さて、

色んな番組で挑戦姿勢を取り続けるソニンさんですが、ついにテレ東でも「8人の女たち」特番にてその「努力!根性!」的な風情が取り上げられてました。何せ題名からして「ソニン初舞台!8人の女たち」だし。つか番組全体のテイストがどことなくTBS感じさせるのはナゼ?
内容は初めての舞台出演に向けてのソニンの頑張りっぷりを前面に出したもの。稽古場やレコーディング風景の他、焼肉屋で今の気持ちを語ったり手作りのパンプキンプリン(携帯サイトに載ってたヤツか)を現場に差し入れしたり、演出の江守さんに自分の意見伝えたりと色んな姿を見ることが出来ました。あとさりげに豪華だと思ったのが共演の女優さん達が語るソニンの印象。
木の実ナナさん
「大したもんですよー。びっくりしちゃう。あたしとてもじゃないけど21の時にあんなことは出来なかったですねぇ。あのー、やっぱり彼女歌も上手いし、だからやっぱり音感がいいのか、とってもカンのいい、女性で、だからとても初舞台とは思えない。で、みんな、もうセリフが覚えられなくても、もう、たまらないのにもう幾らでも全部覚えてますからね、もう、ノビノビやってますよ」
安寿ミラさん
「ほんとに初舞台とは思えない度胸の良さ。それからあのあと演出家と真っ向に勝負出来る新人さんですよね。あれには本当に驚きます。もう自分の、なんていうのかな、全部のこう、自分のやりたいことをパーンとぶつける。演出家に対しても、周りに対しても。でもそんなに尖ってる印象も全然無くて、周りと上手くこう協調して、いますからー。自分の役をちゃんと確立していってるという印象で、このまんまもう真っ直ぐ!伸びていってほしい。すごく素直な演技なんですよ。もうほんと自然体でねぇ」
山本陽子さん
「そうですね、とても、その初めての舞台とは思えないぐらいの、その、感性の良さを、それからその、人を惹きつける、周りの人たちのね、あたし達を何かこう、自分がああだった時オドオドオドオドしてたんですけど、そういうものがもう、無くって、非常にさわやかに、その、スタジオの中でこの稽古場の中で振舞えてるっていうの?自然体で。これが素晴らしいと思いますね」
毬谷友子さん
「歌ってやっぱり、3分間のドラマっていうか3分間の一人芝居みたいなもんじゃないですか。だから、そのーこうグアァッて一瞬にして観客の心をつかむことがもう既に、出来てるから、だから彼女がセリフを言うとガッ!て何かこう、こう出来るんですよね、こう魂みたくカッと。で初舞台っていうのは演劇では初舞台ですけど、演劇もウタも、ルーツは一緒なので、まったくベテラン、だという風に私は、認識しております」
岡本麗さん
「彼女の方が、先行っちゃってんですよ。もうあたし達なんかより、もう一番セリフ大変なんですよ。やることも大変なんです。だけど、彼女は最後の長ゼリ(長ゼリフ)なんかもこう、一日で覚えてきたしねぇ。もうほんとに、“おっとっと”です(笑)」
佐藤江梨子さん
「いやーもう、正直、すっごい、こう、据わってる人だなって、肝が据わってる人だなって、思いますよ。あの稽古中に、あのコップを使うシーンがあって、あたしのコップだけなぜか水が入ってたんですよ、パッて、バッて持った時に、コップの水がバッてこぼれて、ちょっとビックリしちゃって、ウワッて、ちょっと悲しくなるじゃないですか自分が。そしたらー、ソニンちゃんがカッコいいなーと思ったのがー、ウワッて思ってそれがバッて飛び散った瞬間にソニンちゃんがこう、手で!こう水をこうすくってくれたんですよー。そんで、そのすくってくれた水で、水を自分のジャージにこう、こすり付けてー、この人はなんて器が大きいんだろうと思って、すごい一瞬にしてホレました。すごいステキだなと思って。」
あえて大女優様方の発言のウラは読みませんよワタシは。多少リップサービス入ってたとしても共演者の方々からこれだけの言葉で評価受けてるという事実だけで嬉しいです。コメントの中で印象に残ったのはサトエリさんの語った擬音使いまくりのハプニングに対するソニンの行動についてのエピソードでしょうか。ソニンのカッコよさをリスペクトするサトエリさん、ホントいい人だー。あと毬谷さんの歌と演劇に共通性を見出してる視点は興味深かったです。
とにかくコメントする姿見てるだけで個性派揃いということが窺われる今回の舞台の紹介番組でこれだけソニンがピックアップされてるという事実が改めてすげぇなと思いました。