モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記 ファンタジーDX〜9期メンを迎えて〜in 大宮ソニックシティ(4/3)

夜公演行ってきました。以下感想的な。(念のためネタばれ注意で)
・マコラッチョ舞台鑑賞後、笹塚を発ち赤羽で途中下車、ネットカフェでボーッとしてから大宮へ。開場時間は過ぎてたけどまだ入場列が延びている状態。最後尾に並んで少ししたら列は動き出した。
・聴いたところによると昼公演は緊急地震速報の関係で中断したりしたとのこと。夜公演でも入場の際に配られるチラシの中に地震に対する案内及び避難扉案内・避難場所の地図が掲載された用紙が挟まれていたり、会場アナウンスでも緊急の際の案内がなされたり、更にはステージ上で直接スタッフさんから説明がなされたりとものものしい雰囲気。
・会場内ではメンバーによる募金活動が行われていて、おお、夜公演も実施するんだ!とびっくり。ちょうど近くにあった箱に入れたところ、その後ろに立っていた(多分)譜久村聖さんにありがとうございます、と言ってもらってちょいハッピー。ツアー初めての公演を終えた後というのもあってか疲れと緊張の混ざった様子ながら生真面目に対応してる感じが好感。
・携帯電話はマナーモードに設定するようにという案内に、今が普段のコンサートとはまた違う非常時の中であることをまざまざと感じさせられる。しかしスタッフさんの案内に自然発生的に拍手が起こるのが何かちょっとハローのファンらしいよなーとちょっとじんわりした。こういう時期に開催決定してくれて、その公演を無事行うための大事な注意事項だということを十分承知しているしそのための協力をする、という意味合いがあの拍手にこめられていたような気が(あくまでも勝手な受け取り方だけど)したので。
・そして、開場の遅れを取り戻す形でほぼ定刻に開演。新しいアルバムの曲から娘。と言えばこれ、という曲まで、幅広い内容のセットリストだった。
ミッツィーさん・フクさんズッキさんによる歌披露、バランス良くていい組合せだなー。
・成る程、シゲさんソロ→生田衣梨奈さん加わるというのも上手い手法だ。
・リーダーサブリーダーと共に『Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜』を披露した鞘師里保ちゃん、すっごいなぁ。あの歳で10以上年上のセンパイ達と並んで遜色ないパフォーマンスしちゃうか!しかもソロパートも安定感あるし、今後のライブでも見逃せない人になりそう。
・見逃せないと言えば、鈴木香音ちゃん。基本ずーっと笑顔でほんっと楽しそうで観ている側も和む。コンサートラストでの挨拶もこんなにコンサートが楽しいなんて(ウロ覚え申し訳)、みたいな事をイキイキを述べていて、これまた次の公演時にもその溌剌とした表情を見たくなる子だなと。
・先輩メン5人による曲披露も思ってた以上にバランス取れていた。ガキさんの歌う比重はふえるだろうなとは予測してたけど、ミッツィーさん・シゲさんのパートもきちんと増加していた。てかシゲさんの歌も安定してたような。
・てかこのメンツだと個人的にはやっぱガキさんに視線向くこと多いなー。
・MCではサブリーダーによる9期+5〜8期から一名に対するセンパイに関するクイズ企画、6期トークコーナー、リーダーによる9期メン1人への質問タイムといったものが行われてました。6期コーナーではフリーダムな田中さん発言をシゲさんが突っ込んだり振り回されたりといった感じ。この日はお題のひとつ“アルバイト”について“飲み屋の店員さん”を上げたところ、急遽コントをしようと言い出す田中さんに「私ほんとコント苦手なの!」と訴えるもムリヤリ開始されるシゲさんなんて光景が見られました。
・ワタワタするシゲさん尻目に各テーブルに備え付けの呼び出しボタン(があるテイで)を連打し「あの店員さん遅くな〜い!?」という田中さん。あの、リアル過ぎです。
・リーダー→新メン質問コーナーにはこの回はフクさんが登場。今後やりたい事として“戦隊モノ”を挙げて客席に向かって「聖キーック!」と見せパンもアラワに見事なスタイルの蹴りを披露したり、学校では休み時間に将棋やってるなど渋い一面も見せたりと中々に興味深いトークが繰り広げられてました。学校で将棋とはまた知的な印象でいいっすね。ハチワンダイバーとか三月のライオンとか読んでたら面白いな。
・フクさんから「MCが苦手なんですが上手になるコツは?」と問われて会場からの笑い含みの反応に苦笑しつつ「私以外の皆は上手だから参考にしたらいいと思います」と答えるたかーしリーダー。そしたら今度は客席からエー!の声が沸き起こったため「え、じゃあワタシ上手いの?」「やった」とガッツポーズしてみせるリーダー。今日もいい味出してます。
・日本と言えば?なる質問(ウロ覚え申し訳)に「忍者!」と答えた譜久村さん。じゃあモノマネやって、とリーダーの無茶ブリにも咄嗟に手裏剣投げる仕草で返す。中々の対応力っすね。その後リーダーも会場からの声でやらされてました。
・サブリーダークイズでは、最後に「センパイについてもっと知ってくださいね」とやけに強調するなーと思ってたら、何とそのまま9期が『好きな先輩』を披露するという流れ。何か、想像以上にダイジョウブだった。それはツアーメニューのラストに『涙ッチ』を9人が歌った時も同じで、5期メンバーを特別な存在としてとらえておりまた先日までの8人体制に愛着感じてた身として、もっと感慨覚えてもおかしくないだろうに不思議だった。多分、『美女学』でのオーディション模様から正月コンでの発表、その後の娘。として活動を本格化させていく新メンバー4人にいつのまにか思った以上の愛着が沸いてきていたのかもしれないと思う。それぞれ個性がありつつ素直で娘。のことが好きでその一員になったことを喜びそのメンバーとして伸びていこうと努力する姿にシンパシー覚えたのかもとも言える。
・そしてこのツアーのセットリストは、そんな彼女達がお客さんではなくもう立派に一員として扱われていて、今のメンバーでこれからの娘。の歴史をまた新たに築いていくんだ、という強い意志のもと決められたように感じた。そしてメンバー達は全力のパフォーマンスと笑顔でその想いを実現させていっているとも。
・という具合で、ホンット充実した内容のコンサートでした。色々制限かかる状況の中、開催してくれたのが本当にありがたいですよ、こんな熱い気分を味わえるなんて。これは一度体験したらまた行きたくなるわー。マジで密度濃かった。あと数回観れるチャンスあるのがほんと楽しみです。