ヘンリー六世in新国立劇場(初台)(10/31)

第二部、第三部を観てきました。以下感想等(ってもえらい事ヘロヘロで申し訳ですが)
・へ〜、中劇場って意外とこじんまりした雰囲気…でもチケットもぎりは各扉に(2階席は階段登り口に)配置されてるのが一味違うなと思いました。
・今回は二部から観るってことで本来なら第一部から順番に観るべきなんでしょうけどもチケット取れなくて。
・でも2回分のステージを観続けたらかなり体中がミシミシと。これ3部まとめて9時間つったら体力保てるかわからないな。それだけに役者さん達も体力必要なんだろうなーと。
・それにしてもセリフがすげぇ。長いし激しいし。
・死にかけた所で語るというスタイルの原点てシェイクスピアからなんですか?
・予想してたよりコミカルな場面もあった感じ。割と笑いも頻繁に起きてました。特に中嶋朋子さん演じる王妃マーガレットと村井国夫さん演じるサフォーク伯の別れのシーンとか、東海テレビの昼ドラマを彷彿とさせるような(どういう表現だ)。
・「お妃様がもの凄い形相でこちらに!」
・施政者には向かない王の嘆きかぁ。悪いことをしていないのが必ずしも支持率や国内の安定に結びつかないってのも政治の難しさというメッセージ?
・ステージ上の池、保守管理タイヘンそうだなーなんて。あとダイジョブだろうとわかっていても渡し板を登場人物が駆け抜ける度ヒヤヒヤしてしまった。
とにかく、一つ断言出来ることは、“場内で販売されてるサンドウィッチはえらい高い(長方形4切れ600円)ので気をつけて!”
ではなくてー(そもそもこの舞台に関係ないし)、ソニンの各部ごとでの役柄の違いによる演じ分けは一見の価値あり”てことでしょうか。第二部の巫女、第三部の皇太子ともハマってました。特に自らの生まれに対する矜持を高く保っていたばかりに死を早めてしまったと言えなくもないエドワード皇太子はかなり印象強いです。台詞も出番も思ったよか多かったですし。あと巫女もかなりのインパクトでした。第一部のジャンヌもどんな演じる姿が見られるのか、期待大です。