劇団10×50KINGDOMMETROPOLIS PROJECT vol.22

昼の部を見てきました。
vol.21に続いて出演していた群馬発天然娘な内藤理沙さんは今公演では2つの話に登場、ご本人がパンフに書いていたとおり前回とはまた違った役柄でしたがそれぞれハマッたキャラクターだったと思います。個人的には特に第75話の『静止の白鳥』が加速していくストーリー運びと彼女の溌剌さが相まっていい感じでした。
このプロジェクトについては上述の内藤さん出演のvol.21と山川紗弥さん出演のRe-metropolis project.03で初めてその世界に触れたのですが、登場するキャラクター、生活している空間が共通である短編の連作ということで、以前も登場した人物を再び目にするというのが何とも不思議な、それでいて親しみやすさというか馴染みやすさみたいのを感じさせられる舞台であるなと思いました。それぞれ個別の短編の中で、ちょっとした他の話からの繋がりが垣間見れたりして、その辺りがまた観にきたくなる魅力を生み出してるんだろうなとも。今回観た中では第129話と第132話、第131話と第133話の関連性とかが挙げられるでしょうか。あと、各話に共通する雰囲気がいわゆる演劇!という世界にあまり詳しくない人間でも肩肘はらずに眺めることが出来るものであるというのも観劇シロウトにはありがたい所です。次に観る予定のvol.23、24も楽しみにしています。
追記:それにしてもこちらのシリーズを観るたびに、『すぐやる課』のインパクトが強まっていくなぁ…。あと今回は『大阪で生まれた女』の知識が増えたのもいい経験(?)。