故か彼は彼女にピアノを教える事に…という流れ。彼女を大切に想っていて、更に彼女のきょうだい達とも親しかった幼馴染みの切なさや、バンドをクラッシュさせときながらさり気に教員免許持ってて語り手に召喚されてちょっとだけ彼女にピアノ教える事になる元バンドのベースの女性のあっけらかんとした雰囲気とかいいなと思いました。
という具合で(まったくいつにも増してヘロヘロ内容ですみませんが)音楽が関わる物語2つ、人々の関係性が徐々に明らかになっていく感覚を味わえたのがよかったです。あとやっぱ広瀬ちゃんの演じる姿いいなぁ。