11月末~12月の鑑賞ごと。

気が付けば暮れも押し詰まってまいりましたが年越し前にちょいと前のコンサート及び舞台の感想を。

Hello! Project 2021 秋 「続・花鳥風月」チーム「風」in  八戸公会堂(11/28)
春の『花鳥風月』から数えると結構な回数鑑賞したチーム風の公演。個人事情として今年度あたまに関東から引っ越したこと考えるとかなりの遠征距離を風公演でかせいだ気がします。
なぜそこまで風にハマったかといえば、やはりメンバーとチームの雰囲気が好みだったのかなと。
もちろん、ハロプロメンバーは皆いいなと思う派(?)でありどのチームもそれぞれ個性あって面白いよなと考えもしておりまして、ただ、メンバーについてそのいいな度合がより高いメンツが風に集結していて、加えて年齢・経歴的にチームのリーダー的役割を務めてらした石田あゆみんさんが複数グループが集まった形でのこの“チーム”というものを熱くでも押し付けず爽やかにまとめていらしたこと、更にかえでぃーさんやかわむーさん、まなかんさんに段原さん、高瀬ちゃんといったセンパイや後輩に明るく親しみやすく声かけできるメンバーが揃っていたこと、年少組もパンダさんや秋山ちゃんや橋迫ちゃんと言った物怖じしない溌剌・ほのぼの系な子達だったこともあって一際チーム感というものが強い組になってたのかなと思い、そしてその雰囲気・空気感が好きだなと感じていたのでした。
春の『花鳥風月』は公演終了後、まさかの円盤化無し、という事態(これは今でもナットクしてないです。映像はあるし配信もしてるのに…。画質やカメラ位置がどうこう言うならファンクラブで注文限定とかで作成すればよかったのに。。)、それはあんまりだ、と思う中、秋にまさかの『続・花鳥風月』開催のお知らせ。メンバーのこと思えば、各グループでのツアーをやりたいだろうなと考えるし、それぞれのグループでの姿を観たいと強く望むファンも多いだろうと思うのですが、個人的にまたチーム風のパフォーマンスが見られるんだ!というのはとても嬉しいお知らせでした。何たって、春のツアー終了時の風メンバーのブログ、ほんと読み応え抜群でそのチームワークが伺えるものばかりで、そんな彼女達が夏のハロコンを経たことで更なる力を蓄えて再度集まるとか本当アツ過ぎる!
ということで、秋のツアーも(猛者の方々からすれば微々たるものですが)数公演参加したチーム風のラスト、八戸。
ここでは、秋から全体MCを務めることになった高瀬ちゃんが千穐楽ということで客席に積極的に拍手を求めてみてそれに会場も応える、みたいな温かな雰囲気がありました。トークコーナーではパンダさんが登場して恒例のお菓子トークを披露、多分駅の売店で名前の出たお土産売れたと思う。。そして春から秋までの回を重ねてきたメンバーみんなの互いへの笑顔やリアクション、見交わす眼差し、会場全体へ届かせようというようなパワフルな歌声、ダンス、本当もう素晴らしかった。
2021年の春~晩秋にかけての花鳥風月、特殊な情勢に伴い生まれた形態の公演だったし、数々の課題やメンバーの健康状態や旅立ちを受けてのもろ手を挙げられない状況というのも抱えてはいたけれども、それでも、チーム風というまるでひとつのグループのようなまとまりをもった、爽やかさ凛々しさオモシロさユカイさ恰好良さそしてキラキラした存在感溢れる集団の全力のパフォーマンスを味わえたこと、心から感謝したいです。
ありがとう、チーム風。

追記:あ、もちろん花・鳥・月もそれぞれ楽しいなって思ってますと改めて。鳥はなんといってもあかねちんが凄いなって。月は、風とセットリストがほぼ同じであってもメンバーの違いで雰囲気ががらりと異なるのがすごい興味深かった。松永さん尊敬だしあとからの参加になってしまったけど清野ちゃん秋には無事出れてよかったなとか。きしもんさんはダンス選抜ではないけどやっぱ踊りの切れ味凄いよなとか浅倉ちゃん喋り上手いの発揮されてたなとか。花は日程の関係で行けなかったけどれいれいさんみたかった~。
追記2:春の花鳥風月も含めた全体で見ると、MVPはやっぱかわむーさんと秋山ちゃんだなと思う。他のチームのメンバーとのパフォーマンスもこなしてたのほんと凄すぎるし、更にお2人とも絶対大変なの間違いないのにそれを感じさせない柔らかな雰囲気を保ち続けてたのが逆に圧倒された。
追記3:そして、これも同じく春の花鳥風月も含めた全体ですが、小野田さおりんさんへの味方が更に変わったというか目で追いたくなる度合が激増した要因でもありましたこのツアー。もともときしもんさんとのコンビネーションの増加もあって気になり出して、そのプロと称される在り方と一方での確かな技量や(主に秋からチーム風で一緒になった八木ちゃんへの)ツッコミといった新たな側面も知ってその魅力にはまっていったのでした。あと、前にも書いた気しますがご本人はブログでも“自分はチーム風と名乗ってもいいのか”という風に記していたりもしたけれど、さおりんさんの配置は事務所側が存在感や歌・ダンスを認めていたのだろうことと、スパイス的な役回りも期待してたのかなと(あくまでも勝手な観点ですが)感じていて、個人的にはそれは大成功だったんじゃないかなと思ったりも。風ラストを受けてのブログでは、あゆみんさんへの感謝の想いや“チーム風最高!”の言葉に読む側としても勝手に目がしら熱くなったりしてました。
あと、リハ期間含めてのかえでぃーさんへのダル絡み模様も楽しかったー!てかチーム風ささっきさんやまおぴんさん等割とかえでぃーさんに絡みにいくメンツ多いですね。。

 

 

〇舞台どりーむぼっくす in アトリエファンファーレ高円寺(12/11)
19時の回観てきました。

自分に何かできているのか。
省みても人に伝える事は難しい。そういう問題を、正面から捉えつつ、でも居丈高ではなく正義を振りかざすのでもなくただ、問いかける。登場人物及び存在達、明らかに現実にある問題を想起させながら、彼らの想い、対処しなければならない事柄に消せない感情をすり減らされながらも自らの心を保ち続けようとあがく姿。
物語の基となる事柄を伝える志の強さに圧倒されると共に形作られている世界に引き込む力も凄い。
演じる方々が役柄を質量持って築きあげていて、限られた日々を描きながらその裏側で繰り広げられたかと思われる事柄も感じられるようだった。

とりあえず、我が家にかつていた、そして今いる存在達はどちらも外生まれです。


追記:この観劇の目的だった広瀬彩海さん、話し方、佇まい、役柄の名前、心に響きました。広瀬さんが歌と共に演じることも続けてくれていることのありがたさを噛み締めました。