舞台『遙かなる時空の中で3十六夜記』in 池袋サンシャイン劇場(1/22)

初日観てきました!以下感想とか(ヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。

 ・しばらくぶりのサンシャイン劇場、ありがたくも結構前でしかもセンターに近い位置でかなり演者さん達の表情見てとれました。
・上演前のアナウンス役者さん達が登場するとテンション上がるな~。
・開演したらのっけからのアクション!前作もだけど殺陣今回もハンパないな。
・てかそれぞれの役柄紹介映像に続けて揃ってのポーズ決めてのオープニング、圧巻でした。
・今回は原作ゲームの中で奥州の平泉に向かうルートが描かれていて、そこに独自で登場するキャラクターがやっぱ見どころ多いなーという印象。でも各々のキャラもそれぞれ見せ場やいいなと感じるシーンがあったと思います。
・あと、アクションバリバリだからというのも大きいけどアンサンブルの6人の方がすごい活躍っぷりだなと。源氏に平家に奥州藤原氏に怪異の者共と衣装が全て異なる上にほぼ登場時には殺陣しまくりで、舞台裏ではずっと着替えてらしたんじゃないかと。やーマジすごいです。
・舞台裏と言えば、今回換気のためか、ステージ奥が開演前や休憩時には開けられていて、わーああいう風になってるのかーとちょと新鮮でした。フツウに楽屋並びの廊下みたいな雰囲気なんですね。
・キャラクター的にはゲームでの印象も大きいけどヒノエいいなーとか有川兄弟今回は協力体制とれる展開でよかったねぇとか弁慶さんも裏の顔見せなくて普通に交渉上手なお方だったなとか義経さんはつくづく愚直だよなぁとか先生今回もシブいですねとか。あと知盛さんオイしいですよね印象の残し方がズルい。。それから物語終盤の奥州藤原氏のあのお方と一同の光景の対比がーあああ…政子様はマジラスボス感ハンパないし

…。
・物語の流れ的にかなり初期段階で敵側についてしまう景時さんとその妹の朔の葛藤が沁みました。前半途中での朔とヒノエのやり取りもよかった。
・そして、今回の鑑賞のお目当てだった吉川友さん。元々主人公の春日望美というキャラクターがバリバリに面に立って戦うヒロインという事で吉川さんのキリリとした空気感にピッタリはまっていて、前作に続いて今回も存在感抜群。真っ直ぐな眼差しで戦う姿格好良く、想い迸らせるシーンでは感情溢れたように涙声で発せられる台詞にこちらも心揺さぶられました。とても某ビヨY羽ちゃんバースデーイベに乱入したり某こぶしリーダーにやたら距離近かったりと諸々の伝説残しておられる方とは思えな…いやそこら辺も合わせて魅力な訳ですけども。
・とにかく、という具合だった今回、この状況下において検温・換気・分散入場・規制退場等々の対策を行い公演を実施してくださった事、感謝いたします。6月の再縁が中止となってしまい、今回の上演も果たしてどうなるのだろうと思っていました。現状において実施・延期・中止、どのような対応をとるとしても主催する方々が考え抜いた結果だと受け止めます。ただ、とにかく、今作について演じる皆さま、携わった方々の熱を目の当たりにし、心惹かれる物語世界が構築され描かれる様子を間近で味わえたひとときは日々の生活の中に確かな光を投げかけてくれるものでした。
どうかこの先、作品に関係する方々がご健勝のもの千穐楽を迎えられますよう祈念しております。