AH!HOUSE COLLAPSES!

てな訳で行ってきました、「あゝ!一軒屋プロレス」舞台挨拶。入場してからしばらくして客席は満員になり立ち見も出る程でした。場内で待つ間、何故か主催者側の差し入れとして観客にお茶のペットボトルが配られてて何だこの気配りは、とか思った。ちょうどのど渇いてたんでありがたかったけれども。
しばし映画のBGMを聴いた後、いよいよ挨拶の時間。役者さん達が続々入場する中で登場人物の一人である柳浩太郎さんが入ると同時に巻き起こる黄色い歓声。あーこの方のファンもかなりのパーセンテージを占めてるな、今回の観客層。あとプロレス関係ファンの人の割合も結構高かったようだ。
舞台挨拶では、主役の橋本真也さんから順番に自分の役柄について、この映画の感想、見所を挙げるとしたらどこか、などが語られ、ソニンも自らのアクションについてや、注目シーンについて話してました。監督・アクション監督の苦労話や企画・製作の高橋がなりさんの本作品に対する意気込みなども含め、かなり密度の濃い内容だったと思います。
舞台挨拶後、出演者は一旦ロビーにてマスコミの取材を受けるということで退場、ソニン佐野史郎さん、それに粟田麗さん(橋本さんの奥さん役の方)は仕事の都合でそのまま出るということでしたが、それ以外の方は最前の関係者席にて鑑賞するということに。つかソニンはこの後「8人の女たち」の舞台があるってことでかなりタイトなスケジュールだったんだなぁ、考えてみりゃ。
挨拶から十数分のち、ついに映画が始まる。で、その内容はというと…。
えーと、とりあえず眠くはならないと思う。石川さんでも多分大丈夫じゃないでしょうか(どういう例えだ)。極少々ネタバレするなら、「ホ・ホラー…?」とか「…ラブシーン、なんですかねぇ…」とかね。あと、「ソニーン!」な場面もありましたよ。チラリズムどこじゃねぇ、上脱いじゃったよ!みたいな(勿論背中だけだけど)。いやーマシューとか矢口さんとかの感想聞いてみたいですねこれは。
ソニン以外の部分では、やっぱ格闘家の人たちはアクションシーンの迫力違うなーとか。ソニンも相当頑張ってたけど、それ以上にヤバかった、戦う専門のヒトたちは。
オススメかどうかと問われれば断言するのはちょいとユウキもとい勇気がいるけど、ソニンファンなら見て損はないのは確かだと思います。
とりあえず構成から脚本から何から、この映画を製作した人達の熱意というかパワーみたいのはビシビシ感じましたね。客席でも劇中のシーンについてしばしば笑いが起きたり、終了後自然と拍手が起こるなど反応もなかなかでした。新宿での公開後、宇都宮の劇場にて正月映画としての公開は決まってるらしいけど、この調子でじわじわと全国に展開出来たらいいですね。