「HEY!LET’S HAVE A DANCE,MY DEAR」「YOU KNOW?COME ON!CHECK IT!」

日々の忙しさに紛れて手前ぇの感覚鈍らせてんの棚上げにして色んなコト素直に楽しめなくなってんのが恥ずかしくなる。単純に物事引っ繰り返しただけの偽悪なんざ捨てちまえ!ここには無数の矛盾と割り切れない事象に曝されても自らの信念と感情を失わない14人の姿があるじゃないか!
てな感じにステキですよ、『浪漫〜MY DEAR BOY〜』。新垣さん・紺野さんというタンポポペアの儚さを感じる声と、辻さん・小川さんの切れ味鋭い合わせ振りと、田中さん・矢口さんが放つ目が離せないソロパートと、藤本さん・高橋さんの圧倒的な存在感と、吉澤さん・石川さんの瞬間最大的に効力魅せるインパクトと、飯田さん道重さんのしっとりかつ芯を持つ声と、亀井さん・加護さんのかわいらしい中に強さを秘めた歌唱と。サウンドもメロディもフレーズも歌詞も、それらを表現しきっているモーニング娘。も、みんなカッケー!!

PVも、通常のもClose-Up Versionもどっちもそれぞれ異なる印象を感じられてよかったです。画面の質感とか衣装とか、映像を構成する要素それぞれがしっくり組み合わされてる感じ。
そしてメイキングですが、ほら、PVん中に矢口さん・石川さん・吉澤さん・小川さんというメンツでマイクの前に立ってるシーンあるじゃないすか。そこら辺から少しはあるかなーなんて期待もちょっこし(?)してたんですよ。やぐまこの触れ合いあるかも、なんていう。他にもやぐよし、よしまこっつー見逃せない組合せを秘めてるメンツでもあるし。そしてその期待は裏切られなかった。特に前者は。後者は思ったよりないけど、でもこれまで色んな番組で確認した仲良しっぷりがあるからここで見れなくてもOK。
でも、目下の最大の関心ごとにして最も可能性が低いはずのやぐまこなシーンが一瞬だけどあんなにハッキリ見れるなんて、しかも注目してたシーンとは別の場面でなんて思ってもみませんでした。
その瞬間は最後の世界会議風セットにおいて、向かって左側に位置する6人、紺野さん・田中さん・矢口さん・小川さん・加護さん・吉澤さんのカットにおいて発生しました。セットについて何やら疑問を述べる矢口さんと、それに対してやにわに背後から腕をまわす小川さん。直前に小川さんが矢口さんに返答したかどうかわからないながらも、「違うよ〜!」とばかりに笑いつつその腕を軽くたたく矢口さんという、時間にしたら数秒に過ぎない場面にここまで感激出来るなんて、なんてやぐまこ派っつーのは簡単なんだ。
いや、でも小川さんの思った以上に気安げな様子見て、こちらの認識よか全然この2人の距離は縮まってるのかなーとか思ってニヤけつつ何度もリピートしちゃいましたよ。いやーキショイね我ながら。
他にも石川さんと田中さんの寸劇とか、高橋さん&道重さん姉妹の意外なはまり具合とか注目どころは色々あったんですが、やぐまこのインパクトが余りにでかかったもんでその事ばっか書いちゃったですよ。申し訳っす。