ゲキハロ第13回公演『我らジャンヌ〜少女聖戦歌劇〜』 in 池袋サンシャイン劇場(9/12)

行ってきました〜以下感想とか(ほんっとヘロヘロ申し訳&念のためネタばれ注意)。
・けっこー寝不足だったので南池袋のネットカフェで体力回復してからサンシャイン劇場へ。着いた時ちょうどロビー開場してたので入ってハイタッチ券を引き換え。数分してホールも開いたので中へ。
・ぼーっとして過ごしてたら場内アナウンスが流れてきたので耳を澄ます。と、今回の担当佐紀ちゃんじゃん、ラッキー!
・続いて10分でわかるフランス史講座。真心さんとキャストさん、前回も思ったけどほんと体力この時点で消費してそうだよなぁ。
・リピーターが増えてきたことにより着実に拍手が増した感じの講座が終了し、2回目のアナウンス。ここでまさかのキャプテンが噛み発動。1度目は立て直したものの2回目に詰まった時はしばし沈黙後、(メンバーの声っぽいのが周りに聞こえたりもする中)「申し訳ございません」とアナウンサーぽい謝罪のあとはつつがなく読み終え、本日の担当はリリー役の清水佐紀でした、申し訳ございませんでした!と改めて謝って終了。やー珍しいな佐紀ちゃん。多分ももちさんあたりにあの後イジられてたんじゃなかろうか。
・いざ開演。今回はマーブル公演2日目てことで、ジジ:梨沙子ちゃん、ジャンヌ:和田さん、オルガ:福田さん、ヴァイオレット:茉麻ちゃん、アネモネ:中西さん…という感じ。んでもって個人的気になる将軍の腹心コンビと極悪シスターズはマーブルなのでそれぞれ竹内さん・千奈美ちゃん/佐紀ちゃん・勝田さんという変則的組合せでした。なんかタケちゃんさんと徳さん似合うなぁ。この2人が男装ってのはハマり過ぎだから、今回はあえて姉妹設定で“おねえちゃま”みたいな言葉遣いにしたんだろうか。アフタートークでは普段と違ってセリフが女の子なので戸惑った旨千奈美ちゃんが述懐してました。
梨沙子ちゃんのジジ、ザ・主役!だわー。両親も亡い境遇で日々の生活を送る中での寂しげな表情といざ愛する人たちを守ると心を決めた後の強い眼差しと、どの姿も魅力的で光を放っているようで。そして歌声がこれまた場内に響く豊かさと少女の繊細さを併せ持っていて聴き入らされました。
・和田さんジャンヌ、儚げでどこか謎めいたような雰囲気持ちつつ、物語が佳境に入るにつれて自らの魂を受け継ぐものとして見出した花売りの少女に向けて想いを語るシーン、一体となったように菅谷さん演じるジジと声を合わせる場面、これまた一心に視線向けざるを得ない引力がありました。
・そう、梨沙子ちゃんとだーわーさんの声が、前回観劇時からより一層ピタッとハマッてる感じで、これきっと回を重ねるごとにどんどんよくなってるんだろうな、千秋楽どうなっちゃうんだ、という勢い。
・そんな2人と山本匠馬さん演じるピエールの3者によるシーンや、ジジ、ピエール、親友またはいとこが無謀としか思えない新たな扉を開こうとしている事への心配と不安・戸惑いを抱くオルガと死神と言われた将軍フリートウッドによる歌唱の場面、すごいわー。もちろんBerryzスマイレージメンバーによる表題歌やキャスト全員歌唱等も含めてミュージカルとしてのポテンシャルの高さを感じさせられた。
・極悪シスターズことタチアナとリリー。この2人はともすればシリアスシーンが立て続けになるこちらの作品においてコメディチックな個所を多く引き受けてるようになってきてるぽくて、おおーそりゃいいなと。今回は普段あまり縁がなさそうな佐紀ちゃんと勝田さんなペアだったのですが、序盤にジジが教会を訪ねた際に勝田さんが神父様のお腹にパンチ喰らわせて(初っ端のウサギの縫いぐるみ相手のスパーリングの)練習の成果があった、なんて嘯いたり、そんな極悪ペアに嘆いた神父がジジの爪の垢でも煎じて飲め、というセリフに対し「いっそ物販で売りましょうよ」「幾らで売れるかしら、あの娘の爪のアカ」なんてアドリブかましたり、両親の墓参りにきたジジと神父の対話場面においても神父の言動に反抗してボコボコにした後この娘もやっちゃいましょうよ、と襲撃(するテイしてみせた)後「この娘ノリ悪いわね」なんて肩竦めてみたりなど色々カマしてました。シリアス場面なので反応できない菅谷さんの頬がやや緩んだりしてて、その辺も含めてオモシロかったです。
・中西さんのアネモネもいいなー。というか中西さん歌思った以上に安定してますね。
茉麻ちゃんはジャンヌファンクラブ会長(なのか?)役もハマってますね。
・アフタートークでは佐紀ちゃんが司会で千奈美ちゃん・和田さん・花音ちゃん、アンサンブルから東さん・福田さん(だったかな?)が登場。袖からマイクのコードがうまく引き出てこなくて佐紀ちゃんが大丈夫ですか〜?と声かけたりそんなキャプテンと隣の千奈美ちゃんが笑顔でやり取りしてたり。
・和田さんはマーブル2日目はジジで、周りが大変と言ってバタバタしてる中まだ余裕があったらしく、ステージの上段に現れる際にも客席の方をんふふ〜♪みたいな感じで観てたりしてたらしい。
・福田さんはリーダーとは反対にオルガ役タイヘンで、でもあやちょさんだといつものような感じだったりするけど、梨沙子ちゃんが相手だとこの娘を守る、みたいな歌詞のところで本当に菅谷さんを守る、みたいな気持ちになる、といったような事述べてたような(本当アヤフヤすみません)
・ここでアンサンブル福田さんとスマイレージ福田さんの間に抗争勃発(10分のフランス史に対するダメ出しをスマ福田さんが読んでショックうける、みたいな)が立て続けにあったため、佐紀ちゃんの自らのキャラクターやマーブル公演に対する言葉を聴くことができなかったのはとても残念ではありますが、全体的にトークも楽しかったっす。
・現時点でトゥルースまだ観てないので、佐紀ちゃんのルーパートや田村さんのコンスタンスも早くステージ上で目にしたいなと思います。とにかく今回も面白かった、充実した時間を過ごさせてもらいました。次回・そしてラストの観劇となる16日公演も楽しみです!