安良城紅さんアルバム

Beni
シングルとしてリリースした4曲に加え、畳み掛けるような曲調から穏やかで芯の通ったバラードまで幅広い楽曲を収めてます。初っ端のIntroduction→『Here alone』への流れからしてカッコいいし、表現力も歌唱力もかなりのレベルに達してると思う。これはもう本格的にライブやれますよマジ。一曲ごとのクオリティの高さを保ちつつアルバムとしての一貫性も感じられてこれはお買い得ですわ。
せっかくなんで曲の感想もいくつか(順不同)
『Harmony』
リリース当初は流れるようなメロディが心地よい雰囲気だと思う一方でデビュー曲としてはちょっとだけインパクトが弱めかもとも思ったけど、アルバム中の一曲としてだとより曲の良さが生きてきてる気がした。
『Miracle』
色んな意味でバランスのとれた曲だと思う。
『Here alone』
相変わらず前奏でキますね、これは。
『Break out』
英作詞すげぇ(←曲の感想じゃないし)。
『True fighter』
「想いを 言葉にして伝えて〜」の所が特に好き。
『Daphne』
わ、サワヤカ!青春だよ〜。この歌詞を安良城さんが歌ってるというのがある意味ギャップあって余計にインパクトあるような。

サヨナラ・・・君がいたから 新しい空を知った
愛しさを越える 出発の朝 warm memoriesそっと 抱きしめて
いまなら・・・笑えるから 見送るよ君の背中
まだ冷たい風に daphne微かに 香る曲がり角で

『Always』
こないだラジオで部分的に聴いた時もいいなと思ったけど、通して聴いたらもっとよかった。当人の歌手としてのオフィシャルイメージはハードな印象が強いからこういうバラードを優しい声で歌われると余計に効果的な気が。
多分安良城さんは今後avax王道一直線!な道を進んでいくんだろう。いい曲に出会い歌唱力に磨きをかけて数年後には音楽界に自らのポジションを確保しているんじゃないか。そう考えると今のうちにGGGは彼女のオトボケ部分をもっとピックアップしといて欲しいなーとか思った。ちびっ子トリオと漢字書き取り競争!とか美少女料理王選手権!みたいな企画とかで。そしたら将来、“松嶋菜々子さんinみなさんのおかげです”とか“安室奈美恵さんin時をかける少女”みたいな「あの人があんなことやってたんだ!」的な楽しみ方が出来るし(どういう理由だよ)。
↑関係ないけど、美少女31メンバーの中では本田有花さんは既に素地は出来てるかも。いつか島田歌穂さんや本田美奈子さんのようなミュージカル女優になった時、バラエティ番組とかで芸人ばりのリアクションしてる姿が公開されたり、なんてこと想像すると何か楽しい。