劇団ゲキハロ第12回公演「キャッツ♥アイ」 in 池袋サンシャイン劇場(9/22)

Aパターン初日昼の回行ってきましたー。以下感想的な(ホントへろへろで申し訳&ネタばれ念のため注意)
・矢島さんがメインな舞台なのに天気が保たれてる!というオドロキの中(すいません大げさに言いました)、池袋は文化会館に向かい目白駅で下車(誤記じゃないです少し歩いてみよっかなーと思って。でも途中で時間間に合わなくなるかと思って焦った)。
・でも無事開演20分前には会場に到着。座席に着いてメンバーの場内アナウンスに和んだりしながらしばし待つ。
・そして物語の幕が開く。おおーなるほど〜。そう来たか!
・えーと、出来るだけネタをばらさないようにしたいけどムツカシい〜。まず言えるのは、3姉妹のキャラクター、原作の雰囲気保ちつつ演じてる茉麻ちゃん・舞ちゃん・そして舞美ちゃんの持ち味活かされててよかった。特に舞美ちゃん、抱えてる背景と想う人との間で逡巡する時の切ない眼差し、あれはやられますなぁ〜。
・瞳の恋人内海役の加藤慶祐さん、爽やかでいいですね。
・婦警(ツッコミ系)を演じる川原万季さんもいい味出しててスキっす。
・そんでもって佐紀ちゃん。今回の舞台については、A・Bパターンとある中でキャラクターの出し方や物語を通すことに相当苦労してる様子がブログ等でも伝わってきたけれど、幕が開いたらもう堂々とした演技で目が惹き付けられた。エリートとしてのツンとした風情、ふとした拍子に明かされた普段の強気さとうって変わった姿、とある人を前にした時の一直線に突っ走っちゃうキャラ、そして事情を共に知る同士として同僚に語る時の真摯な表情、サキッチの様々な魅力が伝わってくる役柄だった。ていうか渋谷ハローショップでのイベントで言ってた「自分の演じる刑事はキラわれちゃうかも」、ての全然ウソじゃんか!あそこまで存在感ある、高飛車さからコミカルさまで振り幅の広い役どころをナチュラルに魅力的に演じているということが本当に嬉しかった。佐紀ちゃんファンの方、観た方がいいっす今回の舞台絶対!
・あ、あと自分はいわゆるカップリングという単語はごくフツーの組み合わせの妙的な意味でしか使わないですけど、それをもちょっとディープな傾向で使用する方面の人で茉麻ちゃんとサキッチのコンビが特に好み、て方々(どの位いるのかわからないけど…だって明らかにBerryzの中でしっかりモノでまとめる役に属するお2人じゃないですか。まあここ数年で随分佐紀ちゃんは甘えん坊な性分を表に出してきてる方向にありますが。とりあえず自分的には互いの実力を信頼しててどちらかが司会進行する際にさり気なく協力するような間柄なお2人の関係性好きですけど←長い)にもオススメ、かも。。ていうか途中の幾つものシーンが…ねぇ…あれはヤバい。茉麻ちゃんの色んな凄味というかなんと言うかが発揮されてて、ていうか何あの歌声!あのハモり!二人ともベリキューの中では1・2を争うであろう観劇経験が活かされ過ぎだ!またあれらの場面での佐紀ちゃんの眼差しが結構な真っ直ぐさ込められてる瞬間が多々あるように思えて、基本オモシロシーンな筈なのに何だか胸に沁みるような気持ちになったりもして(まあそれは特にサキッチファンとしての視点てのもあるかもですが)人を想う気持ちの表し方がまた一段と観てる側に響いてくるようになってるように思えてそこんとこも嬉しかったです。
・リーダーとキャプテンの鋭さ秘めたやり取りもよかったなー。
という具合で、とても充実した時間を味わえた舞台でした。観終わった後、この作品をあと数度観れるチャンスがあって本当によかった!下手したら平日にもちょっと入れたいくらい!と思った。これはBパターンも楽しみだ。探偵コンビ&お嬢様とのちょっとしたやり取りから、浅谷刑事と彼女たちの関係性がどんな風なのかも気になるし、期待が膨らみますわ〜。
追記:そうそう、エンディングでのテーマ曲もよかったすよ〜。てかあのラップの入り方は、最初ええっいない足とか痛めたの!?とかドキドキさせといてー!完全に演出にヤラれたじゃんか。チクショーかっけーよーもう!パンフと共にCD+DVD買ったよ!観るのが楽しみだよ!