ちょいと前の

新聞の紹介記事きっかけに吉田秋生さんの海街diary 1 蝉時雨のやむ頃吉祥天女 (1) (小学館文庫)吉祥天女 (2) (小学館文庫)を買ってきました父が。上記の内、『海街diary(1)蝉時雨のやむ頃』借りて読んだんですが、初っ端でわかりやすくレディコミ系かと思いきや爽やかでちょいほろ苦さもある物語世界の短編集でした。同じ人物の描かれ方が話ごとの視点を持つ人物によって異なる所とか、なる程なぁと思わされました。あと小学校低学年あたりに読んでたりぼんのコミック世界ともちょい共通項ある感じで懐かしかったりも。登場人物については、末の妹の造形がいいよなぁというのと、長女のバックボーンに興味惹かれるという感じ。もちろんメインの次女と盛り上げ役の三女もいいキャラしてると思います。
それにしても我が親ながら還暦男性としては中々の守備範囲だわ。のだめ目当てで相変わらずkissも買ってるし。基本的にハマった人の本読み続ける人間としてはちょっとしたきっかけで気軽に知らない本を手に取れる姿勢を少し見習わないとなーとか思いました。