オリコンWOより、

さくら・おとめ記事。
さくら組の担当は矢口さんと紺野さん。吉澤さん・高橋さんペアとともにここの所インタビューによく登場するコンビです。歌詞の内容から告白する時のシチュエーションなどについて盛り上がった後、話題はさくら組本体及びメンバーのことに。
さくら組ってホンワカして助けてあげたくなる女の子ってイメージがあるけど、全然弱くないよね、この歌。
紺野:あ、よぉく見るとそうかも。
矢口:ウチらもたぶん、そんな感じですよ。けっこう弱い子が多いんですけど、芯はあるっていうか。
−真里ちゃん自身はどーなの。
矢口:弱いですよ〜。テレビとかでは強いしウルサイってイメージがあると思うけど(笑)、ひとりになるとけっこうネガティブで・・・。メンバーがいないとダメですね。
−涙もろいしね。
矢口:人見知りだし。
紺野:見ていてわかるんですよ。今回、いちばん仲の良かった安倍さんが卒業して、年下のメンバーしかいなくなって淋しいと思う。でも、つらいときも私たちにいろいろ言ってほしいなって。
矢口:あはは!でも私、人が好きなんで、みんなのいいところを引き出してあげますよ!
−で、あさ美ちゃんは?
矢口:コンコンも弱いよね〜。気にし屋さんだし。
紺野:でも、あまり考えてないように見られますね。
−あー。
矢口:あー。イメージはそうかもね。コンコンは声が細いから、発言するとコショコショ〜って感じで面白いんですよ。人よりペースがゆっくりで。
紺野:はぁ・・・(笑)。

娘。本体は勿論ですが、安倍さんが卒業した影響はさくら組にも当然大きな影響を与えているけれど、そのことで今いるメンバー一人ひとりがより自分自身の役割を認識して実力を伸ばすきっかけにもなるんじゃないかと思う。既にその萌芽は上記の紺野さんの発言にも表れてるんじゃないだろうか。
今は吉澤さんと加護さんという2人の4期が矢口さんを補佐してグループ内をまとめている部分も大きいんだろうけど、夏になって加護さんがいなくなった後、重要になるのが5期の3人の存在だと思う。歌唱・意気込み・雰囲気作りなど、それぞれの得意分野でさくら組というユニットを支える存在になっていって欲しいなと思います。
で、矢口さんについては・・・とにかく頑張りすぎないでほしい。元々本人も認めてるように誰かを補佐する役が向いている人だけれど、今はユニット内で一番先輩としてまとめていかなきゃ、という責任感を人一倍感じてるんじゃないだろうか。色々評判とか気になるだろうけど、少しくらい肩の力抜いたくらいが丁度いいんじゃないかなーとか思います。

一方おとめ組の方はもうすっかり今回の広報担当として定着した感のある飯田さん・小川さん・藤本さんの3人。心にしみる歌詞、印象的なタイトルについて会話に花を咲かせつつ、こちらもお互いについて話し始めます。
−この3人は、心の美人ですね!
飯田:私はそう確信してます!(笑)。
小川:そうでありたいと思います!
藤本:あはは。私も!
小川:あとね、“不器用なほうだけど「ひたむき」というポリシー忘れず生きたい”って歌詞があるんですよ。私も器用なほうじゃないから、その歌詞に励まされた。
飯田:まこっちゃん、不器用だもんね(笑)。心がすごく純な子なんですよ。でも思ってることをあまり口にできなくて、ちょっと困った顔しちゃったり。ボケーッとしてるように見えるけど・・・。
小川:んふ(苦笑?)
飯田:実はいろいろ考えてるよね。
藤本:まこっちゃんはそうだね。嬉しい気持ちは出せるけど、他の感情はどう伝えていいか分かんなかったりするのかな?
小川:そうだ〜。上手く言えない。お母さんに伝えるにしても・・・。
藤本:え、お母さんにもなんだ(笑)
飯田:困ったところが表情に出ちゃうのが、かわいいよね(笑)。
−美貴ちゃんにもきっと、ピッタリな歌詞だよね。
藤本:うん。この歌そのものが私に似てるんですよ。負けず嫌いなんだけど、時々淋しくなったりとか。
−負けず嫌いな人って表に出さない分、ひとりになったときに弱いのかも。
藤本:そぉ〜〜!
小川:だって藤本さんが泣いてるとこ、見たことないですよ。
藤本:だって、そういうところ見られたくないもん。
飯田:私もすごく負けず嫌いなんですけど、なんていうか・・・年々負けず嫌いのあり方を覚えていってるというか。きっと自分に対しての負けず嫌いなんですよね。美貴は何に対しても負けたくないんだよねー。
藤本:(爆笑)
飯田:遊びなんだからさーって思う時もありますね。
藤本:そうなんですぅ〜(困笑)。
さくら組に比べて、おとめ組のほうに負けず嫌いは多いのかな?
飯田:どっちかっていうと、さくら組はみんなで固まって“おとめ組には負けないよね!”っていう感じなんですよ。おとめ組は個人個人で“さくら組には負けない”と思ってるタイプ?
藤本:そんな感じしますね〜(笑)。ひとりひとりが燃えてて、全員集まるとすごいパワーになって、“さくら組には負けねー!”になるよね。

おとめ組は、こうして見るとつくづく藤本さんという存在の大きさを感じます。飯田さんと論争することがあるにしても、それは互いの考えを理解しあうのに必要な過程というか。そして飯田さんがグループ全体を広い視野から見守っているという感じも伝わってきます。
で、小川さんについては、この2人はじめメンバー内で彼女に対する理解が深いんだろうなーとか。藤本さんの“嬉しい気持ちは出せるけど、他の感情はどう伝えていいか分かんなかったりするのかな?”などまだ共に行動するようになって1年も経たないのに、ずばり言い当ててるなーとか思いました。あとリーダーの“心がすごく純な子”やそれに続く言葉は確か一昨年にも似たような表現してましたが、今年は飯田さんに安定したね、と言われるようになったらいいなと思います。勿論純な所やアホっぽい所は失わずに。

さくら・おとめ共に色んな場面でメンバーの意見を見るにつれ、ユニット分割した効果ってのはやっぱりあったんだなと思います。しかし、一つ疑問が・・・。果たしてこの両ユニットはいったいいつまで存続できるんですかね?くれぐれも卒業や加入に流されて中途半端で立ち消えとかやめてくださいよ。